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アナログメディア研究会「『ヒカルオンナ―フィルム・エクスプレッション―』女性作家たちのフィルム上映会」【11月3日】

日本映像学会会員各位

アナログメディア研究会主催
『ヒカルオンナ―フィルム・エクスプレッション―』女性作家たちのフィルム上映会
開催のお知らせ

【日時・会場】
■日程:2017年11月3日(祝金) 16:35開場 16:40上映
■会場:人形町ビジョンズ 東京都中央区日本橋堀留町2-2-9ASビル1F
■上映会当日資料代:¥500
■主催: 日本映像学会 アナログメディア研究会
https://www.facebook.com/analogmedia
e-mail:analogmedia2013@gmail.com

2015年11月から毎年行われてきた「ヒカルオンナ」上映会ですが、初のギャラリー展示+1日上映会を企画します。
ギャラリー展示では、フィルムメディアに関係する絵画、フィルム作品を制作する上での工程を視覚化したものや、映写機を使ったループ上映、フィルム撮影した作品をデジタル化した作品等を扱っていきます。フィルム作品を制作するのに欠かせないカメラやフィルム、現像・製作工程等にも人を惹きつける力があると思います。
今回の展示でスクリーンに投影したフィルムの魅せる世界以外にも、フィルムメディアの魅力を感じてもらえたらと考えています。
上映会はフィルムで制作している女性作家の作品を上映していきます。
尺は1時間程度を予定しています。

上映場所、地図などは以下のURLをご参照下さい。
http://www.visions.jp/
また、今回はギャラリー展示も10月31日(火)〜11月4日(土)まで開催しております。

■■■プログラム■■■
■ 8ミリフィルム上映
白木羽澄【てんぐんて】
早見紗也佳【おともだち】
三谷悠華【うごめき】
原侑里【色染】
徳永彩加【鹿児島8ミリ探訪】
黄木可也子【藍にゆく粒の声】

■ 8ミリフィルムインスタレーション
横江れいな【film delete】

■ 16ミリフィルム上映
徳永彩加【玻璃の少女】
狩野志歩【揺れる椅子】

以上。

日本映像学会アナログメディア研究会
代表 西村智弘
〒166-0011 東京都杉並区梅里1-3-3
阿佐ヶ谷美術専門学校(末岡一郎)

アナログメディア研究会協力「はらっぱ祭り 映像インスタレーション&ワークショップ」【10月7・21・28日、11月4・5日】

アナログメディア研究会協力事業
はらっぱ祭り 映像インスタレーション&W.S.
開催のお知らせ

◆◆◆はらっぱ祭り 映像インスタレーション&ワークショップ◆◆◆
フィルム(8mm,16mm)で映像インスタレーションを作るワークショップです。
フィルムで作られた映像インスタレーションを第29回武蔵野はらっぱ祭りで上映、公開します。

①10月7日土曜日 14時から18時 
小金井市中町天神前集会所(小金井市中町1-7-7) 
JR 武蔵小金井駅南口から徒歩15分位。小金井街道を南へ、前原坂下信号で左の道へ、自動車学校の脇を通って川沿いの道を左へ、川沿いの道を300m位行った所。
ワークショップ第一回目 はらっぱ祭りでの映像インスタレーションについて。8ミリ、16ミリ撮影機材の使い方の解説。撮影機材の貸し出し。
17時から18時くらいまで 武蔵野公園はらっぱ祭り会場下見。第29回武蔵野はらっぱ祭りについての説明、解説。

②10月21日土曜日10時から19時位まで 小金井市中町天神前集会所
W.S.第二回 撮影したフィルムの自家現像 8mm,16mm,モノクロ。

③10月28日土曜日14時から18時 
小金井市公民館貫井北分館(小金井市貫井北町1-11-12)
http://www.ntk-koganei.org/access/index.php
JR武蔵小金井駅北口から徒歩15分位。北口の線路沿いの道を西(国分寺方向)へ。
W.S.第三回 フィルムをループにしてインスタレーションにします。 フィルムの編集のやり方。映写機使い方。

④11月4日土曜日、5日日曜日 武蔵野公園 第29回武蔵野はらっぱ祭り
はらっぱ祭り:http://the-harappa.net
はらっぱ祭り、映像インスタレーション本番。W.S.参加者はここで作品を発表します。映像インスタレーションでこの時だけの参加も歓迎。はらっぱ祭りは雨天決行、映像インスタレーションは雨天の場合は中止です。

