第45回大会[2019年]報告:山形大学

日本映像学会第45回大会
2019年6月1-2日
主催校:山形大学
実行委員長:阿部宏慈
大会実行副委員長 大久保清朗

日本映像学会第45回大会報告

○総括
大会実行委員長 阿部宏慈
 日本映像学会第45回大会は、東北芸術工科大学における第23回大会以来32年ぶりでの山形市での開催となりました。お陰様で、地方での開催にもかかわらず、学会員129名、一般25名、学生12名、総計166名の参加を得ることができ、実行委員会一同ほっと胸を撫でおろしました。これも学会事務局、学会員の皆様の心からのご支援あってのことと感謝しております。
 今回は初めての試みとして、大会での発表申込、参加申込といった手続きをネットで一元化し、すべてウェブサイト上での手続きを導入しました。例年に比べて通信費を抑えられ、データ管理がスムーズ化することができました。しかしその反面、登録もれによって発表申込が確認できないという件が2件起こりました。そのうち1件については申込者に発表を辞退していただく結果となり、今後に課題を残す結果となりました。
 大会の開催にあたっては、研究発表の申し込みが46件、作品発表が11件、合計57名の応募がありました。このうち研究発表が2件、作品発表が3件辞退となり、研究発表から作品発表への変更が1件あったため、最終的に研究発表43件、作品発表9件、合計52件の発表が行われました。研究発表会場は7教室(うち1教室は作品発表会場と共用)、さらに作品発表会場として3教室を用いて、充実した活動が行われました。会員の参加されたい発表が重なるのを避けるために教室数を抑えた結果、大会1日目の午後にも発表を組まざるを得ず、遠方よりお出での発表者の方にはご不便をおかけしました。なお、ご発表のうち一件については、共同発表者の方がご都合で不参加になりましたが、発表はおこなわれました。
 なお、アナログメディア研究会は、東北芸術工科大学の図書館に所蔵されている16ミリフィルムの上映を行いました。予備の映写機を貸与された山形国際ドキュメンタリー映画祭の協力にも感謝します。

○会計報告
以下、詳細は会報186号をご参照ください。