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日本映像学会映像心理学研究会・アニメーション研究会合同研究発表会【3月19日】

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日本映像学会映像心理学研究会・アニメーション研究会
日本アニメーション学会心理研究部会合同研究発表会のご案内
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日本映像学会映像心理学研究会・アニメーション研究会と日本アニメーション学会心理研究部会の合同研究発表会を下記の如く開催いたします。
今回は、さまざまな心理学的観点からアニメーションについて論じます。ご興味・ご関心がございましたら、是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。

日本映像学会映像心理学研究会・アニメーション研究会 代表 横田正夫
日本アニメーション学会心理研究部会 代表 野村康治

■日時・会場

日時:平成29年3月19日(日曜日)
時間:第1部 14:00~16:20,第2部 16:30~18:00
会場:日本大学文理学部百周年記念館会議室2
    キャンパスマップ http://www.chs.nihon-u.ac.jp/about_chs/campus_map/
    東京都世田谷区桜上水3-25-40
    京王線 下高井戸あるいは桜上水下車、徒歩8分

■プログラム

□第1部
日本映像学会映像心理学研究会・日本アニメーション学会心理研究部会

14:00~14:50
表題:「アニメとブリーフ」 
ゲスト発表者:岡田和久(日本大学文理学部)
 アニメとは映像やストーリーなどさまざまな要素を盛り込んで構成された作品であることから、心理学的には感覚、認知、臨床、などさまざまな切り口によるとらえ直し(再構成)が可能である。ところで、アニメでは登場人物にとって何らかの問題(悩み、事件、敵の出現、など)が生じ、登場人物同士(人以外も含む)での連鎖的なコミュニケーションを通して、その問題解決を目指したストーリーが展開されることが多い。そのような切り口でアニメを考えるとき、ブリーフセラピーの視点が有用と思われる。ブリーフセラピーとは臨床心理学における心理療法の一技法で、主にコミュニケーション連鎖や問題解決に関するものの見方を提供するものである。当日は、そういった視点で有名なアニメ作品を振り返り、ありえない設定で描かれた虚構の世界での問題解決の仕方には現実世界でありえるやり方が持ち込まれている、といった再構成を試みる意義について検討してみたい。

14:50~16:20
「アニメーションに対する心理学的「諸」研究」
野村康治(日本大学文理学部)
 「アニメーションの心理学的研究」という言葉から、それがどのような研究なのかについて、ある種のイメージを持つことは可能かもしれない。しかし、アニメーションが多様な表現形式,内容を持つように、心理学にも多様な分野,アプローチ,視座があり、双方の関わりは一義的にとらえられるものではない。そこで本発表では、アニメーションに対する心理学的な関心、研究、探求の可能性などを多面的に論じてみたい。さらに、アニメーションの制作教育に対する心理学的な研究手法の活用例などを取り上げ、アニメーションの作り手育成に心理学が果たしうる役割についても検討していきたい。

休憩

□第2部
日本映像学会アニメーション研究会・日本アニメーション学会心理研究部会

16:30~18:00
「大ヒットアニメに見る心理的特徴」
横田正夫(日本大学文理学部)
 「君の名は。」が大ヒットした。この作品が、日本のアニメ界に活気を与えたであろうことは大変喜ばしい。「君の名は。」はアニメならではの特徴がある。それは時間空間軸を容易く超えることである。時間軸は過去へ遡ることであり、空間軸は3次元的な距離を飛び越えてしまうことである。通常の劇映映画であれば、映画的時間と空間が成り立ち、その時間空間は現実のものに基本的には相似的であり、それらを乗り越えるためにはそれなりの装置を用意する。ところが「君の名は。」では装置についての説明もなく、過去へ遡り、距離を短縮させる。そうした体験は本来精神的な病において生じやすいのであるが、登場人物たちは、普通の男の子であり女の子である。ヒーローとして人格的あるいは肉体的に優れているわけではない。普通の男の子と女の子が、時間空間を超えて出会ってしまった奇跡を描くのである。その後、奇跡的体験を忘れ、普通の生活に戻るが、何か物足りない感がある。そして新たな出会いがあり、その出会いの時に、涙が止まらない感動が沸き起こる。日常の出会いが、至高経験となっている。普通の人の日常の中の出会いが奇跡であり、至高経験となりえると語る。