W.S.は3回全て参加とはらっぱ祭りでの発表が基本です。
フィルム現像だけの参加は出来ません。
作品があれば映像インスタレーションだけにも参加出来ます。

参加費:1,500円 貸出機材、現像薬品(モノクロ)8ミリ用リール1個、白リーダー、が含まれます。カメラ、映写機、などは貸し出ししますが、お持ちの方はご持参下さい。
プラス: フィルム代実費 8ミリモノクロフィルムTRI-X(2,780円9月19日現在ヨドバシカメラ)は値上げが予告されています。
プラス: 映像インスタレーション実費は発電機レンタル代、ガソリン代などの実費割り勘額、になります。およそ1,500〜2,000円 / 一人程度を予定しています。参加者の人数や天候によって変わります。

定員:15名(8ミリは未経験者可、16ミリは単体露出計で露出を測って撮影出来る人)

申し込み期限:10月5日木曜日まで 

申し込み、問い合わせ:distortedcinema-workshop@yahoo.co.jp 太田曜(オオタ ヨウ)電話:080—1276—8478
主催:8mmFILM小金井街道プロジェクト http://shink-tank.cocolog-nifty.com/perforation/
協力:日本映像学会 アナログメディア研究会 https://www.facebook.com/analogmedia/

以上
日本映像学会アナログメディア研究会
代表 西村智弘
https://www.facebook.com/analogmedia/
〒166-0011 東京都杉並区梅里1-3-3
阿佐ヶ谷美術専門学校 内
担当 末岡一郎
TEL.03-3313-8655

会報第180号PDF公開版を掲載しました。

会報第180号(2017年10月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。[ペーパーによる完全版は会員配布]

JASIAS_NewsLetter180
会報第180号

PDFがウィンドウに表示されない(画面が真っ白や真っ黒等)ときは、
ウィンドウ右下端のサイズ調節をマウスで動かして調節してみてください。
ウィンドウの幅のサイズが会報の幅のサイズより大きいときなどに、
PDF表示画面が出ずに真っ白や真っ黒の画面になることがあります。
また、文字が一部しか表示されないときは、URL表示のそばにあるリロードボタンをクリックしてみてください。


会報への会員による投稿につきましては以下の投稿規定をお読みのうえ、末尾の連絡フォームによりご連絡ください。のちほど担当よりご連絡申し上げます。

日本映像学会 会報 投稿規定(2017年10月 理事会決定)

1.投稿資格

(1) 投稿の時点で正会員の資格を有していること。

(2) 投稿者本人が執筆者であること。共著の場合は、投稿者が筆頭執筆者であり、必ず他の共著者全員の承認を得た上で投稿しなければならない。

2.投稿内容

(1) 映像に関する研究を推進し、広く映像文化の向上に寄与するもの(「日本映像学会会則」第2章第4条にもとづく)。

(2) 未発表のもの。二重投稿は認めない。投稿者自身の既発表論文や口頭発表と関連がある場合には、そのことを必ず明記すること。

(3) 投稿者は、自らが著作権を有しない著作物や図版などを引用するに際しては、著作権法(第32 条第1項)が定める引用の条件に則って行なうものとし、必要な場合はその著作権所有者の許諾を得なければならない。

3.字数

(1) 字数は自由(1ページは2,400字程度・複数ページも可)

(2) 図版を添付する場合には、図版の大きさを文字数に換算し、全体の文字数に含める。

4.体裁

(1) 完成原稿であること。

(2) メール本文に、題名、執筆者名、住所、電話番号、Eメールアドレス、所属等を記すこと。なお、総務委員会が原稿を確認し、事務局からEメールで「原稿受付」の通知をする。

5.提出方法

(1) 電子データをメール添付で事務局に送信すること。

(2) メール本文にOSの種類とソフト名(Wordもしくはテキスト)を明記すること。

6.投稿先

E-mail: jasias@nihon-u.ac.jp

7.校正

著者校正は初校のみとし、以後は総務委員会が行なう。

8.著作権

会報に発表された研究報告等の著作権は日本映像学会に帰属する。他の著作に転載する場合には、事務的な手続きのため、事前に文書等で学会に連絡し、転載する際に、会報への掲載に関する基本的な書誌情報を明記すること。

