アナログメディア研究会主催:実験映画を観る会vol.16 【10月26日】

2025/10/10 アナログメディア研究会

実験映画を観る会 VOL.16

原田一平回顧上映会 “フィルムを再撮影する映像詩人”
原田一平の初期作品は、ほぼすべてが家族にカメラを向けた映画であり、さらには家族が写ったフィル ムを再撮影する点に特徴があった。たとえば代表作の『連続四辺形』は、かつて父親が幼き日の原田を 撮影した 8 ミリフィルムと、現在の原田が息子を撮影した 8 ミリフィルムを組み合わせた作品である。原田 の映画はパーソナルでプライベートな側面をもつ一方で、再撮影の技術を駆使した高度な技巧性をもつ という、ある意味で対極的な性質が同居していた。今回は、2020 年に 60 歳で亡くなった原田の、はじめ てのまとまった特集上映となる。残された 16 ミリの作品で映像詩人である原田の映画を回顧する。

日時:2025年 10月 26日(日曜日) 14 時から
上映場所:小金井市中町天神前集会所
〒184-0012 東京都小金井市中町 1 丁目 7-7
(武蔵小金井駅南口から徒歩約 14 分) [https://www.mapion.co.jp/phonebook/M13007/13210/21331137107/]
参加資料代:1000 円(当日現金でお支払い下さい)
参加は予約制です。 予約フォームにご記入ください。
https://forms.gle/qSstWFgLTacPb2H6A

【上映作品(予定)】
『連続四辺形』1987 年、16 ミリ(オリジナル 8 ミリ)、13 分
『食卓の小さな扉』1988 年、16 ミリ、6 分
『8m/m 家族』1988 年、16 ミリ、6 分
『渚』1989 年、16 ミリ、25 分
『武蔵野少年伝説』1990 年、16 ミリ、14 分
『RAW WHITE』1991 年、16 ミリ、13 分
『こもれび』1992 年、16 ミリ、12 分
※上映作品は変更する場合があります

【スケジュール】
13:45 開場
14:00~16:30 上映、解説
16:30~16:45 休憩
16:45 トーク&質疑応答 (宮原芽映 × 西村智弘)
17:30 終了予定

【主催】
日本映像学会 アナログメディア研究会
 https://www.facebook.com/analogmedia
 https://x.com/analogmedia2022
8ミリフィルム小金井街道プロジェクト
 http://shink-tank.cocolog-nifty.com/perforation/
 https://twitter.com/8mmfkkp

【協力】
宮原芽映
深田独