■参加申込
どなたでも参加できますが、資料作成の都合上、3月17日(金)までに下記までお申し込み頂けますと助かります。なお申込み無しでのご参加の場合、配布資料をご用意できない場合がございますので、予めご了承ください。

■参加申込・問合せ先:
日本大学文理学部心理学研究室(横田正夫)
E-mail: myokota@chs.nihon-u.ac.jp
Tel: 03-5317-9720 Fax: 03-5317-9427

以上

日本映像学会映像心理学研究会・アニメーション研究会
代表 横田正夫
〒156-8550東京都世田谷区桜上水3-25-40
日本大学文理学部心理学研究室

関西支部第80回研究会【3月4日】

日本映像学会関西支部第80回研究会(3月4日)開催のお知らせ

下記の通り日本映像学会関西支部第80回研究会を開催いたします。会員の皆様の参加をお待ち申し上げます。

日時:平成29年3月4日(土)午後2時より
会場:京都工芸繊維大学松ヶ崎キャンパス 東3号(ノートルダム)館1階K101講義室
    京都市左京区松ヶ崎橋上町1
    京都市営地下鉄松ヶ崎駅下車 徒歩約8分
    アクセスマップ: https://www.kit.ac.jp/uni_index/matsugasaki/
    キャンパスマップ: https://www.kit.ac.jp/uni_index/campus-map/

研究発表1:ミシェル・ルグラン監督映画作品『6月の5日間』における音楽・音響の一考察
発表者:関西学院大学大学院文学研究科博士後期課程 倉田麻里絵会員
要旨:作曲家ミシェル・ルグラン(Michel Legrand, 1932- )の映画音楽に関する研究は、彼の多様な音楽活動の一面として、主に作曲家の視点から言及されることが多い。本発表ではルグランが唯一映画監督を務めた『6月の5日間 (Cinq Jours en Juin)』(1989年)を採り上げて、映画監督として創造しようとした音楽・音響世界の中に、作曲家としての彼がどのように位置づけられるのか −対立あるいは共存か− を考察し、彼の映画音楽再考への契機とする。ルグランの脚本による自伝的な物語が描かれている点でも希有な本作は、もちろん音楽監督も彼が担当している。その中で着目すべきなのは、本作において彼の「オリジナル音楽」は制限され、クラシック音楽の引用や背景音の構成に重点が置かれていることである。つまりここでは3種の響き(オリジナル音楽、クラシック音楽、背景音の鳥の鳴き声)が聞こえることになる。本発表では、それらの配置構成を作品にそって観察、さらにミシェル・シオンの映画音響論を援用しながら分析し、ルグランが映画監督として作品全体を通してどのような意図をもって音楽・音響の意味づけを行い、効果を得ようとしたのかを浮き上がらせる。ルグランによる視覚的映像と聴覚的表象を同等に扱うこの試みは、彼の映画音楽に対する新たな視点を提示するだろう。

