2026/02/25 映画文献資料研究会
第58回映画文献資料研究会のお知らせ
日本映像学会映画文献資料研究会では、下記のように、研究例会を開催いたします。会員の皆様のご参加をお待ちいたします。
記
「日本インディペンデント映画研究 映画人・佐倉萌の仕事」
企画趣旨:ガイノクリティックの視点から、映画史の中で活躍した女性映画人に焦点を当てた企画上映や研究が、近年益々盛んになってきました。国立映画アーカイブにおいても、2022年度「日本の女性映画人(1)――無声映画期から1960年代まで」、2023年度「日本の女性映画人(2)――1970-1980年代」、2024年度「日本の女性映画人(3)――1990年代」と、日本の映画界で足跡を印した女性映画人の仕事が改めて脚光を当てられています。第2期では、『グレープフルーツのような女 性乱の日々』(1981)の沖山秀子、『熟女スワップ若妻レズ 乱行恥態』(1994)の珠瑠美、『ダブルEカップ完熟』(1988)の浜野佐知、第3期では、『発情娘 糸ひき生下着』(1998)の吉行由美、『境界線の向こう側』(1998)の小谷内郁代と、ピンク映画やゲイ映画と呼ばれる成人映画の分野における女性監督の活動にも焦点が当てられました。これらの女性映画人は、屡々女優の経験を踏まえて、監督に転身した経歴を持ちます。
映画文献資料研究会では、これまで「インディペンデント映画研究」シリーズとして、山本晋也と佐藤寿保という二人の男性監督を取り上げてきました。今回は、瀬々敬久の『黒い下着の女 雷魚』(1997)のヒロイン役で女優としてデビューした後、『人妻不倫痴態 義母・未亡人・不倫妻』(2001)で監督に進出、近年はインティマシー・シーン監修としても活動される佐倉萌さんをお招きし、監督作『貪る年増たち サセ頃・シ盛り・ゴザ掻き』(2002)の上映に併せて、これまでの映画人としての歩みについてお話をお聞きします。カメラの前からカメラの後ろへの移動には、どのような意味があったのか、改めて考える機会になれば幸いです。
〇佐倉萌
瀬々敬久の『黒い下着の女 雷魚』(1997)のヒロイン役でデビュー。黒沢清の『蜘蛛の巣』(1998)、城定秀夫の『ビリーバーズ』(2022)などの映画に出演。『人妻不倫痴態 義母・未亡人・不倫妻』(2001)で監督に進出、『いじめる熟女たち』(2002)、『貪る年増たち サセ頃・シ盛り・ゴザ掻き』(2002)を発表。
日時:3月14日(土)14時~16時30分(予定)
第1部:映画『貪る年増たち サセ頃・シ盛り・ゴザ掻き(三十・四十・五十路妻 熟れて喰べころ)』(2002)※参考上映
第2部:佐倉萌トーク
進行:西村安弘(東京工芸大学教授)
会場:東京工芸大学芸術学部2号館B1 マルチメディア講義室
参加費:無料
問い合わせ先
nishimur
img.t-kougei.ac.jp
日本映像学会映画文献資料研究会(代表:西村安弘)
主催:日本映像学会映画文献資料研究会
