2021/08/16 ドキュメンタリードラマ研究会
日本映像学会会員各位
全国的な豪雨災害に対して心よりお見舞い申し上げます。
さまざまに懸念される状況が続いておりますが、
下記の通り、オンライン研究会を開催いたします。
期せずして災害をテーマにした内容になっております。
改めて日頃の防災のあり方、災害の記憶を伝えるための映像メディアのあり方など
皆様と語り合いたいと思います。
皆様のご参加をお待ちしております。
第7回ドキュメンタリードラマ研究会
『ドキュメンタリードラマ 1991雲仙・普賢岳~避難勧告を継続せよ~』(NHK、2011年放送)制作者に聞く
日時:2021年9月4日(土)13時〜17時00分 (17時30分まで延長の可能性あり)
ZOOMを使ったオンライン開催
参加無料
どなたでも参加できます。学生歓迎。
長時間となりますので、出入り自由です。お気軽にお申し込みください。
参加申し込み方法
メールか、下記 Googleフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/Sx8A33d6H3LV7WxPA
メール申し込み、お問い合わせ: docudoraeizogmail.com
概要
『ドキュメンタリードラマ 1991雲仙・普賢岳~避難勧告を継続せよ~』(NHK、2011年放送、75分)を鑑賞し、制作者3名とパネルディスカッションを行います。
1991年6月3日、長崎県島原市にある雲仙・普賢岳噴火により発生した大火砕流によって43名の尊い命が失われました。
その中には報道関係者、火山研究家、消防団員など、災害の現場の最前線に立つ人々がいました。この番組では、NHKが保存するニュース映像と、新たに撮影した関係者の証言、ドラマ映像を一体化させ編集しています。
番組の中で「これは当時災害の現場で何が起きていたのかをよりわかりやすく再現するための試み」と説明しています。
大火砕流が発生するシーンでは、実際のニュース映像とドラマ映像が渾然となり、臨場感のある緊迫した状況が伝わってきます。そして最前線に立ち戦った人々のドラマとして胸に迫ります。
この番組の企画から取材、撮影、編集、放送、そして災害から30年後の今について、制作統括の片山さん、取材の橋浦さん、演出の塙さんの3名の制作者からお話を伺います。
その後、ドキュメンタリードラマの先駆者である今野勉さんを交え、パネルディスカッションを展開していきます。
登壇者
片山純一さん(制作統括)
塙 幸成さん(演出、映画監督)
橋浦太一さん(取材)
今野 勉さん(テレビマンユニオン取締役最高顧問、本研究会名誉顧問)
司会:本研究会メンバー(中垣恒太郎、丸山友美、杉田このみ)
式次第(予定)
13時00分〜 研究会の紹介、雲仙・普賢岳噴火について、鑑賞番組の紹介
13時30分〜上映(休憩含む)
15時00分〜 第一部 パネルディスカッション(制作者と研究会メンバー)
16時00分〜 第二部 パネルディスカッション(制作者と今野先生、のちフロア)
17時頃 終了
詳細は、webサイトをご確認ください。
https://docudoraeizo.wixsite.com/documentarydorama
代表:杉田このみ(専修大学)
チラシは、こちら