9.締切

投稿は随時受け付ける。

10.その他

(1) 掲載の可否については、総務委員会が決定する(一部改稿を求めることもある)。また、「採否の通知」は事務局からEメールで送信する。

(2) 投稿原稿掲載部分はPDF電子版会報の内としてホームページ上で一般公開

以上


日本映像学会会報への会員投稿に関する連絡フォーム

エラー: コンタクトフォームが見つかりません。

中部支部2017年度第1回研究会・第1回メディアアート研究会「映像とメディアアート展」【9月23日】

2017年度 | 日本映像学会 中部支部 | 第1回研究会
第1回メディアアート研究会「映像とメディアアート展」
開催のお知らせ

下記の通り中部支部 2017年度第1回研究会を開催いたします。
あわせてメディアアート研究会も開催致します。
(メディアアート研究会主催の展覧会を、会場校にて開催しております。文末をご確認ください)

会員の皆様の参加をお待ち申し上げます。

※中部支部会員各位:阿部一直氏のご講演タイトルが変更となっていますので、ご確認お願い致します。

2017年度 | 日本映像学会 中部支部 | 第1回研究会
第1回メディアアート研究会「映像とメディアアート展」

日時:2017年09月23日(土)14:30より
会場:愛知県立芸術大学 新講義棟大講義室
   (〒480‒1194 愛知県長久手市岩作三ケ峯1‒114)
    ※会場へのアクセスは、文末をご確認ください。

◎スケジュール
 14:30~14:35 開催校挨拶
 14:35~15:00 研究発表:伊藤仁美会員 (映像作家)
 15:05~15:30 メディアアート研究会 研究発表:村上泰介会員 (愛知淑徳大学創造表現学部准教授)
 15:35~16:00 メディアアート研究会 研究発表:大泉和文会員 (中京大学 工学部メディア工学科教授)

 16:20~17:30 招待講演:阿部一直氏(キュレーター)※共催:愛知県立芸術大学芸術講座

 17:40~18:00 支部総会

 ※終了後、学内にて懇親会

◎招待講演
メディアアートと公共性、アーカイヴィング 〜 “Promise Park Project”の事例から
Media Art approaches commonality and Archiving – The case study of “Promise Park Project”

阿部一直氏(キュレーター)
世界のあらゆる都市に存在する「公園」。公園はなぜ作られたのか?そこは本来、何のための場所なのか? この問いの下、YCAMでは、2013年から3年にわたって、韓国のアーティスト、ムン・キョンウォンと共同で「未来の公園」を主題に「プロミス・パーク・プロジェクト」を推進してきた。最初の発端は「アートと集合知」という主題から、YCAMからムンへコラボレーションリサーチをオファーし、そこからムンが提案したテーマが「公園」である。様々な文明、文化、人類の営みが交錯し、時代を超えて維持されていく公園が、人類にとっての集合的な知の結晶であり、巨大な都市のアーカイヴであると発想したムンは、さらに近代的社会システムに則って成立している都市が、大規模な災害を経て瓦解した後の姿を想定し、プログラマー、建築家、ランドスケープデザイナー、植物学者等とともに、デジタルアーカイヴやバイオアートも含めた、近未来の公園を実践的に考察する。このレクチャーでは、プロジェクトの中でおこなってきたフィールドワークや資料調査の成果の集大成としての新作インスタレーション、パーク・アトラス(ビジュアル・アーカイヴ)、バイオワークショップなどを紹介するとともに、メディアアートと歴史性の関わりの検証的な参考事例としてプレゼンテーションする。
※愛知県立芸術大学芸術講座との共催

阿部一直氏プロフィール
フリー・キュレーター、プロデューサー
1960年長野県生まれ、東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。
1990-2001年キャノン株式会社「アートラボ」専任キュレーター。2003年より、磯崎新設計になる山口情報芸術センター[YCAM]のチーフ・キュレーター及びアーティスティック・ディレクターとして、ディレクション / 総合監修を担当。2012〜16年副館長兼任。主なオリジナル企画に坂本龍一+高谷史郎「LIFE – fluid, invisible, inaudible …」、池田亮司「testpattern」「supersymmetry」など。2006年ベルリン「transmediale award 06」国際審査員。2009年台北「台 4回デジタルアートフェスティヴァル台北 / デジタルアートアワーズ」国際審査員。2014年-16年文化庁芸術選奨メディア芸術部門選考審査員。2017年光州(クアンジュ)ACC Festival ゲストディレクター。