研究発表2:アクションリサーチと映像デザインの創造的循環:「名を呼ぶ日」の活動プロセスの報告と検討
発表者:京都工芸繊維大学大学院博士後期課程 青山太郎会員
    公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構研究員 高森順子氏
要旨:実験的な社会活動などに対して映像メディアはそれを記録し、再現することで、そうした活動を報告し、世に知らしめるという役割を担ってきた。しかし、その成立過程から活動と映像が有機的に連関することで、相互に目的や責任を明確に浮かび上がらせるなどの作用が生じ、活動のさらなる充実が図られると考えられる。本発表では、2017年1月に行われた阪神・淡路大震災の犠牲者の方々の名前を読み上げるプロジェクト「名を呼ぶ日」の実践の過程に記録映像のデザインプロセスがどのように関与・作用したかを分析することで、アクションリサーチと映像デザインの創造的関係の可能性を考察する。具体的には、まず「名を呼ぶ日」の目的と概要を紹介し、そこで制作された映像を上映する。次に参加者への作用という観点から、その映像化における5つのポイントを指摘し分析する。その上で、こうした映像デザインが単なる活動の記録に留まらず、活動そのもののデザインプロセスにも内在的に関与し、そうした活動を、研究と実践の両面から現場のベターメント(改善)を志向する「アクションリサーチ」として成立させる要因として作用しうるのではないかと提案する。

以上

日本映像学会関西支部事務局
〒585-8555大阪府南河内郡河南町東山469
大阪芸術大学映像学科内
Tel: 0721-93-3781(内線3327)
email:eizou@osaka-geidai.ac.jp

映像教育研究会第二回公開研究会「映画理論の教育法」【3月18日】

映像教育研究会第二回公開研究会 開催のお知らせ
『映画理論の教育法』

日時:2017年3月18日(土) 10:00-12:00
場所:慶應義塾大学日吉キャンパス 第四校舎A棟J431B
http://www.hc.keio.ac.jp/ja/hiyoshi_campus/guide/
(神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1)

【趣旨】
第二回公開研究会では日本の大学で映画を学部生、院生に教えている講師をゲストとして招き、授業で理論的な内容を取り上げるさいの問題点と工夫をテーマとしてとりあげる。
日本および国外の大学で映画を勉強し研究指導を受けたベテラン・若手の研究者を中心に4名のパネリストが登壇し、それぞれの多様な学術的背景と教育実践を紹介していただき、シラバスの設計、授業内で取り上げる映像、授業実施上の工夫、抱えている問題点等について、情報共有するワークショップを行う。
以上のような試みによって、個々の映画教育実践における共通認識を深め、映画研究者およびメディア研究者間のゆるやかな連携をつくりあげていくことを目標とする。

【当日のスケジュール】
10:00-10:15 研究会代表挨拶(木下千花・京都大学・東部支部)
10:15-10:30 報告1 川崎公平(日本女子大学・東部支部)
10:30-10:45 報告2 角井誠(早稲田大学・東部支部)
10:45-11:00 報告3 斉藤綾子(明治学院大学・東部支部)
11:00-11:15 報告4 竹峰義和(東京大学)
11:15-11:45 質疑応答・全体討議
11:45-12:00 閉会挨拶(佐藤元状・慶応義塾大学・東部支部)

お問い合わせ:難波阿丹(上智大学・東部支部)
anni.namba@gmail.com
参加費:無料
申込み:不要

日本映像学会映像教育研究会
代表 木下千花
〒606-8501京都市左京区吉田二本松町
京都大学大学院人間・環境学研究科内

ショートフィルム研究会主催若手短編映像制作者交流会「tea time video」【2月21―26日】

ショートフィルム研究会主催若手短編映像制作者交流会「tea time video」開催のお知らせ

本日より、若手短編映像制作者(映像作家)交流会「tea time video :exhibition 2017」を開催しております。
本企画は、映像を中心とした若手作家の交流&発信を支援し、お茶会を楽しむように作家と交流しながら作品を鑑賞するイベントです。
お時間ありましたら、是非お越しください。

tea time video :exhibition 2017
日時/2017.2.21(火)-26(日)13:00-19:00
会場/タネリスタジオ(愛知県瀬戸市末広町1丁目35-1)
※参加無料

参加作家:VIVITAREO、山川智輝、中村古都子、松山昂史、河村るみ、伊藤仁美(会員)、水野朱華、加藤千晶、スタジオ四次元ボーヤ、(長塚美奈子、ヨシムラリ、今井美月)、ふぃじこ、他

