映画文献資料研究会「『日本映像記録センター』研究」シンポジウム(2019.1/12)開催のお知らせ

2018/12/07 映画文献資料研究会

第46回日本映像学会映画文献資料研究会
2018年度科研費「『日本映像記録センター』研究」シンポジウム
「日本映像カルチャーセンター 映像作品コレクションの再検証とその意義」

企画概要
映像文化が現代社会を大きく支える今日にあって、映像遺産の発掘、収集、保存、利用は映像の発展のみばかりでなく、社会の発展にとってもきわめて重要な意味をもつ。しかしわが国には、このうえなく貴重であるにもかかわらず、正当な評価がされないまま、埋もれてしまっている映像遺産が少なからずある。「日本映像カルチャーセンター」(1972年設立)が所蔵する映像作品コレクションは、その代表格のひとつである。2016年度から2018年度にかけて実施してきた科研費研究「『日本映像記録センター」の研究 ~眠る映画遺産の発掘~」(課題番号16K02322)は、この一大コレクションに再び光をあて、その意義をあきらかにしようとしたものである。シンポジウムでは、コレクションに含まれる具体的な作品事例をとりあげながら、3年間にわたるコレクションの研究調査の結果を報告する。

日時 2019年1月12日(土)13時~17時
会場 東京工芸大学芸術学部中野キャンパス 2号館B2 マルチメディア講義室スケジュール
   13時:基調報告 奥村賢(明星大学デザイン学部、日本映像学会会員)
   14時:参考上映
      『キノプラウダ20号』(1924年、ジガ・ヴェルトフ、16分)
      『夜行郵便列車』(1935年、バジル・ライト&ハリー・ワット、24分)
<休憩>
      『ある夏の記録』(1961年、ジャン・ルーシュ、90分)
       ※各作品とも日本語字幕はなし。詳細な日本語訳資料を配付
   16時:パネルディスカッション
      パネリスト:とちぎあきら(IMAGICA Lab.)
            伊津野知多(日本映画大学、日本映像学会会員)
            村尾静二(国立民族学博物館)
            畠山宗明(聖学院大学、日本映像学会会員)
            奥村賢
         進行:西村安弘(東京工芸大学、日本映像学会会員)
主催 明星大学デザイン学部奥村研究室/日本映像学会映画文献資料研究会
問い合わせ先 明星大学デザイン学部奥村研究室      
       masaru.okumura@design.meisei-u.ac.jp

※入場無料

46回日本映像学会文献資料研究会チラシ