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2015年度研究会活動費助成の公募について


2015 年度研究会活動費助成の公募について


●研究会活動費助成の公募:2015年度、本学会は映像にかんする研究・活動の活性化を図るために、研究会が企画・運営する研究活動に対して研究会活動費助成の公募をします。有意義と期待される研究活動や、継続的な研究活動を続けている研究会、および新規発足の研究会による研究活動の奨励を目的とし、研究会活動費助成の公募をします。応募された「研究会活動費助成申請書」については審査委員会による研究・活動計画内容、実施の実現性などについて厳正な審査のうえ、助成対象となる研究・活動計画を決定します。


●応募期間:2015年2月1日~3月31日


●応募資格:各支部に所属する研究会の代表者


●公募内容:研究会が企画・運営する研究会活動費として以下の2 種の助成金を交付します。企画内容にそってどちらかを選択して応募してください。(ただし、応募状況により予算額の調整を行なう場合があります)

  予算額A: ¥150,000(2件程度)
  予算額B: ¥80,000(3件程度)
   (総額¥500,000~540,000 程度)

●審査結果の通知:2015年5月中旬


●助成金の交付:審査結果にもとづき助成金額を通知します。原則として年度末に領収書と引き換えに交付します。事情により事前の交付についても柔軟に対応する用意があります(総務扱い)。


●研究会活動の結果の報告書の提出:年度末 3月31日(学会報、大会などでの公表)


●研究会活動費の運用についての報告:年度末 3月31日(総務へ提出)

*なお、申請内容に食い違いが生じたものや、実施できなかったものについては報告と、助成金の返還を求める場合があります。

◎「研究会活動費助成申請書」について
 応募する研究会の主宰者は学会ホームページ掲載の記入票(研究会活動費助成申請書.xls)に、必要事項を記入のうえMail にて映像学会事務局・研究企画委員会宛に送ってください。(電子メールの場合の送信先アドレス: jasias@nihon-u.ac.jp )

*「研究会活動費助成申請書」の記入内容については上記の記入票(研究会活動費助成申請書.xls / URL https://jasias.jp/newsite/wp-content/uploads/SubsidyApplicationForm.xls )をご覧ください。


以上
日本映像学会研究企画委員会

第12回ヴィデオアート研究会【2月27日】

ヴィデオアート研究会 第12回研究会(2月27日)開催のお知らせ

日時:2015年2月27日(金)19:00-20:30
会場:TAVギャラリーほかヴィデオアート・プロムナード会場8箇所
(集合場所:TAVギャラリーへのアクセス)
東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-31-2
JR阿佐ヶ谷駅改札左(北口)方面へ。SEIYUのある中杉通を駅を背にして北へ。徒歩4分300m程直進で、右手の白いビル1Fの角。
http://tavgallery.com/access/

内容:都市邂逅型のヴィデオ展視察:「ヴィデオアート・プロムナードin阿佐ヶ谷」
本研究会は、ヴィデオアートのアカデミックな研究と、制作や展示現場のフィールドワークを交互に行なう方針で発足されました。今回はフィールドワーク研究の一環として、当日開催されている「ヴィデオアート・プロムナードin阿佐ヶ谷」の展示会場とその舞台裏と、参加アーティストによるヴィデオアート展示会場にてその制作過程についてお話を頂きたいと思います。

参考リンク:
http://www.vctokyo.org/jp/2015/01/videoartpromenade-2015asayga.html
https://www.facebook.com/events/999363020077833/

予定パネリスト:
浜崎亮太氏(ヴィデオアーティスト)
河合政之氏(ヴィデオアーティスト、東京造形大学・東北芸術工科大学非常勤講師)
中嶋興氏(ヴィデオアーティスト)
西山修平氏(ヴィデオアーティスト)

進行:瀧健太郎会員(ビデオアートセンター東京代表)

*今回の研究会は散策型のプロジェクトの視察の為、各展示会場の巡回となります。席数など特に定員は御座いませんが、参加者多数となった場合、巡回グループを分けてのご案内となります。ご了承下さい。(今回新規にヴィデオアー ト研究会へ参加希望の方は事前に下記e-mailにご連絡頂ければ幸いです。)