◎会場アクセス
名鉄瀬戸線[尾張瀬戸]駅下車、徒歩5分
http://taneriburogu.blogspot.jp/p/blog-page.html?m=1

主旨:映像制作者同士が定期的に気軽に交流できる場を設け、また、交流会のまとめとして展示上映を開催した後、一連の記録をまとめた冊子を配布。
内容:交流会、展示、記録作成など

主催:日本映像学会ショートフィルム研究会
企画:伊藤仁美

tea time video
Web: http://teatimevideo.strikingly.com/
Mail: teatimevideo@yahoo.com

以上
日本映像学会ショートフィルム研究会
代表 林緑子
〒460-0011
愛知県名古屋市中区大須二丁目32-24
マエノビル2階
シアターカフェ 内

第17回ヴィデオアート研究会【2月25日】

ヴィデオアート研究会 第17回研究会(2月25日)開催のお知らせ

日時:2017年2月25日(土)16:00-18:00
会場:梅屋敷スタジオ
東京都大田区大森西7-7-27第二宝荘1F北側
(イワサキ印刷右、設備屋の左)
京急本線梅屋敷駅10分、JR/東急蒲田駅東口より13分
https://goo.gl/maps/zAS65zsbrCu

内容:カイロ・ヴィデオアートフェスティバル報告
国際的なヴィデオのショーケースとして2005年にはじまったカイロ・ヴィデオアート・フェスティバルは、今年第8回目を迎え、カイロ市内2か所でヴィデオアートの展覧会、映画館や文化機関を利用した7つの上映プログラム他、シンポジウムやライブ・ヴィデオパフォーマンスのイベントを開催しています。今回は同フェスティバルの委嘱を受けて現地を訪れ制作と発表を行った邦人作家二人による報告を行い、世界的なクリエイティヴな状況や、視覚芸術の為のプラットフォームとしてのヴィデオフェスティバルについて考えたいと思います。

予定パネリスト:
河合政之(東京造形大学・東北芸術工科大学非常勤講師/学会員)
瀧健太郎(ビデオアートセンター東京/武蔵野美術大学非常勤講師/学会員)

会場定員:10名

第8回カイロ・ヴィデオアートフェスティバル
カイロで活動するヴィデオ作家たちによって結成されたグループMederarが、2005年より運営するヴィデオ・フェスティバル。国際的に認知され、今回公募部門では、2894に及ぶ2014年以降の作品の応募があり、審査により85作品に絞り込まれ、招聘を含めて63ヵ国の119人のアーティスト、映画制作者、グループの作品が紹介されている。また3週間の展示や上映を含んだフェスティバル後には、若手クリエーター対象のワークショップが企画されるなど、いくつかのイベントやプロジェクトが予定されており、ヴィデオアートを基盤にしたアラブ周辺国の中心的な役割を担いつつある。
http://cvf.medrar.org/8th-cvf-about/

*本研究会は、ヴィデオアートのアカデミックな研究と、制作や展示現場のフィー ルドワークを交互に行なう方針で発足されました。今回は海外での視覚芸術や時間芸術に関するキュレーションと制作現場についての研究会となります。

お問合せ: 日本映像学会 ヴィデオアート研究会
代表 瀧健太郎
ビデオアートセンター東京
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町42-6 co-lab 渋谷アトリエ内

2016年度第2回(第15回)映像テクスト分析研究会【3月4日】

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日本映像学会 映像テクスト分析研究会
2016年度第2回(通算第15回)研究発表会 開催のお知らせ
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日本映像学会会員各位
   
映像テクスト分析研究会の研究発表会を下記のとおり開催します。
みなさまのご来場をお待ちしています。
  
日本映像学会映像テクスト分析研究会
代表 藤井仁子
  
■日時===========================
2017年3月4日(土曜日)15時開始~17時30分終了予定
(発表後、休憩をはさんで質疑応答あり)
   