◎研究発表

『身体の延長としての映像表現』
伊藤仁美会員 (映像作家)

要旨:
作品を制作・鑑賞するにあたって、個人的な体験や感覚を同一視することは困難であり、各々の感じている意識の形態は多様であると考えている。個人の眼差しから出発する映像表現の様態を自らの作品を通して紐解き、考察する。

◎メディアアート研究会 研究発表

『共感の設計: 発達障害の感覚経験とメディアテクノロジーについての考察』
村上泰介(愛知淑徳大学 創造表現学部 准教授)

要旨:
発達障害(主に自閉症スペクトラム障害)は感覚の統合に問題を抱えており、健常とは異なる身体イメージを持つことが考えられる。こうした自閉症スペクトラムの身体イメージを健常が体感し理解を深めるために、筆者は自閉症スペクトラムの感覚経験をシミュレートする研究を進めている。本研究では環境の中から注意する対象を見つけることが困難な自閉症スペクトラムの感覚特性に着目し、自閉症スペクトラムの聴覚をシミュレーションする装置を制作した。自閉症スペクトラムでは左右の耳にとどく音の時間差に基づく音の空間定位の困難や、複数の音が存在する環境の中から特定の音を聴く手がかり(時間微細構造)の感度が低いなどの困難を抱えていることが報告されている。
制作した装置は、空間に存在する音声を人間の耳と同じように取得するためのバイノーラルマイクを、子どもの頭ほどの大きさの球体の中に設置したもので、自由に持ち歩けるようにした。この球状の装置に接続されたヘッドフォンを装着した体験者の耳には、バイノーラルマイクからの音声が聴こえるが、バイノーラルマイクの耳の位置と向きは、体験者の耳のそれとは一致しない。こうした装置の構造によって、ヘッドフォンを装着した体験者は自身の身体から聴覚が分離したような感覚を体感できる。
制作された装置を使ってワークショップを実施し、インタビューをしたところ、体験者の多くが自他の境界が曖昧になるような感覚を経験したことがわかった。こうした感覚経験は自閉症スペクトラムの当事者研究でよく見られる現象であり、本研究により制作された装置が、自閉症スペクトラムの感覚経験を部分的に追体験させたのではないか。
また、本研究を通して、人間が世界を捉える方法について、健常とは異なった別のアプローチが存在する可能性を示せたのではないかと考える。

『中心の喪失から水平の喪失へ ─── インターフェイス/現象としての映像,加速度と身体』
大泉和文会員 (中京大学 工学部メディア工学科 教授)

要旨:
一般に映像は実写もCGでも作者の意図に沿って編集され,時間軸を伴って観賞される作品である.コンピュータの登場は,データやシミュレーションの可視化のみならず,リアルタイムかつインタラクティヴな映像生成を可能とし,メディア・アートの本流ともなった.
この意味で映像は一般的にアウトプットであり,観賞者によるインプットの間に介在するのが通常のインターフェイスである.今回の展覧会テーマは「インターフェイスとしての映像」であり,映像そのものをインターフェイスとして再考することから出発した.作品では映像と観客との間に表出する「現象としての映像」を意図した.
次に身体性であるが,身体を形づくる最大の枠組みの一つが重力であると思う.1Gの重力が,地球の景観や動植物の形態,そして建築を初めとする人工物の構造を規定している. 日常,重力を意識することは稀であるが,人間は五感のほかに加速度を知覚するという考え方がある.作品では長さ4mのシーソー状の装置を作り,観客がその上を歩く際の傾きにより加速度の変化を誘発させた.
傾きによりインタラクティヴかつリアルタイムに生成する映像として,今回はモアレ現象 を採用した.1960年代の初期コンピュータ・アートでは,オプアートの影響の下,プロッタ 出力によるモアレ・パターンが流行した.プロジェクタの解像度の向上に伴い,2つの映像 の重ね合わせでもモアレの表出が可能となった.モアレの採用理由は初期コンピュータ・ア ートへのオマージュと,映像メディアの高解像度化による.
20世紀は美術に限らず様々な局面において「中心の喪失」が相次いだが,今世紀は基準となる水平(垂直)軸さえも定まらず混迷を深めている.歴史に照らし合わせれば,この状況はしばらく続くであろう.作品タイトル《Loss of Horizontality》は辞典では傾斜の意味であるが,直訳の「水平の喪失」による.