お問合せ: 日本映像学会ヴィデオアート研究会
代表 瀧健太郎 e-mail:taki.kentarou@ebony.plala.or.jp
ビデオアートセンター東京
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町42-6 co-lab 渋谷アトリエ内
tel:○8○- 4355-1721

第1回ドキュメンタリードラマ研究会【3月15日】

第1回ドキュメンタリードラマ研究会(3月15日)開催のお知らせ

 本研究会は、昨年10月6日に承認がなされ、正式に活動を開始することになりました。
発足を記念する第1回の研究会として、下記のとおり、特別講演会を開催いたします。
是非、多くの会員の皆様にご出席いただけましたら幸いです。本会の活動にご興味をもっていただける方々とご一緒に研究会を活発に運営していきたいと願っております。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

日時 2015年3月15日(日)13:30-16:30 
会場 明治大学 駿河台キャンパス グローバルフロント 3階403N教室
    東京都千代田区神田駿河台1-1(JR御茶の水駅 徒歩3分)
     アクセスマップ
     http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
     キャンパスマップ
     http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html

後援 明治大学サービス創新研究所

内容 ドキュメンタリードラマ研究会 発足記念特別講演「ドキュメンタリードラマの可能性」
 1975年に放送されたTVドキュメンタリードラマ作品『太平洋戦争秘話・欧州より愛をこめて』(75分)を上映・鑑賞後、演出を担当された今野勉氏(テレビマンユニオン非常勤取締役・最高顧問)にご講演をいただきます。その後、フロアの皆さんとの対話・ディスカッションを予定しています。

式次第
13:30 開会 挨拶 
14:00-15:15 上映 『太平洋戦争秘話・欧州より愛をこめて』(75分)
15:15-15:30 休憩
15:30-16:10 講演 今野勉氏 「ドキュメンタリードラマの可能性」
16:10-16:30 ディスカッション

講師 今野勉氏プロフィール
演出家・脚本家。1936年秋田県生まれ。北海道夕張市育ち。1959年ラジオ東京(現・東京放送)入社。テレビ演出部配属。『土曜と月曜の間』、『七人の刑事』などのドラマの演出にたずさわる。1970年に仲間とテレビマンユニオン創立。旅番組『遠くへ行きたい』、3時間ドラマ『海は甦る』などを演出。1975年ドキュメンタリードラマ『欧州から愛をこめて』を演出。以後、ドラマとドキュメンタリーの垣根を越えた番組を多数演出。1995年ドキュメンタリードラマ『こころの王国・童謡詩人金子みすゞの世界』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。ほか受賞多数。元・武蔵野美術大学映像学科教授。現在、テレビマンユニオン非常勤取締役 最高顧問。一般社団法人「放送人の会」会長。


参加無料。どなたでも参加できます。

資料の用意の都合で事前に、研究会webサイトの申し込みフォーマットから
もしくは、下記メールにてご連絡いただけますと幸いです。

申し込み用フォーマットURL http://docudoraeizo.wix.com/documentarydorama

お問い合わせ
日本映像学会ドキュメンタリードラマ研究会
代表 杉田このみ
E-mail konomican2030@gmail.com
運営構成員 昼間行雄(文化学園大学)・中垣恒太郎(大東文化大学)
〒272-8512
千葉県市川市国府台1-3-1
千葉商科大学政策情報学部内

第36回映画文献資料研究会【2月21日】

第36回映画文献資料研究会(2月21日)開催のお知らせ

日本映像学会映画文献資料研究会では下記の如く研究例会を開催いたします。
会員の皆様のご参加をお待ちしています。

日 時:2015年2月21日(土) 15時~17時

場 所:日本大学芸術学部江古田校舎東棟2階E204教室
     西武池袋線江古田駅下車 徒歩5分
     アクセスマップ http://www.art.nihon-u.ac.jp/information/access.html

発表者:牧野 守会員(映画史家)

