アナログメディア研究会共催「POST COVID-19 個人映像主義宣言」【8月21日】

2021/08/06 アナログメディア研究会

「POST COVID-19 個人映像主義宣言」を開催いたします。
世界的な新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大により、多人数での映像制作活動は制限される一方で、YouTubeでは大量の「個」による映像が、毎日ネット上にアップロードされている。ネット配信を主としていない個人映像作家たちは、コロナ禍でも創作活動を地道に続けている。
【POST COVID-19 個人映像主義宣言】では、「マチエールと動態」「フィルム・テクスチャー」と題した2つのプログラムから、コロナ禍に制作されたアナログメディア研究会メンバーの新しい作品を中心に、スタン・ブラッケージのパンドペイント映画の代表作、『天使/L’ANGE』パトリック・ボカノウスキー監督の初期の短編映画などを上映する。
上映後には「ポストコロナ禍での個人による映画制作・上映」テーマに上映作家によるトークセッションをおこない、今後の指針を探っていく。

日時:2021年8月21日(土) 15:00〜20:30(開場14:45) 
会場:小金井 宮地楽器ホール 小ホール(小金井市民交流センター)
JR中央線 武蔵小金井駅南口1分 https://koganei-civic-center.jp/map/

*上映プログラム
【マチエールと動態】 15:00 Aプロ
鉛筆画で描かれた抽象な線が自らの意思を持って動き出す黒坂圭太の『無軌道な線たち』、病をおして日々創作活動を続ける小池照男のライフワーク「生態系」シリーズの最新作、小金井市在住のパーソナル・アニメーション作家 三上あいこ・杉本直樹の近作、スタン・ブラッケージが盟友フィル・ソロモンとのコラボレーション映画の傑作『エレメンタリー・フレーズ』などを上映。
『野川と自然』こねこ座(杉本直樹&三上あいこ)/デジタル/5分/2020
『構成』三上あいこ/デジタル/3分/2021 *新作
『無軌道な線たち』黒坂圭太/デジタル/12分/2019 *日本初上映
『生態系-29-密度3』小池照男/デジタル/35分/2021 *新作
『エレメンタリー・フレーズ』スタン・ブラッケージ&フィル・ソロモン/16mm/33分/1994
*他に、黒坂圭太の新作も上映予定

【フィルム・テクスチャー】 17:00 Bプロ 
映像研究家の故波多野哲朗氏が1980年にカラコルム山脈登山隊の記録映像(8mm)を再構成した太田曜『ブライドピーク(Bride Peak) チョゴリザ 花嫁の峰』、世界でも類をみない映画フィルム自家現像のパイオニア能登勝の最新作、『天使/L’ANGE』の原点といえるパトリック・ボカノウスキーのデビュー作『白粉をぬる女』『朝の食事』などを上映。
『長瀞の旅』川口肇/8mm/3分/2020 *初上映
『ブライドピーク(Bride Peak) チョゴリザ 花嫁の峰』太田曜/8mm/10分予定/2021 *新作
『Kdybych byl spion(私がスパイだったら)』伊藤隆介/16mm/7分/2014
『Perception』水由章/16mm/8分/2019
『夢寐(むび)』能登勝/16mm/10分予定/2021 *新作
『捕身』昼間行雄/デジタル(撮影:シングル8)/7分/2020 *初上映
『白粉をぬる女』パトリック・ボカノウスキー/デジタル(オリジナル35mm)/18分/1972 *日本初上映
『朝の食事』パトリック・ボカノウスキー/デジタル(オリジナル35mm)/12分/1974 *日本初上映

【トークセッション】 19:15〜20:30
「ポストコロナ禍での個人による映画制作・上映」
進行:水由 章(ミストラルジャパン代表・アナログメディア研究会共同代表)
パネラー:昼間行雄 太田曜 小池照男 伊藤隆介(一部オンラインでの参加になります)

【参加資料代】(各プロ定員:75名)
A・B各プロ: 日本映像学会員1,000円
日本映像学会員はトークセッションに無料で参加できます。

主催:ミストラルジャパン
共催:日本映像学会 アナログメディア研究会
予約・問合せ:ミストラルジャパン infomistral-japan.co.jp TEL:042-380-8270
予約フォーム https://www.kokuchpro.com/event/post_covid_19/
https://fb.me/e/Ygkkos1k

詳細は、下記のリンクフライヤーもご参照ください。
http://dp00042415.lolipop.jp/postcovid-19_omote.jpg
http://dp00042415.lolipop.jp/postcovid-19_ura.jpg