メディアアート研究会【9/22】、企画展示「拡張する知覚展」【9/15-】のお知らせ

2018/08/27 メディアアート研究会

日本映像学会会員各位

メディアアート研究会より、

平成30年度メディアアート研究会9月22日ならびに企画展示「拡張する知覚展」9月15日(土)ー9月30日(日)のお知らせをいたします。お立ち寄り頂けますようよろしくお願いいたします。
メディアアート研究会代表:関口敦仁

 

芸術講座/日本映像学会メディアアート研究会
「見えない世界から見えるもの」

講演:田中みゆき(キュレーター/プロデューサー)
ディスカッション:田中みゆき、小鷹研理、関口 敦仁、ほか
日時:2018年9月22日(土)16:00~18:00
場所:愛知県立芸術大学芸術資料館演習室 入場無料

田中 みゆき
1980年生まれ、キュレーター/プロデューサー。21_21 DESIGN SIGHT、山口情報芸術センター[YCAM]、日本科学未来館に勤務後、フリーランス。障害を「世界を新しく捉え直す視点」としてカテゴリーにとらわれないアプローチを展開する。近年の活動に『義足のファッションショー』『“subliminal wave of light” otto & orabu×高木正勝 LIVE at Miraikan』(共に2014年、日本科学未来館)、『国際交流基金 障害xパフォーミングアーツ特集 “dialogue without vision”』(2016 年、KAAT神奈川芸術劇場)、『大いなる日常』展(2017年、ボーダレス・アートミュージアムNO-MA)、見えない人と音声ガイドを通してダンスを観る『音で観るダンスのワークインプログレス』(2017年~、KAAT神奈川芸術劇場)などがある。プロデューサーとして携わる映画、生まれながらの全盲者が映画をつくるプロセスを追うドキュメンタリー『ナイトクルージング』が2019年公開予定。http://miyukitanaka.com/

芸術講座問い合わせ先:芸術情報・広報課TEL.0561-76-2873(平日 9:00~17:00)

 

 

日本映像学会平成30年度メディアアート研究会企画展示
「拡張する知覚ー人間表現とメディアアート」

日時:2018年9月15日(土)ー9月30日(日)11:00ー17:00 月曜火曜休館
場所:愛知県立芸術大学芸術資料館 入場無料
「拡張する知覚展」問い合わせ:芸術資料館  TEL. 0561-76-4698

ゲスト/小鷹研理 (認知科学、メディア表現、名古屋市立大学芸術工学部准教授)
ゲスト/大﨑のぶゆき(アーティスト、愛知県立芸術大学美術学部准教授)
大泉和文(美術家、中京大学工学部教授)
ゲスト/BCL [福原志保・Georg Tremmel](バイオアーティスト/アーティスティック・リサーチ・フレームワーク)
山本努武(メディアーティスト、名古屋学芸大学メディア創造学部准教授)
ゲスト/木下雄二(美術家、愛知県立芸術大学美術研究科)
関口敦仁(美術家、愛知県立芸術大学美術学部教授)

人の知覚の拡張をテーマにメディアアートの新しいアプローチを問う展覧会。世界と接するインターフェイスとしての映像や情報のなかで、私たちは自身の肉体をどのように認知しているのであろうか。また、そのような状況を表現としてどのように評価しているのであろうか。これらの点に着眼し、この展覧会では目の前で起きていることが、私たちの体はどのように捉え、どのように接しようとしているのかという問いにアプローチしようとしている。認知科学的なアプローチや身体記号的アプローチを、自身で確かめながら外の世界へアクセスしようとする「拡張する知覚」をテーマに作品展示を行います。