—————

◎関連企画

メディアアート研究会企画 ― 映像とメディアアート展
インターフェイスとしての映像と身体

概要:映像表現の役割の一つにインターフェイスとしてのアウトプットが考えられる。
メディアアート表現の現在として、7組の研究者/アーティストの作品を展示する。

日時:2017年9月9日(土)- 9月24日(日)10:30 – 16:30 月曜休館
場所:愛知県立芸術大学芸術資料館

展示作家:
村上泰介 (愛知淑徳大学創造表現学部准教授)
鈴木浩之 (金沢美術工芸大学美術科准教授)+大木真人 (宇宙航空研究開発機構研究員)
大泉和文 (中京大学 工学部メディア工学科教授)
ロラン・ミニョノー&クリスタ・ソムラー (リンツ美術工芸大学メディア研究科教授)
伊藤明倫 (メディアアーティスト)+高橋一成 (筑波大学研究員)
金井 学 (アーティスト)
関口敦仁 (愛知県立芸術大学美術学部教授)

◎会場へのアクセス
名古屋東部丘陵線リニモ「芸大通駅」徒歩10分
詳細は、下記のリンク先をご確認ください。
https://www.aichi-fam-u.ac.jp/guide/guide04/guide04-01.html
キャンパス構内マップ
https://jasias.jp/wp-content/uploads/2017/09/APUFAMcampusmap20170923.pdf

以上

日本映像学会中部支部
担当常任理事 伏木啓
〒470-0196 愛知県日進市岩崎町竹の山57
名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科内
http://jasias-chubu.org/

日本映像学会メディアアート研究会
代表 関口敦仁
〒480‒1194 愛知県長久手市岩作三ケ峯1‒114
愛知県立芸術大学美術学部内

関西支部第39回夏期映画ゼミナール2017年【9月1・2・3日】

日本映像学会関西支部第39回夏期映画ゼミナール2017年
「山田五十鈴 生誕百年記念特集―彼女が演じた娘・妻・母―」

主催:日本映像学会関西支部・京都府京都文化博物館 
*日本映像学会研究活動助成対象研究*

プログラム
9月1日(金)
午後1:30 ~ 開会の辞
午後1:40 ~ 午後2:00
  『国士無双』(伊丹万作) 1932年 20分 日活
午後2:15 ~ 午後3:26
  『折鶴お千』(溝口健二) 1935年 86分 第一映画
午後3:45 ~ 午後4:56
  『浪華悲歌』(溝口健二) 1936年 71分 第一映画
午後5:15 ~ 午後6:44
  『昨日消えた男』(マキノ正博) 1941年 89分 東宝
                                           
9月2日(土)
午後1:00 ~ 午後2:54
  『女優』 (衣笠貞之助)  1947年 114 分 東宝
午後3:10 ~ 午後5:17
  『女ひとり大地をゆく』(亀井文夫) 1953年 127分 キヌタプロ
午後5:40 ~ 午後7:40
シンポジウム
  パネリスト:木下千花(日本映像学会会員、京都大学) 
  パネリスト:中島貞夫(日本映像学会会員、映画監督)
  司会進行 :中村聡史(日本映像学会会員、関西学院大学)

9月3日(日)     
午前10:30 ~午後0:18
  『流れる』(成瀬己喜男) 1956年 108分 東宝
午後0:35 ~ 午後2:10
  『暴れん坊街道』(内田吐夢) 1957年 95分 東映
午後2:25 ~ 午後4:30
  『どん底』(黒沢明) 1957年 125分 東宝
午後4:50 ~ 午後6:34
  『ぼんち』(市川崑) 1960年 104分 大映
午後6:35 ~ 午後6:45 閉会の辞

会場:京都市中京区三条高倉 京都文化博物館 
TEL 075(222)0888
FAX 075(222)0889
http://www.bunpaku.or.jp
[ 交通機関 ]
  ○地下鉄「烏丸御池駅」下車、5番出口から三条通を東へ徒歩約3分 
  ○阪急「烏丸駅」下車、16番出口から高倉通を北へ徒歩約7分 
  ○京阪「三条駅」下車、6番出口から三条通を西へ徒歩約15分 
  ○JR・近鉄「京都駅」から地下鉄へ 
  ○市バス「堺町御池」下車、徒歩約2分

