機関誌国際版『ICONICS』第11号論文募集・投稿規定【締切6月30日】

『ICONICS』第11号論文募集のお知らせ
 
 日本映像学会では本学会の機関誌国際版『ICONICS』第11号に掲載する論文を募集いたします。本誌は学会員の研究 成果を世界へ発信するための場として、1987年に第1号が刊行されてから2010年までに10号が刊行されており、計80本近い論文が掲載されました。発行誌は国外の主要な大学・研究機関・研究者に配布されております。
 すでに『映像学』第88号における「『ICONICS』電子版の発刊について」でお伝えしましたとおり、2014年3月発行予定の次号から、インターネット上での発行のみとなり、紙媒体での刊行は行いません。また次号から招待論文を廃止し、それにと もない編集委員会における海外委員の枠をなくしました。さらに過去の『映像学』に掲載された優秀な論文を国外へ積極的に発信するため、翻訳論文を毎号1本掲載しておりましたが、次号より翻訳論文の数を3本に増やします(次号の翻訳論文 の選定は、『映像学』81号から88号までに掲載された論文のなかから、ICONICS編集委員による厳正な投票によって行わ れます)。選定された翻訳論文のネイティヴチェックについても、学会が必要に応じて経済的な助成を行うことができるようにいたしました。
 投稿方法につきましても改訂いたしました。電子メールで原稿ファイルをお送りいただくと同時に、プリントアウトしたものを4部郵送していただくという方法を新たに採用いたします。
 なお次号の『ICONICS』は、学会ホームページでの掲載のみならず、独立行政法人科学技術振興機構が構築した「科学技術情報発信・流通総合システム」(J-STAGE)への登録・公開なども検討しております。J-STAGEは、国内の電子版ジャー ナルが数多く公開されており、検索されるチャンスが増えるほか、海外の様々な電子ジャーナルサイトとの相互リンクも可能になります。
 電子化によって『ICONICS』はいままで以上に国際的な発信力を増します。学会員の皆様におかれましては、この機会に積極的なご投稿をお願いする次第です。

ICONICS編集委員会
(委員長)板倉史明
(委員)飯岡詩朗、加藤哲弘、兼子正勝、木村建哉、串山久美子、鈴木孝史、冨田美香、中村秀之、堀潤之、前川修
(オブザーバー)藤井仁子

投稿規定
1. 資格:日本映像学会会員
2. 内容:映像の理論・歴史・技術・応用に関する欧文で未発表の研究
3. 使用言語:英語・仏語・独語のいずれかとし、使用言語を母国語とする人に閲読してもらうことを原則とする。希望があれば編集委員会の方で閲読者を紹介することも可能(ただし、翻訳料等は投稿者負担)、希望者は映像学会事務局まで連絡されたい。
4. 分量:1万語(10,000 words)以内、すなわち誌面版組(70ストローク×42行)に換算して20枚以内。注・書誌等すべてを 含む。なお、2千字程度の日本語レジュメを添付すること。
5. 体裁:完成原稿であること。また、注は文末脚注とすること。なお、ICONICS編集委員会所定のスタイル・シートを用意し ているので、事前に学会事務局より取り寄せ、所定の体裁に沿って完成原稿を作成されたい(スタイル・シートは、学会のホ ームページhttps://jasias.jp/journal/iconics/instructions_iconicsからもダウンロード可能)。
6. 提出方法:電子メールでのデータ入稿と同時に、原稿のハードコピーを下記送付先に4部郵送することする。原稿データは、テキスト形式とワープロソフト形式(ワード、一太郎等が望ましい)で作成し、両ファイルをjasias@nihon-u.ac.jp宛てに添付ファイルにて送信すること。送信から1週間しても受領確認のメールが届かない場合は、映像学会事務局まで必ず連絡す ること)。原稿の表紙とレジュメには題名と総ワード数のみ記すこと。さらにメールの本文中に題名、執筆者名、住所、所属、 電話番号、Eメールアドレスを明記すること。電子メールもハードコピーも、締切日までに、ICONICS編集委員会に到着しなければならない。
7. 締切:2013年6月30日(必着)
8. 刊行:2014年3月31日
9. 採否:ICONICS編集委員会が査読の上で決定する。
10. 校正:著者校正は初校のみとし、以後は編集委員会がおこなう。
11. 著作権:本誌に発表された論文等の著作権は日本映像学会に帰属する。したがって他の著作に転載する場合には、事務的な手続きのため、事前に文書等で学会に連絡すること。
12. 原稿送付先:データ: jasias@nihon-u.ac.jp (日本映像学会事務局ICONICS編集委員会宛)
ハードコピー: 〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1 日本大学芸術学部映画学科内 日本映像学会ICONICS編集委員会宛
13. その他:インターネットでの公開に際して、掲載が決まった執筆者に対して、和文や英文のアブストラクト等の提出協力を求める場合がある。