■会場===========================
早稲田大学 戸山キャンパス 36号館2階演劇映像実習室(283教室)
〒162-8644 新宿区戸山1-24-1
最寄り駅:地下鉄東京メトロ東西線「早稲田駅」、副都心線「西早稲田駅」
交通アクセス
https://www.waseda.jp/top/access/toyama-campus
キャンパス案内図
http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2016/10/20161020toyama_campus_map.pdf
*スロープは上らず、スロープと工事フェンスの間の狭い通路を抜けて31号館に
突きあたったところで右折し、正面の階段を上っていただくのが近道です。
(あるいはスロープを上がり、31号館と33号館の間を通って中庭を抜けてください。)
   
■発表者==========================
藤井仁子(早稲田大学)
 
■表題・概要===============================
「忘れられた人」宇宙へ行く――『未知との遭遇』の政治神学

 1977年に公開されて大ヒットを記録した『未知との遭遇』は、同年の『スター・ウォーズ』とともに従来のSF映画にあった政治的な隠喩性やディストピア的な想像力をほぼ一掃した。友好的で意思疎通の可能な異星人を登場させてジャンルを脱政治化することに成功したこのフィルムは、しかし他方では別種の政治性をおびることにもなった。独立200周年を記念したナショナリズムの昂揚のなかでファシスト映画として批判を浴び、のちにレーガン政権を成立させるに至るヴェトナム戦争後の反動を象徴するものと見なされたのである。それらの批判がすべて当たっていたとはいえないにせよ、このフィルムが持つ独特な〈代表=表象〉の構造がそうした批判を招いたことは否定できない。
 本発表では、リチャード・ドレイファスによって演じられた幼稚な主人公が男として父として落伍者であるだけでなく、「普通の人」(ジョン・ドウ)のステレオタイプにもニューシネマ的なアンチヒーローにもなりそこねた「忘れられた人」であった点に着目する。ここで「忘れられた人」というのは、彼のような存在がアメリカ映画にとって――そもそも社会にとって――可視的な階級を形成しえず、それゆえ自らの利害を自分自身の名で主張することもできないでいるという事実を強調したいがためである。『未知との遭遇』では、そんな「忘れられた人」が政府、軍、科学者といった既存の権威との政治的な力学を無視するかたちで突如異星人から聖痕を授けられ、ついには地球人類を代表する一人として晴れがましく宇宙船に乗りこんでいく。その不可解な過程を仔細に検討したい。このフィルムが、普遍的な娯楽としての古典的ハリウッド映画の理念が崩壊したのちに、もはや言語を打ち負かすまでに圧倒的な視聴覚のスペクタクルによって新たなバベルの塔を建設する企ての一部でもあったという見通しのもとに、議論は大衆化された神学的側面にも及ぶことになろう。公開から40年の時を経てアメリカ政治と日米関係の転機に立ち会いつつある現在のわれわれにとって、奇妙に切実な発表になるかと思う。

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お問合せ先:
日本映像学会東部支部 映像テクスト分析研究会
代表 藤井仁子
〒162-8644 新宿区戸山1-24-1
早稲田大学文学学術院
e-mail: jinfujii(a)waseda.jp

第16回ヴィデオアート研究会【1月14日】

ヴィデオアート研究会 第16回研究会(1月14日)開催のお知らせ

日時:2017年1月14日(土)14:00-16:30
会場:渋谷区勤労福祉会館 第3洋室
   〒150-0041 東京都渋谷区神南1丁目19−8
(渋谷公園通り パルコパート1 斜め向かい/トーキョーワンダーサイト渋谷のある建物2F)
https://www.google.co.jp/maps/place/%E6%B8%8B%E8%B0%B7%E5%8C%BA%E5%BD%B9%E6%89%80+%E5%8B%A4%E5%8A%B4%E7%A6%8F%E7%A5%89%E4%BC%9A%E9%A4%A8/@35.6625549,139.6996371,17z/data=!3m1!4b1!4m2!3m1!1s0x60188ca8e9179eaf:0xf775472e397a0393

