アナログメディア研究会主催公開講座「現代アメリカの実験映画: ライダ・ラーチュンディの作品と作家性 “ Here We Are Together “」【5月13日】

2016/05/11 アナログメディア研究会

アナログメディア研究会 公開講座 開催のお知らせ

『現代アメリカの実験映画:ライダ・ラーチュンディの作品と作家性 ” Here We Are Together “』

講師;西川智也(映像作家・キュレータ)

現代アメリカの実験映画の状況を、NY在住の映像作家、西川智也氏に解説していただきます。特に今回は、若手女性映像作家ライダ・ラーチュンディ氏に注目し、彼女の作品を通して、アメリカに於ける『現代性』『女性作家の評価』『アナログメディアの状況』等を中心にレクチャーしていただきます。

西川智也
映像作家、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校助教授。2007年より映像キュレータとして活動を始め、恵比寿映像祭、[+](プラス)、アナーバー映画祭、ドレスデン短編映画祭、サンフランシスコ近代美術館、エコ・パーク・フィルムセンター等で上映プログラムを紹介。2008~10年までアメリカの実験映画配給組織「キャニオン・シネマ」の理事を務める。2010年にクアラルンプール実験映画祭(KLEX)を現地の作家らと設立し、2013年よりニューヨーク州ジョンソンシティで開催されている映像祭「TransientVisions」のキュレーターを務める。
( http://www.tomonarinishikawa.com )

ライダ・ラーチュンディ(Laida Lertxundi 1981年〜)はロサンゼルス在住の映像作家・アーティスト。映像作品は、主に16mmフィルムでロサンゼルスとその周辺を撮影し、人々、風景そしてその場の音で作られ、彼女の作品の語り口は制作過程や物性に注視する事へと置き代わり、断片化された素材に接近する方法を取っている。作品は、アメリカ・欧州を中心に様々な映画祭、美術館等で取り上げられている。
バードカレッジで学士(BFA)を、カリフォルニア芸術大学で修士(MFA)を取得。ロサンゼルスのアートセンター・カレッジ・オブ・デザインでアーティストに映画/ビデオを教えている。

プログラム:”Here We Are Together”
Footnotes to a House of Love (2007, 13 min, 16mm)
My Tears Are Dry (2009, 4 min, 16mm)
Cry When it Happens / Llora Cuando Te Pase (2010, 14 min, 16mm)
A Lax Riddle Unit (2011, 6 min, 16mm)
The Room Called Heaven (2012, 11 min, 16mm)
We Had the Experience but Missed the Meaning (2014, 8 min, 16mm)
(TRT: 56 mins)

*上映作品はデータ版となります

会場:阿佐ヶ谷美術専門学校 5号館 521教室
166-0011 東京都杉並区梅里1-3-3
(最寄駅:東京メトロ丸ノ内線・新高円寺駅南口下車徒歩4分)
http://www.asabi.ac.jp/access/

日時;2016年5月13日(金) 17:30〜19:30

主催:日本映像学会アナログメディア研究会
協力:阿佐ヶ谷美術専門学校
入場無料

以上
日本映像学会アナログメディア研究会
代表 西村智弘
〒166-0011 東京都杉並区梅里1-3-3
阿佐ヶ谷美術専門学校(担当:末岡一郎)