以上
日本映像学会ICONICS編集委員会
〒〒176-8525
東京都練馬区旭丘2-42-1
日本大学芸術学部映画学科内

第6回クロスメディア研究会【1月26日】

第6回(2012年度第1回)クロスメディア研究会開催のご案内

第6回クロスメディア研究会を下記のごとく開催します。
会員の皆さんのご参加をお待ちしております。

講演者:曽我傑 氏(サウンドアーティスト)
開催日時 2013年1月26日(土)15:00-16:30
開催場所 東京工芸大学芸術学部 中野キャンパス 1102教室
www.t-kougei.ac.jp/guide/campus/access/#nakano
講演タイトル:『環境とカルティベイション』
講演内容
  1)作品概念の解体と新たな方向の模索
  2)モダニズムへの懐疑-自由体へのプロセスあるいはステップについて
  3)ムーヴメント創出-カルティベイション
  4)器官なき身体の理性
  5)前衛の触角でのみ真に物の平等を保障しうる
  6)環境認識の幅
  7)口語体芸術への指向
  8)即興芸術について
  9)時間の身体化と前衛の時間
10)芸術における動産、不動産の区別
11)ミニマリズムとモノ派
12)現代をネオ・マニエリスムとして眺める
13)質疑応答の時間-教育について

曽我傑 氏プロフィール
 15歳頃まで音楽の基礎を祖父と父から学ぶ。またピアノ奏法を佐々木房江氏に師事。後に作曲法(主に作曲一般論)を佐野清彦(作曲家)に、和声・対位法(主に中世における)を近藤譲(作曲家)に、ギター演奏法を小原安正、小原聖子、ナルシソ・イエペスに、リュート演奏を荒川孝一に師事。音楽表現を松本浩(元NHK交響楽団ホルン奏者)に師事。皆川達夫に中世音楽史(主にバロック、ルネサンス期のヨーロッパ音楽)を学ぶ。
 1971年~1975年の間、東京アメリカンセンターにてテリー・ライリー、NYにてジョン・ケージに「現代の作曲と可能性について」を学ぶ。
 1971年より2年間、北村実(早稲田大学文学部哲学科)の私塾にて、「唯物弁証法、弁証的唯物論、科学的社会主義論、ヘーゲルからマルクスへ、マルクス・エンゲルス全著作比較試論」などを学ぶ。
 1973年頃より佐野清彦、多田正美らと共に現代音楽作曲、演奏グループ「GAP」の活動を開始し様々な音楽の試みを行う。
 後に準法人活動体として「GAP WORKS」となり、オルタナティヴ・レーベルの活動を続ける。
 自身の音楽活動と並行して70年代より広く演劇、舞踏、ダンス、諸イベント、各地の芸術祭などに多角的に関与し今日に至る。
 特に70年代後半より劇場公演に活動をフォーカスし、同時にNYラ・ママ劇場、ロンドンICAスペース、シドニー・オペラ・ハウス等において劇場技術(音響、照明を中心に)を習得する。

 [問い合せ先]
日本映像学会クロスメディア研究会
代表 李 容旭      
〒164-8678東京都中野区本町2-9-5
東京工芸大学芸術学部映像学科  
lee@img.t-kougei.ac.jp
Tel&Fax 03-5371-2717  

以上

会報第161号を発行しました。

会報第161号(2013年1月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter161
会報第161号

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