アナログメディア研究会主催企画「驚天動地のNOTO FILM」能登勝 レクチャー & 上映【2月11日】のお知らせ

アナログメディア研究会主催企画
「驚天動地のNOTO FILM」 能登勝 レクチャー & 上映

2020年2月11日火曜日休日
18時45分開場
19時00分上映開始
21時30分頃終了予定

宮地楽器ホール 地下練習室 2・3
JR中央線武蔵小金井南口駅前
https://koganei-civic-center.jp/map/
資料代1000円

プログラム(上映予定作品)作品の技法や技術の解説をして、作品を16mmフィルム映写機で上映します。

耕す・(16/color/9min.)
大地からの展開・(16/color/12min.)
犬の映画・(16/color/8min.)
夢代九・(16/B&W/9min.)
夢のフランス・(16/color/6min.)
上弦の月・(16/color/16min.)
下弦の月・(16/color/23min.)
境内にて・(16/color/7min.)

驚天動地のNOTO FILM

商業現像所では出来ないような華麗で繊細な仕上がりを目指す能登勝の自家現像と自家プリント。自家現像なんてゴミだらけ、キズだらけ、ムラムラで汚い、と考えて居る人はとりあえず能登勝の映画を一度見て頂きたい。自家現像が美しい映像を作り出す為の技法なのだ、と諒解出来るだろう。そして商業現像所では決して引き受けてはくれない“電子レンジ現像”“蟻プリント”“定着液吹き付け”など自家現像、自家プリントならではの驚愕の表現に息を呑む筈だ。多摩芸術学園映画科の学生時代にスタン・ブラッケージの作品に出会い劇映画から実験映画に方向を転換、以来自家現像、自家プリントでの実験映画制作一筋四十余年、世界でも類を見ない斯界のパイオニア能登勝。驚天動地の能登勝映画作品を作家の解説と共に鑑賞する。自家現像とは何かを考えるのにも絶好のこの機会をお見逃しなく。

主催・問合せ :日本映像学会 アナログメディア研究会
(e-mai:analogmedia2013gmail.com)
ご案内:https://www.facebook.com/events/2551091725019745/

日本映像学会アナログメディア研究会
代表:太田曜
連絡先:尚美学園大学芸術情報学部情報表現学科 川口肇研究室(川口肇)
e-mail:analogmedia2013gmail.com

第46回大会関西大学<2020年5月30日(土)・31日(日)>について

日本映像学会 大会申込期限のお知らせ

 2020年の日本映像学会第46回大会は、2020年5月30日(土)、31日(日)に関西大学(千里山キャンパス)で開催されます。
前回より申込みをオンライン入力に統一しました(従来までの返信用葉書はありません)。
詳細は日本映像学会ウェブサイト上の「第2通信」でご確認ください。
大会での発表および参加を希望される方は、大会ウェブサイトの申込フォームから手続きをしてください。

大会ウェブサイト https://jasias.jp/eizo2020
発表の申込期限 2020年2月21日(金)
大会参加の申込期限 2020年5月8日(金)

 皆さまのご来場をお待ち申しあげております。

日本映像学会第46回大会実行委員会
〒564-8680 大阪府吹田市山手町3-3-35
関西大学文学部映像文化専修内
kandai-convention@jasias.jp

アジア映画研究会(第14回)開催のお知らせ【2月4日】

アジア映画研究会会員/日本映像学会会員各位
「日本映像学会アジア映画研究会(第14回)開催のお知らせ」

アジア映画研究会(第2期第14回/通算第33回)を下記のとおり開催します。

日時:2020年2月4日(火)18:00-20:00
会場:国際交流基金・御苑前オフィス7階アジアセンター(702-703会議室)
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-16-3-7F
(東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅 2番出口 から徒歩8分)
アクセスマップ https://www.jpf.go.jp/j/access/map.html
<内容>
①発表「ボーダークロッシングアジア—国境を越えるインディペンデント映画製作を再考する Border-Crossing Asia—Rethinking Transnational Independent Filmmaking」
馬然 Ma Ran(日本映像学会会員、名古屋大学人文学研究科 准教授)60分+討議

