2013年度第2回映像心理学研究会【12月14日】

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日本映像学会映像心理学研究会
研究発表会開催のご案内
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深秋の候、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、日本映像学会映像心理学研究会を下記の如く開催いたします。
是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。

日本映像学会映像心理学研究会代表 横田正夫

■日時===========================================
平成25年(2013年)
12月14日(土曜日)
14:00~18:00

■会場===========================================
日本大学文理学部3510教室
(東京都世田谷区桜上水3−25−40)
交通アクセス 京王線 下高井戸あるいは桜上水下車、徒歩8分
http://www.chs.nihon-u.ac.jp/access/

■プログラム=====================================
14:00-15:00 (ゲスト発表)
「アニメーションの動きについて」
深井利行氏(ブレインズ・ベース)
動きを創造する行為は、結果様々な手段によって時間の推移による状態の変化を現すことになります。そして、なめらか(自然)な動きを創造するあるいはそのように認識させる為には、その中で起こる運動のズレ(時間差)を適切に現すことが重要になり、自然と運動曲線はより複雑になります。それらを、特に「フォロースルー」「セカンダリーアクション」「ムービングホールド」という技法へ現場レベルではどのように結びつけているのか。

15:10-16:10 (ゲスト発表)
「提案~アニメーションとは「動きの造形」である」
森田宏幸氏(アニメーション作画・演出)
「動きの造形」とはどのようなものか? 先行する研究を参照しつつ分かりやすく示します。その上で、日本アニメは本当に動いているのか?問題提起させていただき、その上で、アニメーションの作り手が認める「動き」について考え、「動きを作る技術」とは何か?その再定義を提案いたします。

16:20-17:20 (ゲスト発表)
「コマ撮りの違いがポイント・ライト・ウォーカーの印象に与える効果について」
中村 浩氏(北星学園大学短期大学部) 
床上歩行、氷上歩行、氷上急ぎ足歩行、雪上歩行4種類のポイント・ライト・ウォーカーについて「1コマ撮り」、「2コマ撮り」、「3コマ撮り」のアニメーションを作成し、それらに対する18の形容詞対による印象評定を比較した。その結果、歩行動作に特徴の少ない「床上歩行」と「氷上歩行」については3アニメーション刺激に対する印象評定間に違いが認められたが、特徴的な歩行動作をする「氷上急ぎ足歩行」および「雪上歩行」については、印象評定に大きな差は認められなかった。研究会では、この結果およびその解釈について議論を深めたいと考えています。

17:30-18:00
全体討議

■参加申込======================================
どなたでも参加できますが、資料作成の都合上、12月12日までに下記までお申し込み頂けますと助かります。
なお申込み無しでのご参加の場合、配布資料をご用意できない場合がございますので、予めご了承ください。

■参加申込・問合せ先============================
日本映像学会映像心理学研究会
〒156-0045 東京都世田谷区桜上水3−25−40
日本大学文理学部心理学研究室(横田正夫)
E-mail: myokota@chs.nihon-u.ac.jp
Tel: 03-5317-9720 Fax: 03-5317-9427
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報告:会報第166号(2014年4月1日)10頁

第33回映画文献資料研究会【12月7日】

第33回映画文献資料研究会のお知らせ

日本映像学会映画文献資料研究会では下記の如く研究例会を開催いたします。会員の皆様のご参加をお待ちしています。

日 時:2013年12月7日(土) 15時〜17時
場 所:日本大学芸術学部江古田校舎東棟2階E204教室
      西武池袋線江古田駅下車 徒歩5分
            http://www.art.nihon-u.ac.jp/information/access.html#map

発表者:山口博哉氏(映画史家)
テーマ:映画監督・春原政久(すのはら・まさひさ)のフィルモグラフィー作成について        今回は、轟夕起子の研究者として知られる山口博哉氏をお招きし、氏がもう一つのライフワークとして10年かけて調査した、春原政久監督のフィルモグラフィーについて、その作成の経緯や情報収集の苦心談等を発表して頂きます。これまで東宝の『三等重役』を撮った監督と言う程度にしか知られていなかった春原政久監督の全貌が、今回の発表で明らかになることでしょう。

問合せ先:日本映像学会映画文献資料研究会
        代表 田島良一
        〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1
        日本大学芸術学部映画学科内
          TEL 03−5995−8220・8944

 