会場定員:25名

内容:スウェーデンのヴィデオとオルタナティヴなアート状況
スウェーデンのマルメにある非営利組織「シグナル」は、現代美術と文化における制作や展覧会、シンポジウムや推進活動を行う。その活動は協働制作や企画運営による展示を探究するアーティストとキュレーターの集団により運営されている。今回は、その副代表を務めるカール・リント氏をお招きし、シグナルで開催された、ヴィデオ作品やタイムベーストのメディアが中心となった展覧会を実例に挙げ、企画の意義と方法論、キュレ―ションの実践や今日の緊急的課題についてのレクチャーを行う。

予定パネリスト:カール・リント(シグナル現代美術センター副代表)

進行:瀧健太郎(ビデオアートセンター東京/武蔵野美術大学非常勤講師)学会員

カール・リント
スウェーデン、マルメのアーティスト、キュレーター。マルメ・アート・アカデミー卒業。ロンドンを拠点に遊動的な活動をするアーティスト集団C.CRED(2000-2007年)の創設メンバー。2003年よりマルメの現代美術センター・シグナルのキュレーター兼副代表を務める。制作活動として、彼は音声の現象や特異な音環境にみられる音響の考古学的実践を出発点とした、時空間を中心的形態に据える即興的なパフォーマンスの探究を行う。日常的な状況、体験、対象を置きかえ、変容させる方法論を利用して、聴覚、サイトスペシフィックな介入性、即興性、ファウンド・オブジェなど様々な視点を利用した制作を行っている。

*本研究会は、ヴィデオアートのアカデミックな研究と、制作や展示現場のフィー ルドワークを交互に行なう方針で発足されました。今回は海外での視覚芸術や時間芸術に関するキュレ―ションと制作現場についての研究会となります。

お問合せ: 日本映像学会ヴィデオアート研究会
代表 瀧健太郎
e-mail:taki.kentarou(アットマーク)ebony.plala.or.jp
tel ○8○- 4355-1721
ビデオアートセンター東京
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町42-6 co-lab 渋谷アトリエ内

会報第177号を発行しました。

会報第177号(2017年1月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter177
会報第177号

PDFがウィンドウに表示されない(画面が真っ白や真っ黒等)ときは、
ウィンドウ右下端のサイズ調節をマウスで動かして調節してみてください。
ウィンドウの幅のサイズが会報の幅のサイズより大きいときなどに、
PDF表示画面が出ずに真っ白や真っ黒の画面になることがあります。
また、文字が一部しか表示されないときは、URL表示のそばにあるリロードボタンをクリックしてみてください。


会報への会員による投稿につきましては以下のフォームによりご連絡ください。のちほど担当よりご連絡申し上げます。

エラー: コンタクトフォームが見つかりません。

2017年度研究会活動費助成の公募について(応募期間:2017年2月1日~3月31日)

2017年度研究会活動費助成の公募について

研究会活動費助成の公募
2017年度、本学会は映像に関する研究・活動の活性化を図るために、研究会が企画・運営する研究活動に対して研究会活動費助成の公募をします。有意義と期待される研究活動や、継続的な研究活動を続けている研究会、および新規発足の研究会による研究活動の奨励を目的としたものです。
応募された「研究会活動費助成申請書」については審査委員会による研究・活動計画内容、実施の実現性などについて厳正な審査のうえ、助成対象となる研究・活動計画を決定します。

●応募期間:2017年2月1日~3月31日
●応募資格:各支部に所属する研究会の代表者
●公募内容:研究会が企画・運営する研究会活動費として以下の2 種の助成金を交付します。企画内容に沿ってどちらかを選択し応募してください。ただし、応募状況により予算額の調整を行なう場合があります。また予算額Aについては上映会場費や作品賃借料などを含むものとします。(作品賃借料については会員の作品は含まない)