テーマ:『映画文献学の成立とその諸問題』

「今回は当研究会の前代表であった牧野守会員が、研究会発足の経緯から現在までの研究活動を振り返りつつ、映画文献学の成立と現状の問題点について発表します」

問合せ先:日本映像学会映画文献資料研究会代表 田島良一
       日本大学芸術学部映画学科内
       TEL 03−5995−8220

第11回ヴィデオアート研究会【1月30日】

ヴィデオアート研究会 第11回研究会(1月30日)開催のお知らせ

日時:2015年1月30日(金)19:00-21:00
会場:co-lab渋谷アトリエ2F 会議室3 (東京都渋谷区宇田川町42-6)
http://co-lab.jp/locations/shibuya-atelier/access_shibuya-atelier
(当日は入り口の鍵が施錠されております。お手数ですが遅れていらっしゃる方は下記瀧にご連絡ください)

内 容:David Joselit “TALE of Tape: Radical Software” 講読
    ゲリラテレビジョンなどの動向について

本研究会は、ヴィデオアートのアカデミックな研究と、制作や展示現場のフィールドワークを交互に行なう方針で発足されました。今回は未訳の文献から研究を進めてゆきたいと考えております。
(*会場座席数20席となります。参加希望の方は、事前資料なども御座いますの で下記連絡先、瀧までご連絡頂ければ幸いです。)

予定パネリスト
齋藤理恵会員(早稲田大学大学院文学研究科博士課程)

進行:瀧健太郎会員(ビデオアートセンター東京代表)

お問合せ:
日本映像学会ヴィデオアート研究会
代表 瀧健太郎
e-mail:taki.kentarou@ebony.plala.or.jp
ビデオアートセンター東京
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町42-6 co-lab 渋谷アトリエ内
tel:○8○- 4355-1721

会報第169号を発行しました。

会報第169号(2015年1月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter169
会報第169号

PDFがウィンドウに表示されない(画面が真っ白や真っ黒等)ときは、
ウィンドウ右下端のサイズ調節をマウスで動かして調節してみてください。
ウィンドウの幅のサイズが会報の幅のサイズより大きいときなどに、
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また、文字が一部しか表示されないときは、URL表示のそばにあるリロードボタンを
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以下、これまでの会報[電子版]


会報第168号(2014年10月1日)PDF公開版を掲載しました。
以下のPDFよりお読みください。[ペーパーによる完全版は会員配布]

JASIAS_NewsLetter168
会報第168号PDF公開版


会報第167号(2014年7月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter167
会報第167号


会報第166号(2014年4月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter166
会報第166号


会報第165号(2014年1月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter165
会報第165号


会報第164号(2013年10月1日)PDF公開版を掲載しました。
以下のPDFよりお読みください。[ペーパーによる完全版は会員配布]

JASIAS_NewsLetter164
会報第164号PDF公開版


会報第163号(2013年7月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter163
会報第163号


会報第162号(2013年4月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter162
会報第162号


会報第161号(2013年1月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter161
会報第159号


会報第160号(2012年10月1日)PDF公開版を掲載しました。
以下のPDFよりお読みください。[ペーパーによる完全版は会員配布]

JASIAS_NewsLetter160
会報第160号PDF公開版


会報第159号(2012年7月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter159
会報第159号


会報第158号(2012年4月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter158
会報第158号


会報第157号(2012年1月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter157
会報第157号


会報第156号(2011年10月1日発行)PDF公開版を掲載しました。
以下のPDFよりお読みください。[ペーパーによる完全版は会員配布]

JASIAS_NewsLetter156
会報第156号PDF公開版


会報第155号(2011年7月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter155
会報第155号


会報第154号(2011年4月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter154
会報第154号


会報第153号(2011年1月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter153
会報第153号


学会機関誌の改革について:お知らせとお願い

日本映像学会会員各位

学会機関誌の改革について:お知らせとお願い

 第21期機関誌編集委員会は、学会機関誌の改革について前期委員会からの課題を引き継いで検討を重ね、下記の方針で作業を進めることを理事会(10月4日開催)に提案して了承されました。ここにその概要をご報告すると共に、幾つかの検討課題について会員の皆様のご意見を賜りたいと存じます。