報告:会報第166号(2014年4月1日)12頁-13頁

インターリンク:学生映像作品展[ISMIE] 2013 【京都上映会/11月29・30・12月1日】

〈インターリンク学生映像作品展(ISMIE2013)京都上映のご案内〉

映像表現研究会が運営する〈インターリンク学生映像作品展(ISMIE2013)〉が『京都メディアアート週間2013』(11月29日(金)~12月1日(日))のプログラムとして「元・立誠小学校“特設シアター”(木屋町通蛸薬師下ル)」にて上映されます。今回は、日本アニメーション学会&日本アニメーション協会の実行委員会が主催する〈インターカレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF2013)〉からの選抜作品集も同時にプログラムされています。また例年のドイツからのアニメーション作品集や短編作品集も上映されます。
ISMIE参加校の先生方はもとより、会員諸氏の参加をお待ちしております。詳しくは、以下のサイト( Kino-Vision )にてご確認ください。

http://www.kyoto-seika.ac.jp/kino/2013/index.html

cf. 〈京都メディアアート週間2013〉
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日時:11月29日(金)30日(土)12月1日(日) 〈14:00~19:10〉
会場:元・立誠小学校“特設シアター”(木屋町通蛸薬師下ル)
主催:KINO-VISION + GOETHE-INSTITUT Villa Kamogawa
共催:日本映像学会映像表現研究会+ICAF実行委員会+日本アニメーション学会&日本アニメーション協会
協力:AG Kurzfilm、京都精華大学芸術学部映像コース
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以上

映像表現研究会 伊奈新祐
[西部会]
〒606-8588 京都府京都市左京区岩倉木野町137
京都精華大学芸術学部内


報告:会報第165号(2014年1月1日)10頁-11頁

会報第164号PDF公開版を掲載しました。

会報第164号(2013年10月1日)PDF公開版を掲載しました。
以下のPDFよりお読みください。[ペーパーによる完全版は会員配布]

JASIAS_NewsLetter164
会報第164号PDF公開版

PDFがウィンドウに表示されない(画面が真っ白や真っ黒等)ときは、
ウィンドウ右下端のサイズ調節をマウスで動かして調節してみてください。
ウィンドウの幅のサイズが会報の幅のサイズより大きいときなどに、
PDF表示画面が出ずに真っ白や真っ黒の画面になることがあります。
また、文字が一部しか表示されないときは、URL表示のそばにあるリロードボタンを
クリックしてみてください。

第7回クロスメディア研究会【11月2日】

第7回クロスメディア研究会開催のご案内

第7回クロスメディア研究会を下記のごとく開催します。
会員の皆さんのご参加をお待ちしております。

開催日時:2013年11月2日(土)14:00-17:00
開催場所:京都造形芸術大学芸術学部 教室 A11
〒606-8271京都市左京区北白川瓜生山2-116
京都造形芸術大学芸術学部
http://www.kyoto-art.ac.jp/info/about/access/
後援:京都造形芸術大学

【研究発表プログラム】
14:0014:25 実写とアニメの融合の行方
森本純一郎会員 (東京工芸大学、横浜美術大学非常勤講師)
 映像の媒体が、フィルムからデジタルに移行することによって、かつて明確に区別されていた実写とアニメーションは、その境界を曖昧にしてきた。それは、単にデジタルとアナログという二項だけでなく、映像の作り手の心理にも変化があったと考えるべきなのだろう。撮影するとはどういう意味があったのだろうか。動きを作り出すとはどういうことだったのだろうか。映像芸術における作り手の意識の方向性。それが、実写をアニメに近付けたのか、アニメが実写を凌駕してしまったのか。例えば、モーションキャプチャーで動きを獲得するCG、在ってはならないものを消され、欲しいものを合成された映像。今回は、その両者の境界線上で起きている越境表現について発表する。

14:30−14:55
観察する自己変容:ジョン・ケージから一乗法界図へ
河合孝治氏(サウンドアーチスト、河合明会員)
 
「理性・意識・分節」を基本とし主観的なエクリチュール主義の音楽に対して、ジョン・ケージは「唯音を聴く」ことで、自己意識を自我から非我へと導く。このようなケージの試みを基にさらにそれを超える方法として私が考案したのが「一乗音界図」 である。「一乗音界図」は音楽作品ではあるが、同時にウィパッサナー瞑想を取り入れた音楽心理療法でもある。様々なバージョンが存在するが、「聴衆のための心理療法」 および「演奏家のための心理療法」の2作品について述べる。

15:00−15:25
「O.メシアンの作品における時間の表現について」
斎藤恵氏(大妻女子大学)
 
本発表では20世紀を代表するフランスの作曲家、オリヴィエ・メシアン(1908~92)の代表的なピアノ曲『鳥のカタログ』(全13曲)(1956~58)をおもに採り上げ、そのスコアに記された時刻や時間帯を示す言葉(フランス語)、たとえば「午前3時、午後5時、夜、真夜中、日の出、朝、正午、日没」といった表記に着目し、そこに書かれた音符、即ち音楽との前後関係や作品の構成について、実際にOHCでスコアを示しながら明らかにしてゆく。

15:30−15:55
子供たちとの映像ワークショップ活動を通してみた映像表現の可能性について
李容旭会員(東京工芸大学)
李の研究室では3年前から伊豆の大島や今年は福島県のいわき市で子供たちとの映像ワークショップを進めている。研究室の学生らと地域の子供が力を合わせて映像づくりを試みたわけだが、結果的にでき上がったのは地元を紹介するプロモーションビデオ。この何年間のワークショップのプロセスを紹介しながら成果や課題などを検討していく。

