映像アーカイブ研究会第4回研究会のお知らせ【1月20日】

2023/12/22 映像アーカイブ研究会

『第4回映像アーカイブ研究会』

2024年1月20日(土曜日)14時〜16時(無料)web 配信
(1)講演者:徐 昊辰 氏(上海国際映画祭プログラマー、映画ジャーナリスト)
(2)演題:「保存から文化交流へ:映画祭とデジタル映画アーカイブの未来」
(3)概要:
2010年代から、中国経済の急成長に従い、中国映画市場も急速に発展を続け、いま北米に匹敵するほど、世界最大の映画市場の一つになっている。市場の拡大と同時に、映画文化への注目度も年々上がっている。観客はもう新作だけで満足できず、世界各国の巨匠たちのクラシック作品にも興味を持ち始めた。そこで、上海国際映画祭や北京国際映画祭をはじめ、中国各地の映画祭は、デジタルリマスター部門やマスター部門を設立し、観客に“永遠の傑作”や“隠れた名作”を紹介し続けている。一方、デジタルリマスター部門やマスター部門の大盛況を経ち、あまり世界に知られていない中国のクラシック作品にも海外に届けたいと思い、上海国際映画祭などは、民間企業とコラボし、数年前から中国の名作のデジタルリマスターを始めた。こうして、中国クラシック作品への関心度も高まり、中国映画のデジタルリマスター事業に参入する国立(市立)アーカイブや民間企業も増え続けている。そこから、中国映画の再発見、更に中国クラシック映画の海外展開などの交流にもつながり、更なる可能性が見えてきた。今回のトークは、中国の映画祭における旧作映画上映の最新事情や中国国立アーカイブの最新動向を中心に、中国クラシック映画の“今後”についてトーク&ディスカッションしたい。
(4)お申込:フライヤーのQRコードもしくは、またはhttps://x.gd/OziLJから申し込みをお願いします。

問合せ先:wadamarciano.mitsuyo.6wkyoto-u.ac.jp (代表 ミツヨ・ワダ・マルシアーノ)
主催:日本映像学会映像アーカイブ研究会

↑クリックして拡大
20240120flyer