「インターリンク:学生映像作品展[ISMIE]2024」オンライン開催のお知らせ

日本映像学会会員 各位

今年で第18回となる「インターリンク:学生映像作品展[ISMIE]2024」を映像表現研究会主催にて開催いたします。
11月30日(土)、12月1日(日)に対面で実施した名古屋会場に引き続き、オンラインでの開催となります。
特設サイト(https://sites.google.com/view/ismie2024)にて参加校教員による推薦作品を共有し、Zoomにて情報交換を行うオンラインでの研究会を行います。

会員諸氏や作者のみならず、在学生の方にも是非ご覧頂きたいと思っております。
詳細は以下をご参照ください。

【参加校一覧】
愛知県立芸術大学
イメージフォーラム映像研究所
桜美林大学 芸術文化学群 ビジュアル・アーツ専修
大阪経済大学
大阪芸術大学
大阪電気通信大学
九州産業大学芸術学部芸術表現学科
京都芸術大学 大学院
京都精華大学
尚美学園大学
情報科学芸術大学院大学[IAMAS]
椙山女学園大学
成安造形大学 情報デザイン領域
玉川大学芸術学部
東京工芸大学芸術学部
名古屋学芸大学メディア造形学部 / 大学院メディア造形研究科【本年度幹事校】
日本大学芸術学部【本年度幹事校】
文教大学情報学部メディア表現学科
北海道教育大学 芸術・スポーツ文化学科

【推薦作品の視聴】
12月11日(水)から、ISMIE2024特設サイト(https://sites.google.com/view/ismie2024)にて各校推薦作品を公開します。
※公開は2025年1月31日(金)までです。

【研究会概要】
日時:2025年1月12日(日)10:00〜12:00
会場:Zoom
事前に、各校推薦作品をご覧になった上でご参加ください。
参加する推薦教員から自校と他校の作品について講評を行い、その後、意見交換を行います。
ISMIE2024特設サイト(https://sites.google.com/view/ismie2024)にて参加申込みを受け付けております。
研究会前日までに申込みいただいた方には、当日メールにてZoomへの参加リンクをお送りします。
また、研究会当日にISMIE2024特設サイトにもZoomへの参加リンクを設置します。

以上です。
みなさまのご参加をお待ちしております。

日本映像学会映像表現研究会
ISMIE 2024 事務局
〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1
日本大学芸術学部映画学科(研究室A)
担当:奥野邦利/芦谷耕平/柳澤奏海

アジア映画研究会(第3期第26回)開催のお知らせ【12月21日】

アジア映画研究会会員/日本映像学会会員各位
「日本映像学会アジア映画研究会(第3期第26回)開催のお知らせ」
アジア映画研究会(第3期第26回)を下記のとおり開催致します。
日時:2024年12月21日(土)14:00~16:00  ZOOMによるオンライン開催

下記URLより事前登録してください。会議前日にミーティング参加に関する情報の確認メールをお届けします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSddSCwrpPrxkzM3JT1aXDqnbX33dlHX9kZx5EIjniu_dqLW3w/viewform?usp=pp_url

タイムテーブル
14:00~14:30
■報告:松岡 環(アジア映画研究者、字幕翻訳者)
 「日本におけるインド映画公開の現状と問題点」
■要旨
2022年10月に公開されたインド映画『RRR』(2019)は、本年7月で興行収入24億円というかつてない大ヒットとなり、その余波が現在も続いている。また、2024年のインド映画公開本数は19本で、過去最高を記録した。そこに見られるのは日本では従来なかった興行形態であり、その背景にはインド映画独特の事情があるが、そこには問題も潜んでいる。インド映画ブームの現状と問題点を報告する。

14:30~14:40 全体討論

14:40~15:40
■報告:森長 恵梨(インド映画研究者、WEB・動画制作者)
 「サタジット・レイの世界」
■要旨
20世紀インドを代表する映画監督として、世界的に広く知られるサタジット・レイ。グラフィックデザインを始め、小説、音楽なども幅広く手掛けた作家としての全体像を紹介し、国際的な評価の所以についても考察する。

15:40~16:00 全体討論

■座長よりひと言
サタジット・レイ(1921.5.2ー1992.4.23)は、日本で公開された作品数が最も多いインド人映画監督です。「オプー三部作」と呼ばれる『大地のうた』(55)、『大河のうた』(56)、『大樹のうた』(59)始め、『大都会(ビッグ・シティ)』(63)、『チャルラータ』(64)、『株式会社ザ・カンパニー』(71)、『遠い雷鳴』(73)、『ミドルマン』(75)、『チェスをする人』(77)、『ピクー』(80)、『遠い道』(81)、『家と世界』(84)、『見知らぬ人』(91)が、今はなき岩波ホールで劇場公開されたほか、『音楽ホール(音楽サロン)』(58)、『主人公』(66)、『グーピーとバーガの冒険』(69)が映画祭等で上映されています。また近年、デジタルリマスター版が次々と作られるようになり、サタジット・レイ作品の映画祭での上映やOTTでの配信が増えてきていることをご存じの方も多いと思います。森長惠梨さんは以前からサタジット・レイ研究を続けてきており、この機会に森長さんの研究発表を通して、彼の全体像を捉えていただければと思います。

皆様のご参加をお待ちしております。
12月座長:松岡 環

第1回 「映像身体論」研究会【12月15日】

第1回 日本映像学会「映像身体論」研究会「導体になることーー情動、交感、ASMR」

本研究会は、近年興隆する映像身体論の潮流を検討し、従来の美学・芸術学が対象化してこなかった「brain tingles(脳のうずき)」や「head orgasm(頭のオーガズム)」等の映像がもたらす「快/不快」情動、あるいはインターフェイスの視/触覚的側面について理解を深めることを目的とし、多様な学術分野から代表的な論者をお招きして、意見交換を進めてまいります。

第1回のオンライン公開研究会では、「映像身体論」の系譜を確認すると共に、北海道大学の野澤俊介先生から「導体になることーー情動、交感、ASMR」と題して、ご講演をいただく予定です。ご関心のある方はどうぞ奮ってご参加ください。

【日時】2024年12月15日(日)14:00-16:00(日本時間)
【会場】オンライン(無料)
【参加方法】
参加を希望される方は、名前、所属を明記の上、下記アドレスまで問い合わせください。
head.orgasmgmail.com

【定員】
20名(※先にお申し込みの方を優先的にご案内いたします。)

【プログラム】
趣旨説明:難波阿丹(聖徳大学)
講演:野澤俊介(北海道大学)

14:00-14:30 趣旨説明:難波阿丹(「映像身体論」研究会代表、聖徳大学)
14:30-15:30 講演:野澤俊介(北海道大学)「導体になることーー情動、交感、ASMR」
15:30-16:00 質疑応答

【使用言語】日本語
【主催】日本映像学会「映像身体論」研究会
【助成】科研費「触覚的な「快」情動によるアテンション管理の研究:ASMR動画を題材として」(研究代表:難波阿丹、研究課題番号24K15927)