改革の骨子
 『映像学』に国際版『ICONICS』の機能を統合することで誌面を拡充し冊子版と電子版を刊行する
 機能の統合とは、従来は日本語論文に限定していた『映像学』に外国語論文の投稿を受け付け、『ICONICS』で行なっていた日本語優秀論文の英訳掲載は『映像学』で継続することを意味します。新『映像学』への移行の時期は、改変に伴う諸課題の解決や必要な体制の整備に目途がつきしだい決定します。

経緯の説明
 周知のとおり、国際版『ICONICS』電子版の発刊が第19期機関誌編集委員会(2010~2012)によって決定されました。単にメディア環境の変化に適応するためだけでなく、「会員の論文を海外に発信することで国際交流を促進する[1]」という国際化の新たな理念を実現するための方策です。従来の『ICONICS』の主な柱であった「招待論文」と「海外委員」を廃止するという重要な変更が同時になされたのもこの理念にもとづくものですが、その結果、『ICONICS』の学術誌としての性格は著しく変化することになりました[2]。また、『ICONICS』の電子版発刊が決定した一方で、かねてより課題だった『映像学』のウェブ公開は諸般の事情で捗々しい進展を見せていません。こうした事情に鑑み、当期編集委員会は、『映像学』に国際的発信の機能を統合し、併せて新しい『映像学』をウェブで公開することが「会員の論文を海外に発信することで国際交流を促進する」という改革の理念に照らして合理的な方策であると判断した次第です[3]。ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

アンケートへの回答のお願い(下記の別紙でご回答ください)
 大小幾つかの課題の中で、特に会員の皆様のニーズに関わる下記の事項についてご意見を賜りたいと存じます。1.外国語論文の使用言語。『ICONICS』と同様、専門領域やアカデミック・コミュニティとの関係で独語と仏語も受け入れるべきである、というご意見や、国際交流の現状を鑑みて英語だけでよい、とするご見解もあると想定されます。2.ウェブ公開のタイミング。インターネットの利点を活かして言語を問わず即公開すべきであるというご意見や、外国語論文は即公開すべきだが日本語論文については冊子版の意義を尊重して一定期間を置いて公開する方がよい等のご要望もあるかと存じます。3.冊子版の判型。現行の『映像学』はA5判ですが、他学会の機関誌にはA4判も少なくないようです。この機会にご意見をお聞かせいただければ幸いです。なお、今回のアンケートは機関誌編集委員会内で今後行われる課題解決の作業にのみ利用させていただくもので、個人を特定できる情報(お名前、所属支部など)を委員会外にて開示することはございません。また本アンケートは、多数決で決定するための投票ではございません。この点はご了承ください。

日本映像学会 第21期機関誌編集委員会
委員長 中村秀之

(2014年12月13日)


[1]
「機関誌編集委員会報告 「ICONICS」電子版のお知らせ」(『会報』156号、2012年4月1日、3頁)、「『ICONICS』電子版の発刊について」(『映像学』88号、2012年5月25日、103頁)。
[2] 例えば、10号までの掲載論文数が平均8本弱であったのに対して、第19期の決定を受けて第20期委員会(2012~2014)が担当した『ICONICS』11号の「投稿論文」は1本(不採択)でした。
[3] 新しい『映像学』の電子版発刊は、科学技術振興機構(JST)が提供する電子ジャーナル発行用のプラットフォーム「J-STAGE Lite(仮称)」(2016年上期運用開始予定)を利用する予定で、鋭意準備を進めているところです。

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学会機関誌の改革について:お知らせとお願い学会機関誌の改革について:お知らせとお願い
別紙:アンケート回答フォーム別紙:アンケート回答フォーム(WORD版)
別紙:アンケート回答フォーム別紙:アンケート回答フォーム(PDF版)

2014年度西部支部研究例会・総会【1月24日】

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2014年度西部支部研究例会・総会のお知らせ
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西部支部では、下記のとおり、研究例会を開催します。
なお、例会の後に、総会を予定しています。

日時:2015年1月24日(土)15時〜18時
場所:九州大学 大橋キャンパス(芸術工学部)5号館531教室
         (福岡県福岡市南区塩原4-9-1)