参加費等:学会会員は、3階フィルムシアター入口の日本映像学会関西支部受付へ直接お越しください。
※参加希望の日本映像学会会員は8月28日(月)までに予め関西支部事務局へメールか電話連絡かFAXをください。その上で連絡先をお知らせください。折り返し当日の詳細等ご連絡いたします。

問合せ先:〒585-8555 大阪府南河内郡河南町東山469 
大阪芸術大学映像学科内 日本映像学会関西支部事務局(遠藤・大橋)宛
TEL 0721(93)3781 内線:3327  FAX 0721(93)6396
Mail : eizou@osaka-geidai.ac.jp

以上

ショートフィルム研究会主催「ショートフィルムの文化的起源:戦前のおもちゃ映画・小型映画の魅力と歴史」(トークと参考上映)【9月3日】

ショートフィルム研究会「ショートフィルムの文化的起源:戦前のおもちゃ映画・小型映画の魅力と歴史」(トークと参考上映)開催のお知らせ
http://theatercafe.blog.fc2.com/blog-entry-767.html

おもちゃ映画/小型映画とは、戦前に親しまれていた、家庭で手軽に映画を楽しむための装置です。
テレビ以前の時代には、これを用いるために、映画館上映に使った劇映画・ニュースのフィルム断片や、人気のちゃんばら場面を大量に複製したものなどが販売されました。
またこれによって、新規制作のアニメーション作品が、現在のテレビアニメのように家庭で見られるようなったという点でも画期的な装置でした。
企画では、おもちゃ映画で人気だった時代劇スターや、子供向け映画技術本についての解説トークとともに、京都おもちゃ映画ミュージアムの太田米男氏をお招きして、装置の魅力や当時の映画文化の様子などをひもときます。
映画体験のルーツに触れるこの貴重な機会に、ぜひご参加ください。

おもちゃ映画の映写体験をしていただけるコーナーを予定しています。

日時:9月3日(日) 開場14:30/開演15:00(17:30終了予定)
会場:シアターカフェ(Theater cafe)
  〒460-0011愛知県名古屋市中区大須2丁目32-24 マエノビル2階
  Tel  052-228-7145
  E-mail  main@theatercafe.jp
  WEB  http://www.theatercafe.jp

定員:20名
入場無料

プログラム
  トーク①澤茂仁会員
  参考上映:坂東妻三郎集(ダイジェスト・約15分)
    『尊王』志波西果(1926)阪妻プロ松竹
    『血染の十字架』安田憲邦(1927)阪妻プロ松竹
    『新選組隊長近藤勇』犬塚稔(1928)阪妻プロ松竹
    『闇 後日譚』犬塚稔(1929)阪妻プロ松竹
    『潮に乗る北斗』安田憲邦(1929)阪妻プロ松竹
    『雪の渡り鳥』宮田十三一(1931)阪妻プロ松竹
    『剣士桂小五郎』宇沢義之、沖博文(1933)阪妻プロ松竹
    『国定忠治』マキノ正博(1937)日活京都
    『飛竜の剣』稲垣浩(1937)日活京都
    『血煙高田の馬場』マキノ正博、稲垣浩(1937)日活京都

  トーク②洞ヶ瀬真人会員
  参考上映:国産アニメーション集(ダイジェスト・約15分)
    『0助漫遊記』不明(不明)ライオン家庭フィルム
    『お猿の艦隊』不明(不明)ライオン家庭フィルム
    『お伽のお爺さん』村田安司 朝日フィルム
    『チビ助捕物帳』不明(不明)ライオン家庭フィルム
    『チョンマゲぢいさん東京見物』不明(不明)ライオン家庭フィルム
    『のらくろとミッキーの芝居騒動』不明(不明)ライオン家庭フィルム
    『漫画火星飛行』不明(不明)キング丸愛フィルム
    『ピー坊の海底征服』不明(不明)ライオン家庭フィルム
    『一寸法師』不明(不明)ライオン家庭フィルム
    『火の玉小僧 海賊退治』酒井七馬(1935)ライオン家庭フィルム
    『金太郎 大江山』不明(不明)ライオン家庭フィルム