昨年10月に刊行された馬先生の著書『Independent Filmmaking across Borders in Contemporary Asia(国境を越える現代アジアのインディペンデント映画)』の内容を中心にご発表を頂きます。
使用言語は英語(質疑応答時は必要に応じて中国語・日本語の通訳あり)

(発表要旨 英文)
This talk focuses on ‘independent border-crossing cinema’ and explores a breed of independent auteurs whose micro-practices and projects (‘border-crossing films’) are both locally situated and contingently embedded in the translocal (local-to-local), transnational network of production, circulation, and exhibition. This transborder filmmaking can be viewed as both an aesthetic practice and political act, reframing how people, places, and their inter-connections can be perceived—opening up possibilities to reimagine Asia and its connections to globalization.
(プロフィール 英文)
馬然 MA Ran (associate professor) teaches at the Global-30 “Japan-in-Asia” Cultural Studies and the Program of Cinema Studies, Graduate School of Humanities, Nagoya University, Japan. Her research interests include Asian independent cinemas and film festival studies.
She is the author of Independent Filmmaking across Borders in Contemporary Asia (Amsterdam University Press, 2019).
(書籍の出版社のサイト)
https://www.aup.nl/en/book/9789462986640/independent-filmmaking-across-borders-in-contemporary-asia

共催:基盤研究(C)「カルチュラル・アサイラム―中国インディペンデント・ドキュメンタリーの位相空間」(19K00259)(神奈川大学・秋山珠子)

②討議「今後のアジア映画研究会の開催と運営について」
参加者全員

※発表の後、今後のアジア映画研究会をどのように続けていくか、参加者全員で話し合いを持ちます。積極的な参加をお願い致します。

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ご参加についていくつか注意点がございます。

<19時までにご来場の方>
御苑前オフィスビルの正面玄関からお入りいただき、直接7階アジアセンターフロアまでお越しください。
<19時以降ご来場の方>
19時以降はビルが施錠されます。ご来場の都度、中から職員がお迎えに参りますので、到着次第、座長あてにメールでご連絡ください。
(2月座長:金子 kanekoyougmail.com 気をつけていますが、気がつかないことがありますので時間を置いて再度ご連絡ください)

<出席について>
国際交流基金の会場の都合で、前日までに参加者全員のお名前を報告する必要があります。
ご出欠のご連絡は、「調整さん」で出欠確認をおこないますので、下記のサイトへ行き、「出欠を入力する」をクリックしてください。
https://chouseisan.com/s?h=8af0713616ad48a8a92bfe555518cf8c
「表示名」にお名前(フルネーム)を入力、○(出席)、△(不明)、×(欠席)のいずれかを選び、にコメント欄にはご所属または肩書き、さらにあればご連絡事項を記入して下さい。
出席の方は、前日、2月3日(月)18:00までにご記入をお願いします。

以上

日本映像学会会員
金子 遊

アナログメディア研究会 映像講座「実験映画のフィルムアーカイブを考える」【1/25】のお知らせ

日本映像学会 アナログメディア研究会 映像講座
「実験映画のフィルムアーカイブを考える」のお知らせ

現在 ( いま ) のデジタル配信の時代に、8mm、16mm フィルムでつくられた実験映画を、どのように後の世代に残していくべきか! 過去の代表作を みるために我々は何をしていくべきか!
映画の保存業務を実践する とちぎあきらさんに、映画復元の事例からフィルムメーカーに役立つ、映画のアーカイブの重要性についてお話しいただきます。他にアナログメディア研究会のメンバー南俊輔による、8mm の 4K テレシネの実践について、研究発表を行います。

講師:とちぎあきら(フィルムアーキビスト)
2003 年より 15 年間東京国立近代美術館フィルム センター研究員として、映画フィルムの収集・保存、アクセス対応などに従事。現在、IMAGICA Lab. からの業務受託など、フリーの立場で映画保 存の仕事に携わっている。