16:00−16:25
「戦前・戦中のマンガ」
牛田あや美会員(京都造形芸術大学)
 
多くの小説家・芸術家たちは、戦後、戦争責任を糾弾された。しかしながら、マンガに関してはあまり戦争責任を追及されることもなく、戦後も活躍した人も多い。直接的な戦争賛美を謳った作家のなかには、戦後それをなかったかのように振るまい続けた人々もいる。今回は、作家の戦争責任を追及することでなく、子ども雑誌の挿絵(いまでいうところのマンガ)を中心に、少年、少女雑誌が「外国への憧れ」を使用し、プロパガンダの役割を果たしていったのかを検証していく。

16:30−17:00
カメラから獲得する〈存在・イメージ・世界〉を越えて
三橋純会員(横浜美術大学)
 
カメラから獲得する〈存在・イメージ・世界〉とは、現代人が迎える新しい意識の地平の話を想定している。既成概念に囚われないニュートラルな存在、インテグラルな世界と呼ばれる価値世界、その中で私たちが基軸としなければならないモノやコトを再考するとりわけ発明以降写真家が模索してきた世界のあり方を参考にしながら、いま一度世界の見え方、そしてあり方を検証する。

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発表者プロフィール
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森本純一郎
1975年生まれ。日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程映像芸術専攻修了。『識閾を拡張する者─実写とアニメの融合』(「KAWADE夢ムック 文藝別冊 押井守」へ寄稿)元東京国立近代美術館フィルムセンター非常勤職員。

河合孝治(河合明)
サンタフエ国際電子音楽祭、ISEA 電子芸術国際会議、ETH デジタルアート週間(スイス)、チリ・サンディアゴ国際電子音楽祭”Ai-maako 2006″、ISCM 世界音楽の日々2010(豪)、Opus medium project などで、“Chaosmos”“一乗音界図”と言う自らの芸術思想を基にパフォマンスや作品を発表している。

斎藤恵
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、同大学大学院音楽研究科器楽・音楽学修了。現在、大妻女子大学教授。音楽学会、音楽教育学会、美学会、美術史学会、日本オルガニスト協会各会員。東京の夏音楽祭、大妻女子大学ヒーリングコンサート、東京女子大学昼休みオルガンコンサート、北陸学院パイプオルガンチャリティコンサート等に出演、O.メシアンに関する論文多数。

李容旭
2005年日本大学大学院芸術学研究科芸術専攻博士後期課程満期退学
2003年より東京工芸大学講師、現在東京工芸大学芸術学部映像学科教授
映像芸術の創造特性や映像と美術の関係に強く関心をもち理論と表現の両面で研究、創作活動を進めている。4年間、メディア芸術•情報美学国際会議を主宰。日本、中国、韓国、アメリカ、イギリスなど国際間の研究者と作家らの出会いをプロデュース。論文「電子メディア時代の映像芸術の創造特性−ナムジュンパイクの場合」他、作品(「お山の駱駝」のために)2013他。

牛田あや美
2006年日本大学大学院芸術学研究科芸術専攻博士後期課程修了。博士(芸術学)。現在京都造形芸術大学専任講師。単著に『ATG映画+新宿 都市空間の映画たち!』(D文学研究会)2007、共著に『横溝正史研究2』(光祥出版)2010、『아시아영화의오늘 – 아시아영화미학과산업 (アジア映画の今-アジア映画美学と産業)』【한울아카데미(ハヌルアカデミ)】2012、『メディア文化論』(ナカニシヤ出版)2013、他。

三橋純
広告写真制作プロダクション退社後日本大学大学院芸術学研究科復学。1999年博士課程単位取得満期退学。現在、横浜美術大学映像メディアデザイン研究室准教授。2000年以降国内外にてグループ展及び個展多数。日本映像学会・日本写真学会・日本写真芸術学会所属。

[問い合せ先]
日本映像学会クロスメディア研究会
代表 李 容旭
〒164-8678東京都中野区本町2-9-5
東京工芸大学芸術学部映像学科
lee@img.t-kougei.ac.jp
Tel&Fax 03-5371-2717

[当日会場等問い合せ先]
牛田あや美
〒606-8271京都市左京区北白川瓜生山2-116
京都造形芸術大学芸術学部マンガ学科
a-ushida@kuad.kyoto-art.ac.jp
Tel&Fax 075-791-9712

なお、研究会終了後および翌日に市内の寺社見学を以下のように予定しています。集合場所・タイムテーブル等詳細は上記研究会へお問い合わせください。
[クロスメディア研究会主催のエクスカーション]
1.青蓮院門跡見学と交流会
日時:2013年11月2日(土)17:45~21:30
参加費:1,200円程度(拝観料と交通費)
2.二条城、建仁寺、東寺の見学
日時:2013年11月3日(日)10:00~17:00
参加費:4,000円程度(拝観料と交通費)

以上


報告:会報第165号(2014年1月1日)6頁-9頁