研究例会
1)伊原久裕(九州大学芸術工学研究院)
「視線の劇場:ノーマン・ベル・ゲデスのバトルラマ写真(戦場模型写真)をめぐって」
1939年開催のニューヨーク万博のGM館において展示されたディオラマ〈フューチャラマ〉の作者として著名なアメリカ人工業デザイナーのノーマン・ベル・ゲデスは、それと平行して、軍事シミュレーション用の精密な戦場模型〈バトルラマ〉を制作しており、戦争が始まると、数多くの戦場模型を撮影し、〈ライフ〉誌に掲載した。制作された写真には、地図としての役割を担う航空写真風の形式から、航空機の窓越しに眺めたかのような臨場感のある演出で撮影されたもの、さらには架空の戦場シミュレーション写真など、さまざまな形式が入り交じって含まれており、写真として特異な表現形式となっている。本発表は、地図デザインや航空写真における同時代の傾向、〈ライフ〉誌の紙面構成の分析などから、ゲデスの戦場模型写真の特性とその社会的意味機能について論じる

2)黒岩俊哉(九州産業大学芸術学部)
「舞踏・音響・映像パフォーマンスの可能性—「響存人間展」から「映像音響詩《KYOZON 2014》までの足跡—」
2014年5月に開催された、舞踏・音響・映像によるパフォーマンス「響存—光と闇の音—」を総括し、その後の「映像音響詩《KYOZON 2014》」にいたるまでの報告と、今後の映像表現の可能性を検討する。

3)【学生発表】イヤード・アルサ・ブーニー(九州大学芸術工学府)
対称イメージの視覚的解釈に基づいたキャラクターデザイン方法」
通常、アニメーションやゲームのキャラクターのデザインを発想するにはスケッチなどを用いて描くが、描画のスキルと発想能力の低い初心者にとって容易な作業ではない。本発表では、そうした初心者も含め、発想と描写に関する制約から比較的解放された状態でキャラクターが創作できる方法として、インクブロットなど、自由連想を触発する対称イメージを用いたキャラクターのデザイン方法について報告する。

以上

日本映像学会西部支部
〒815-8540
福岡県福岡市南区塩原4-9-1
九州大学芸術工学府内

中部支部2014年度第2回研究会【12月6日】

2014年度日本映像学会中部支部第2回研究会(12月6日)開催のお知らせ

日時:2014年12月6日(土)15:00〜17:30頃
会場:椙山女学園大学星ヶ丘キャンパス:文情棟319教室
〒464-8662 名古屋市千種区星が丘元町17番3号
http://www.sugiyama-u.ac.jp/sougou/access.html

プログラム

◎講演

岩井大輔氏(大阪大学大学院基礎工学研究科准教授)
http://www-sens.sys.es.osaka-u.ac.jp/users/iwai/jp/

タイトル:プロジェクタ応用工学が切り拓く映像投影表現

講演内容:建築物等に映像を投影するプロジェクションマッピングを見る機会が急速に増えてきた。一方、今日のように広く認知される以前から、身の回 りの様々なモノに映像を投影する表現技法には、アートの文脈のみならず、コンピュータ科学・システム工学といった工学的な研究領域においても数十年の歴史がある。本講演では、プロジェクタを用いた映像表現に関して、工学的な切り口でどのような研究がこれまでに行われてきたのかを解説し、さらに、現在取り組まれている様々な技術的限界への挑戦を紹介する。


◎研究発表1
河原崎貴光会員(徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部総合科学部併任准教授)

タイトル:GISを応用したインスタレーションの制作と地域社会での活用

要旨:建物形状のGISポリゴン情報に航空レーザー測量(国土地理院所蔵)による高さ情報を加えて作成した3次元データを粉末積層プリンターで出力 したものに、色面化した津波浸水想定ハザードマップ(徳島県所蔵)を投影し、USBマイクロスコープを使用して任意の場所を映し出すことで、津波の高さ予 測映像を実物大で投射するインスタレーションの制作に関する報告と、地域社会での活用の可能性を考察する。本研究は「津波浸水深度の仮想体験装置」として 徳島大学でGIS研究を専門とする塚本章宏氏との共同研究である。