  トーク③ゲスト:太田米男会員、澤茂仁会員、洞ヶ瀬真人会員
  参考上映:国産記録映像集(ダイジェスト・約15分)
    『関東大震災』(1923)
    『関東大震災翌日の記録』(1923)
    『大正天皇御大喪儀』(1927)
    『不詳<御大礼の日>』(1928)
    『大禮特別観艦式』(1928)全日本映画業組合
    『満州事変映画 錦州方面』(1932)大阪毎日新聞社
    『動乱の上海<第3報>』(1932)朝日フィルム
    『動乱の上海<第4報>』(1932)朝日フィルム
    『護れ熱河を』(1933)朝日発声映画ニュース/朝日新聞社
    『志那事変 徐州への大進軍』(1938)東日大毎国際ニュース/東日大毎活映部

  終了後、交流会(参加費500円)あり
  ※交流会へのご参加は事前にmain@theatercafe.jpへお知らせください

企画 洞ヶ瀬真人、澤茂仁、シアターカフェ
主催 日本映像学会ショートフィルム研究会
協力 一般社団法人 京都映画芸術文化研究所 おもちゃ映画ミュージアム
日本映像学会研究会活動費助成対象研究

以上

日本映像学会ショートフィルム研究会
代表 林緑子
〒460-0011
愛知県名古屋市中区大須2丁目32-24
マエノビル2階

アナログメディア研究会協力「現代美術展 小田原ビエンナーレ2017」16ミリフィルム実験映画上映・トーク【9月2日】

アナログメディア研究会協力事業
現代美術展 小田原ビエンナーレ2017「感性の磁場Ⅱ」
実験映画 太田曜 / 渡辺哲也 作品 16ミリフィルム上映・作家トーク(太田)
開催のお知らせ

日時:2017年9月2日土曜日 14時〜17時
会場:巨欅(大欅)の居[おおけやきのいえ]岩瀬邸(神奈川県小田原市鴨宮692)
JR 東海道線鴨宮駅北口下車5分 TEL:0465-49-6077(岩瀬邸)
巡礼街道ヤオマサ/ダイソーの裏手です。ヤオマサより脇の道を南側に30メートル程。

入場無料

小田原ビエンナーレについては以下のホームページ等をご参照下さい。
http://tetuyaiimuro.wixsite.com/odawara
http://k.ymkp.net/s41/20170816_iimuro.html

太田曜作品 全て16ミリフィルム 約88分
 UN RELATIF HORAIRE 1980 2 min color silent
 UN RELATIF HORAIRE No3 1980 3 min color silent
 TEMPS TOPOLOGIQUE 1981~82 11min b&w silent
 STADEL 1985 7min color silent
 FLOTTE 1993 9min color sound
 DISTORTED”TELE”VISION 1997 11min color sound
 INCORRECT CONTINUITY 1999 9min color sound
 INCORRECT INTERMITTENCE 2000 6min color sound
 SPEED TRAP 2004 6min color sound
 PILG IMAGE of TIME 2008 14min color sound
 ULTRA MARINE 2014 5min color sound
 BLANK SPACE 2016 5min b&w + color

渡辺哲也作品 全て16ミリフィルム 約28分
 EMULSION SEA 1972 12min b&w sound
 コーヒーを飲む 1975 16min b&w sound

主催:小田原ビエンナーレ実行委員会
後援:小田原市 他
協力:日本映像学会アナログメディア研究会 他

以上
日本映像学会アナログメディア研究会
代表 西村智弘
https://www.facebook.com/analogmedia/
〒166-0011 東京都杉並区梅里1-3-3
阿佐ヶ谷美術専門学校 内
担当 末岡一郎
TEL.03-3313-8655

映像教育研究会第三回公開研究会「クリスチャン・メッツと社会科学高等研究院—1970年代と80年代の経験から」【8月5日】

日本映像学会映像教育研究会 第三回公開研究会

『クリスチャン・メッツと社会科学高等研究院—1970年代と80年代の経験から』

日時:2017年8月5日(土) 10:00-12:00
場所:首都大学東京秋葉原サテライトキャンパス会議室B(座席数30)
http://www.tmu.ac.jp/university/campus_guide/access.html
(東京都千代田区外神田1-18-13秋葉原ダイビル12階)

【趣旨】
クリスチャン・メッツは映画研究者であると同時に、多くの後身を育成した教育者、指導者でもあった。第3回公開研究会では、1970年代後半から80年代にかけてフランスに留学し、社会科学高等研究院にてメッツの薫陶を受けた武田潔会員をゲストに迎え、メッツの教育、指導、交友関係についてご講演いただく。

【当日のスケジュール】
10:00-10:10 研究会代表挨拶(木下千花・京都大学)
10:10-11:30 講演(武田潔・早稲田大学)
11:30-12:00 質疑応答・全体討議(進行:角井誠・首都大学東京)

