第26回ヴィデオアート研究会【12月6日】開催のお知らせ

2025/11/13 ヴィデオアート研究会

第26回 ヴィデオアート研究会【12月6日】研究会開催のお知らせ
「Community of Images アメリカ、フィラデルフィアから日本の戦後映像芸術を振り返る」

内容
昨年6月に米フィラデルフィアのArtAllianceほかで、
日本のアーティストによる実験的な映像表現と、北米とのつながりを探る展覧会「Community of Images: Japanese Moving Image Artists in the US,1960s–1970s」が開催されました。前衛映画、パフォーマンス、デザイン、拡張映画、個人記録映画、音響、ヴィデオなど幅広い実践を取り上げ、当時の様々なテーマに焦点を当てた展覧会でした。今回はその主催団体CCJ(コラボラティブ・カタロギング・ジャパン)から足立アンさんをお招きし、同展の企画背景やプロセス、日米の作家たちの軌跡ほかCCJの活動をお聞きします。

2025年12月6日(土)午前10時(日本時間)1時間半程度予定
        オンライン開催 (下記にURL送付先Emailをご登録ください)
ゲスト:足立アン(CCJ  コラボラティブ・カタロギング・ジャパン)
企画・進行:瀧健太郎(VCTokyo ビデオアートセンター東京、東海大学、東部支部会員)

ご参加をご希望の方は下記フォームにE-mailアドレスをご記入ください。当日のZOOM参加のURLをお送り致します。
https://forms.gle/VBa9Y1bSsxYQuApq5
(前日までに届かない場合はお手数ですが、kentaro.takigmail.com へご連絡ください。)

ゲストスピーカー略歴:足立アン
コラボラティヴ・カタロギング・ジャパン
エグゼクティヴ・ディレクター。同団体は組織や個人が保持する日本の実験的映像作品のコレクションを対象として、アーカイヴやメディアへの保存の支援を行なっている。ニューヨーク近代美術館で、C-MAP(Contemporary and Modern Art Perspectives)と呼ばれる同館のグローバルな研究イニシアチブのプロジェクトを担当し、デジタルプラットフォームpost(post.at.moma.org)の立ち上げに貢献した経験を持つ。2009年には、ビデオアートのアーカイヴであり配給組織でもあるElectronic Arts Intermixで、日本の実験映像作品の巡回上映と出版「Vital Signals」を企画し、ディストリビューション・コーディネーターを務めた。また、東京国立近代美術館、テート・モダン(ロンドン)、慶応義塾大学アートセンター(東京)、Archives of American Art(ワシントンDC)ほか、昨年はフィラデルフィアで「Community of Images: Japanese Moving Image Artists in the US, 1960s-1970s」(https://www.collabjapan.org/community-of-images)など、日本におけるメディア・アーカイヴの現状に関する展示企画、講演や執筆を行っている。