予算額A: ¥150,000以内(2件程度)
予算額B: ¥80,000以内(3件程度)
(総額¥500,000程度)

●審査結果の通知:2017年5月中旬
●助成金の交付:審査結果にもとづき助成金額を通知します。原則として年度末に領収書と引き換えに交付します。事情により事前の交付についても柔軟に対応する用意があります(総務扱い)。
●研究会活動の結果の報告書の提出:年度末 3月31日まで(学会報、大会などでの公表)
●研究会活動費の運用についての報告:年度末 3月31日まで(総務へ提出、理事会にて審査)

*なお、申請内容と実際の活動に食い違いが生じたものや、実施できなかったものについては、理由の報告や助成金の返還を求める場合があります。

「研究会活動費助成申請書」について
応募する研究会の代表者は記入票(研究会活動費助成申請書.xlsx)及び予算案を学会ホームページ(https://jasias.jp/archives/3614)よりダウンロードし、必要事項を記入のうえメールにて映像学会事務局・研究企画委員会宛に送ってください。(電子メールの場合の送信先アドレス: jasias@nihon-u.ac.jp

*「研究会活動費助成申請書」の記入内容については記入票をご覧ください。

xlsx.ico

記入票:研究会活動費助成申請書.xlsx

docx.ico

予算案.docx

以上

日本映像学会研究企画委員会
〒176-8525
東京都練馬区旭丘2-42-1
日本大学芸術学部内

 

アナログメディア研究会16ミリフィルム作品上映とレクチャー「フランス・フィルム映像の今」【12月22日】

フランス・フィルム映像の今
David KIDMAN in ASABI
映像作家、フランス・トゥール美術大学教授 ダヴィッド・キッドマンIN アサビ

16ミリフィルム作品上映とレクチャー
FACE BOOK イベントページ
https://www.facebook.com/events/284217875309606/permalink/284220771975983/

12月22日木曜日18時から

阿佐ヶ谷美術専門学校521教室
阿佐ヶ谷美術専門学校 ⇒ 地下鉄丸の内線新高円寺駅下車徒歩五分
http://www.asabi.ac.jp/access/
(東京都杉並区梅里1-3-3)

★上映タイトル
« Reinventing our tools » / réinventer nos outils ».
《我々の道具の再発明》

上映予定作品
■『Train/Run』 16mm/ video 12 min
ヴィデオと映画的支持体に関する時間的、視覚的考察。人物の形態はピクセルへと変転する。
■『Dumbphone』 16mm boucle/loupe
アナログ映画でインターネットでの再生を使って、インタラクティブにする最初の試み。アナログ映画の中で行われたMHB DK のポスターや映画の6分の反省的描写のループが、オリジナルのフィルムと呼ぶような、印刷されたオブジェに成る。
■『Utopia』 3 min, 16mm loupe/boucle
進行中の『Paradis』からの10分間の抜粋。映写機などの最近の発明についての映像と企画による。

★ レクチャー 「フランス・フィルム映像の今」
作家として、また美術大学の教授として長年フィルムでの映像制作に携わってきたダヴィッド・キッドマンが映像資料を使ってレクチャーするフランスにおけるフィルム映像の今日の状況。映像作家達は今フィルムとどう関わっているのか?教育の現場でフィルムはどう扱われているのか?

主催 日本映像学会アナログメディア研究会 代表 西村智弘
事務局 阿佐ヶ谷美術専門学校内 担当 末岡一郎
https://www.facebook.com/analogmedia/
協力 阿佐ヶ谷美術専門学校
予約不要、どなたでも聴講出来ます。資料代五百円

お問い合わせ アナログメディア研究会
analogmedia2013@gmail.com

日本映像学会アナログメディア研究会
代表 西村智弘
〒166-0011 東京都杉並区梅里1-3-3
阿佐ヶ谷美術専門学校(担当:末岡一郎)