お問い合わせ:難波阿丹(聖徳大学・東部支部)
anni.namba@gmail.com
参加費:無料
申込み:不要

日本映像学会映像教育研究会
代表 木下千花
〒606-8501京都市左京区吉田二本松町
京都大学大学院人間・環境学研究科内

第19回ヴィデオアート研究会【7月29日】

ヴィデオアート研究会 第19回研究会(7月29日)開催のお知らせ

日時:2017年7月29日(土)15:00-17:00
会場:梅屋敷スタジオ
東京都大田区大森西7-7-27第二宝荘1F北側
(イワサキ印刷右、設備屋の左)
京急本線梅屋敷駅10分、JR/東急蒲田駅東口より13分
https://goo.gl/maps/zAS65zsbrCu

内容:ハルーン・ファロッキとモンタージュ理論
ドキュメンタリー的手法で映画やアート作品を手掛けるハル―ン・ファロッキに関する研究の第二回として、今回はファロッキの作品の位置づけを更に図るため、その作品歴を映画・メディア理論などと照らし合わせながら定義を試みる。モンタージュ理論や近刊のジョルジュ・ディディ・ユベルマン「受苦の時間の再モンタージュ」ほかテキストと共に研究を進めます。適宜ファロッキ作品から《世界のイメージ:戦争の刻銘》(1988)《隔てられた戦争 識別+追跡》(2003)などの抜粋を紹介する予定。

予定パネリスト:
瀧健太郎(ビデオアートセンター東京/武蔵野美術大学非常勤講師/学会員)

進行:河合政之(東京造形大学・東北芸術工科大学非常勤講師/学会員)

会場定員:10名

*本研究会は、ヴィデオアートのアカデミックな研究と、制作や展示現場のフィールドワークを交互に行なう方針で発足されました。今回はヴィデオアートに関する文献研究に関する研究会となります。

お問合せ: 日本映像学会 ヴィデオアート研究会
代表 瀧健太郎
ビデオアートセンター東京
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町42-6 co-lab 渋谷アトリエ内

第43回映画文献資料研究会【7月29日】

第43回映画文献資料研究会のお知らせ

日本映像学会映画文献資料研究会では、下記のように研究例会を開催いたします。会員の皆様のご参加をお待ちします。

「立体映像の特徴と視機能の関係について」

第1部:参考上映(※デジタル3Dによる上映)
『大アマゾンの半魚人』Creature from the Black Lagoon
 1954年ユニヴァーサル映画 モノクロ 76分
監督:ジャック・アーノルド
撮影:ウィリアム・E・スナイダー
出演:リチャード・カールソン、ジュリー・アダムス
「魔の水底に棲息する不気味な怪物半魚人! いま激怒をこめて男を殺し、裸女に迫る! その出現は世紀の恐怖だ!」(日本公開時のポスター惹句より)

第2部:研究発表「立体映像の特徴と視機能の関係について」
発表者:名手久貴(東京工芸大学芸術学部教授)
 立体映像は、スクリーンから被写体が飛び出したり、スクリーンの奥に空間が広がって見えたりするなど、実空間の見えに近い体験を得ることが可能です。しかしながら、被写体の厚みが感じられなくなる書割効果や見かけの大きさが小さくなる箱庭効果など主観的な歪や鑑賞時に視覚疲労が発生しやすくなるなど、実空間の見えとは一致しない部分も存在します。とくに鑑賞時における疲労の発生は、昨今の立体映像ブーム終焉の理由の一つとも考えられます。本発表では、立体映像の仕組みを概説した後、どのような原因により主観的な歪や疲労が生じるのかについて、これまでの立体視に関する研究成果を踏まえながら論じます。

日時:2017年7月29日(土)13:00~16:00
会場:東京工芸大学芸術学部2号館B1マルチメディア講義室
   東京都中野区本町2-9-5
参加費:無料(例会の後に、有志による懇談会を予定)
主催:日本映像学会映画文献資料研究会(代表:西村安弘)
問合先:nishimur@img.t-kougei.ac.jp
※ご来場の際は、1号館入口の警備室で、入館証をお受け取り下さい。

以上
日本映像学会映画文献資料研究会
代表 西村安弘
〒164-8678
東京都中野区本町2-9-5
東京工芸大学芸術学部映像学科内