第6回クロスメディア研究会【1月26日】

2013/01/25 クロスメディア研究会

第6回(2012年度第1回)クロスメディア研究会開催のご案内

第6回クロスメディア研究会を下記のごとく開催します。
会員の皆さんのご参加をお待ちしております。

講演者:曽我傑 氏(サウンドアーティスト)
開催日時 2013年1月26日(土)15:00-16:30
開催場所 東京工芸大学芸術学部 中野キャンパス 1102教室
www.t-kougei.ac.jp/guide/campus/access/#nakano
講演タイトル:『環境とカルティベイション』
講演内容
  1)作品概念の解体と新たな方向の模索
  2)モダニズムへの懐疑-自由体へのプロセスあるいはステップについて
  3)ムーヴメント創出-カルティベイション
  4)器官なき身体の理性
  5)前衛の触角でのみ真に物の平等を保障しうる
  6)環境認識の幅
  7)口語体芸術への指向
  8)即興芸術について
  9)時間の身体化と前衛の時間
10)芸術における動産、不動産の区別
11)ミニマリズムとモノ派
12)現代をネオ・マニエリスムとして眺める
13)質疑応答の時間-教育について

曽我傑 氏プロフィール
 15歳頃まで音楽の基礎を祖父と父から学ぶ。またピアノ奏法を佐々木房江氏に師事。後に作曲法(主に作曲一般論)を佐野清彦(作曲家)に、和声・対位法(主に中世における)を近藤譲(作曲家)に、ギター演奏法を小原安正、小原聖子、ナルシソ・イエペスに、リュート演奏を荒川孝一に師事。音楽表現を松本浩(元NHK交響楽団ホルン奏者)に師事。皆川達夫に中世音楽史(主にバロック、ルネサンス期のヨーロッパ音楽)を学ぶ。
 1971年~1975年の間、東京アメリカンセンターにてテリー・ライリー、NYにてジョン・ケージに「現代の作曲と可能性について」を学ぶ。
 1971年より2年間、北村実(早稲田大学文学部哲学科)の私塾にて、「唯物弁証法、弁証的唯物論、科学的社会主義論、ヘーゲルからマルクスへ、マルクス・エンゲルス全著作比較試論」などを学ぶ。
 1973年頃より佐野清彦、多田正美らと共に現代音楽作曲、演奏グループ「GAP」の活動を開始し様々な音楽の試みを行う。
 後に準法人活動体として「GAP WORKS」となり、オルタナティヴ・レーベルの活動を続ける。
 自身の音楽活動と並行して70年代より広く演劇、舞踏、ダンス、諸イベント、各地の芸術祭などに多角的に関与し今日に至る。
 特に70年代後半より劇場公演に活動をフォーカスし、同時にNYラ・ママ劇場、ロンドンICAスペース、シドニー・オペラ・ハウス等において劇場技術(音響、照明を中心に)を習得する。

 [問い合せ先]
日本映像学会クロスメディア研究会
代表 李 容旭      
〒164-8678東京都中野区本町2-9-5
東京工芸大学芸術学部映像学科  
lee@img.t-kougei.ac.jp
Tel&Fax 03-5371-2717  

以上