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2011年度第1回映像教育研究会【4月30日】

2011/04/20 映像教育研究会[第一次:2015年3月31日まで]

2011年度第1回映像教育研究会
~アニメの教科書に関する2回目の研究会~

 3月29日に開催しましたアニメ教科書についての映像教育研究会には、震災による状況が悪い中、学会会員を始め多くの皆様にご参加頂き、活発なご議論を頂きました。しかし、前回予定をしておりました学生に向けた講義シミュレーションが実現できませんでした。そろそろ学生もキャンパスに戻り始めましたので、前回ご提案申し上げました2回目の研究会を開催いたします。
  東京都の制作したアニメ教科書に関して、シラバスのモデルが作成されました。そのシラバスに従い模擬授業を実施し、教育現場におけるテキストの効果的な活用方法、人材育成に向けた教科書のあり方などを研究テーマとして研究会を開催します。

 この研究会では、テキストを使用すると想定される複数の教育機関の学生に対して、モデル・シラバスによる模擬授業を行うことにより、効果的なテキスト使用方法、教育の手法等について実践的研究を進める事で、アニメ分野を含めて広く映像教育に資する教科書のあり方について提案をして行く事を目標としています。

「今回の模擬授業にご協力を頂く受講生」
1. 東京工科大学(4年制大学メディア学部系2年生)

2. 女子美術大学(4年制美術大学2年生)
3. 日本工学院蒲田校(2年制専門学校アニメーション学科2年生)
4. 日本電子専門学校(2年制専門学校CG学科2年生)

「講義シミュレーションの実施内容」
上記の4つの教育機関の協力を得て、各学生に対する模擬授業を行う。
なお、それぞれの学生の画力、制作経験が一様ではないため、今回はアニメ制作におけるプリプロダクションに関する授業をモデルとして実施する。
授業終了後、研究会の議論に資するために、学生達の意見・感想等も聴取し、その後研究会の議論を進める。

・開催日時 2011年4月30日(土)14:00~17:00
・会場 女子美術大学(杉並校舎)6号館4階
 地図 http://www.joshibi.ac.jp/siteinfo/access/suginami.html
・プログラム
14:00~15:00 模擬授業
担当講師:奥田誠治氏(アニメーション監督)、三上浩司氏(東京工科大学メディア学部講師)
15:00~17:00 前回研究会の概要報告および討議

定員:30名
主催:日本映像学会映像教育研究会
協力:日本動画協会

【参加申し込み】下記まで (氏名、所属、E-mail)
女子美術大学大学院 為ヶ谷秀一研究室 宛
E-mail:tamegaya01013@venus.joshibi.jp


報告:会報第156号(2011年10月1日)38頁-39頁