第29回映画文献資料研究会【12月17日】

2011/11/29 映画文献資料研究会

第29回映画文献資料研究会のお知らせ

日本映像学会映画文献資料研究会では下記の如く研究例会を開催いたします。会員の皆様にはふるってご参加下さい。

日 時:2011年12月17日(土) 15時~17時
場 所:日本大学芸術学部江古田校舎東棟2階E204教室
     西武池袋線江古田駅下車 徒歩5分。
発表者:奥村 賢会員(いわき明星大学教授)
テーマ:「戦前戦中期・記録映画におけるドイツと日本の影響関係をめぐって~ドイツと日本の資料調査に関する中間報告~」
  日本の記録映画は、1930年代から40年代にかけて急速な発展を遂げ、第一次黄金期を築きあげた。そしてその背景には、ドキュメンタリーを中心とする欧米映画の影響があったことは周知の事実である。だが、この受容の実態についてはいまだ不明瞭な部分が少なくない。今回の発表では、現在、早稲田大学演劇映像学連携研究拠点の公募研究においておこなっている探索作業を踏まえ、この問題の解明には何が必要でそれはどこまで可能か、また関連資料で残されているものは何かなどについて、実際の事例をひきながら現時点での調査報告をおこないたい。

問合せ先:日本映像学会映画文献資料研究会
代表 田島良一
TEL 03−5995−8220・8944
〒176-8525
東京都練馬区旭丘2-42-1
日本大学芸術学部映画学科内


報告:会報第157号(2012年1月1日)14頁