2014年度第2回映像心理学研究会【12月21日】

2014/12/01 映像心理学研究会

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平成26年度第2回映像心理学研究会
『アニメーションの動きのメカニズムに関するパネル討論会』開催のご案内
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深秋の候、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、日本映像学会東部支部映像心理学研究会では、この度パネル討論会を企画いたしました。詳細は下記の通りです。
参加申込みに関しては文末をご覧下さい。どなたでもご参加いただけますので、是非ご出席くださいますようご案内申し上げます。

日本映像学会映像心理学研究会代表 横田正夫
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日本映像学会東部支部
平成26年度第2回 映像心理学研究会
『アニメーションの動きのメカニズムに関するパネル討論会』

日時:平成26年12月21日(日曜日)13:00~17:30
会場:日本大学文理学部百周年記念館会議室2(http://www.chs.nihon-u.ac.jp/access/
    東京都世田谷区桜上水3-25-40

プログラム:
パネル討論会 13:00~17:00
質疑応答   17:00~17:30

パネル討論要旨:
2013年にアニメーション映画監督片渕須直会員が提唱した「アニメーションの動きについて言語化・法則化して、創作現場と研究の両方の立場で概念を共有したい」という重要なテーマに対し、映像心理学研究会において、アニメーション制作現場と研究側の間で意見交換が数次に渡って繰り返されている。その結果、日本と海外のアニメーションの動きの作り方を、「リミテッドアニメーション対フルアニメ―ション」という古典的ではあるが皮相的な二分法によらず、それぞれが作る代表的な動きを受容する生理学的メカニズムによって区別することで、それらの違いがより理解しやすくなるのではないかと考えられるようになってきた。そこで今回の研究会では、パネルディスカッション形式を取り、代表的なアニメーターとして豊富な経験を有する井上俊之、稲村武史両作画監督を招き、「表現の現場で実際に動きを作っている人たちが、背景にどのような感覚を置いた動きを作り出し、どのような経験則を蓄積しているのか」について語ってもらい、それを法政大学吉村浩一氏ら知覚研究者などからの見解とすり合せることで、このテーマに関する今後の展開の礎としたい。

パネラー:
井上俊之(ゲスト)アニメーター
稲村武志(ゲスト)スタジオジブリ 作画監督
片渕須直(会員) アニメーション映画監督
深井利行(ゲスト)ブレインズ・ベース 元アニメーター養成担当、アニメミライヒアリング委員
吉村浩一(ゲスト) 法政大学(知覚心理)

司会:
横田正夫(会員) 日本大学文理学部(映像心理)

会場アクセス:京王線 下高井戸あるいは桜上水下車、徒歩8分
http://www.chs.nihon-u.ac.jp/access/

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■参加申込
どなたでも参加できますが、資料作成の都合上、12月20日(土)までに下記までお申し込み頂けますと助かります。
■参加申込・問合せ先:
日本映像学会映像心理学研究会
〒156-8550 東京都世田谷区桜上水3−25−40
日本大学文理学部心理学研究室(横田正夫)
E-mail: myokota@chs.nihon-u.ac.jp
Tel: 03-5317-9720 Fax: 03-5317-9427
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報告:会報第170号(2015年4月1日)6頁