◎研究発表2
岡川卓詩氏(広島国際学院大学情報文化学部情報デザイン学科講師)

タイトル:「〜のある風景」シリーズにおけるポップアートの境界線

要旨:インターネット上の写真や動画映像を採取し、画像編集ソフトまたは動画編集ソフトを用いて、絵画や映画、アニメーションなどのイメージ図像をコラージュするプロセスで「〜のある風景」シリーズは制作を行っている。本発表では、これらの制作工程を1950年代半ばに登場したポップアートにおける大衆イメージや文脈から考察を行う。


◎スケジュール
-15:00~16:10 研究発表(2件)
-16:20~17:10 ご講演
-17:10~17:30 ディスカッション
-18:00~ 懇親会

以上。

——–
日本映像学会中部支部
http://jasias-chubu.org/
〒470-0196 愛知県日進市岩崎町竹の山57
名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科内

2014年度第2回映像心理学研究会【12月21日】

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平成26年度第2回映像心理学研究会
『アニメーションの動きのメカニズムに関するパネル討論会』開催のご案内
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深秋の候、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、日本映像学会東部支部映像心理学研究会では、この度パネル討論会を企画いたしました。詳細は下記の通りです。
参加申込みに関しては文末をご覧下さい。どなたでもご参加いただけますので、是非ご出席くださいますようご案内申し上げます。

日本映像学会映像心理学研究会代表 横田正夫
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日本映像学会東部支部
平成26年度第2回 映像心理学研究会
『アニメーションの動きのメカニズムに関するパネル討論会』

日時:平成26年12月21日(日曜日)13:00~17:30
会場:日本大学文理学部百周年記念館会議室2(http://www.chs.nihon-u.ac.jp/access/
    東京都世田谷区桜上水3-25-40

プログラム:
パネル討論会 13:00~17:00
質疑応答   17:00~17:30

パネル討論要旨:
2013年にアニメーション映画監督片渕須直会員が提唱した「アニメーションの動きについて言語化・法則化して、創作現場と研究の両方の立場で概念を共有したい」という重要なテーマに対し、映像心理学研究会において、アニメーション制作現場と研究側の間で意見交換が数次に渡って繰り返されている。その結果、日本と海外のアニメーションの動きの作り方を、「リミテッドアニメーション対フルアニメ―ション」という古典的ではあるが皮相的な二分法によらず、それぞれが作る代表的な動きを受容する生理学的メカニズムによって区別することで、それらの違いがより理解しやすくなるのではないかと考えられるようになってきた。そこで今回の研究会では、パネルディスカッション形式を取り、代表的なアニメーターとして豊富な経験を有する井上俊之、稲村武史両作画監督を招き、「表現の現場で実際に動きを作っている人たちが、背景にどのような感覚を置いた動きを作り出し、どのような経験則を蓄積しているのか」について語ってもらい、それを法政大学吉村浩一氏ら知覚研究者などからの見解とすり合せることで、このテーマに関する今後の展開の礎としたい。

パネラー:
井上俊之(ゲスト)アニメーター
稲村武志(ゲスト)スタジオジブリ 作画監督
片渕須直(会員) アニメーション映画監督
深井利行(ゲスト)ブレインズ・ベース 元アニメーター養成担当、アニメミライヒアリング委員
吉村浩一(ゲスト) 法政大学(知覚心理)

司会:
横田正夫(会員) 日本大学文理学部(映像心理)

会場アクセス:京王線 下高井戸あるいは桜上水下車、徒歩8分
http://www.chs.nihon-u.ac.jp/access/

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■参加申込
どなたでも参加できますが、資料作成の都合上、12月20日(土)までに下記までお申し込み頂けますと助かります。
■参加申込・問合せ先:
日本映像学会映像心理学研究会
〒156-8550 東京都世田谷区桜上水3−25−40
日本大学文理学部心理学研究室(横田正夫)
E-mail: myokota@chs.nihon-u.ac.jp
Tel: 03-5317-9720 Fax: 03-5317-9427
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