研究発表:「アーティストによるテレシネの実践」
南俊輔(美術作家/日本映像学会 アナログメディア研究会)
1985 年北海道生まれ。映像機材の機構や映写技師 による映写の行程など、映画周辺の環境に着目し、インスタレーションの制作やパフォーマンスを行 う。近年は自作テレシネ機器を用いたフィルム = デジタル映画を制作。

日時:2020年1月25日(土) 19−21時(開場18:45)
会場:小金井 宮地楽器ホール 地下 練習室2・3 (JR 中央線 武蔵小金井駅南口 1 分)
主催・問合せ :日本映像学会 アナログメディア研究会
(e-mai:analogmedia2013@gmail.com)
資料代:500円 定員50人
https://www.facebook.com/events/755559598258084/

日本映像学会アナログメディア研究会
代表:太田曜
連絡先:尚美学園大学芸術情報学部情報表現学科 川口肇研究室(川口肇)
e-mail:analogmedia2013@gmail.com

ショートフィルム研究会第28回活動【2/15】のお知らせ

「アニメーション研究を牽引してきた功労者 渡辺泰〜その研究活動と功績〜」展を振り返って

2018年夏、長年に渡り国内でアニメーション研究を牽引してきた渡辺泰を顕彰する展覧会が京都で開催された。会場では渡辺手作りの戦後アニメ関連記事スクラップ帳、戦後発足したディズニー・ファンクラブの会誌「ディズニー・ジャーナル」などが展示され、戦中戦後の国内のアニメーション受容を渡辺の膨大なコレクションから垣間見ることが出来る内容であった。この度名古屋で、本展覧会を振り返り、氏の貴重なコレクションの一端を検証し紹介する。

日時 2020年2月15日(土)開場/14:30開演15:00-終了17:00予定
会場 名古屋市中村区則武1-13-9 チサンマンション第3名古屋ビル 1106号室
道順 名古屋駅JRコンコース太閤口より徒歩4分
予約 main@theatercafe.jp (要予約) 参加無料
協力 渡辺泰、安井喜雄(神戸映画資料館館長)
主催 日本映像学会ショートフィルム研究会
日本映像学会研究活動助成金対象研究

■発表
| 戦後、国内最初期のアニメーション愛好家たちの活動について 森下豊美
渡辺泰展で展示した資料から、戦後発足したディズニー・ファンクラブ会員向け会誌「ディズニー・ジャーナル」、およびその会員たちによる同人誌「sleepy symphony」を中心に、戦後最初期の国内アニメーション愛好家たちの活動の一端を検証する。
| プロフィール 
2012年東京藝術大学大学院アニメーション専攻修了。2018年京都精華大学大学院単位取得満期退学。2017年「にっぽんアニメーションことはじめ~ 「動く漫画」のパイオニアたち~展」、2018年「渡辺泰展」企画など、アニメーションの制作、研究、展覧会企画など行う。関西大学、甲南大学ほか非常勤講師。

| 日本のアニメーションの戦時下・戦後 佐野明子
今回上映する『マー坊の落下傘部隊』が制作された戦時下の背景をまず概観する。終戦後、日本の人々に歓迎された『白雪姫』ほかディズニー長編が、いかに日本のアニメーションや映像文化に影響を与えたか、渡辺泰コレクション資料を手がかりに考察する。
| プロフィール 
2007年 大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。2009年 桃山学院大学国際教養学部に着任(〜現在)2015年 国際日本文化研究センター共同研究員(〜現在)単著論文「『桃太郎 海の神兵』論:国策アニメーションの映像実験」『アニメーション研究』第20巻第1号、2019年。共著書『動員のメディアミックス:<創作する大衆>の戦時下・戦後』大塚英志編、思文閣出版、2017年など。

■上映作品
『マー坊の落下傘部隊』(1943年、12分)製作 佐藤吟次郎  演出 千葉洋路
マー坊は科学研究所で「新式の落下傘兵器」(爆弾落下傘、超強電波放射落下傘、上昇兼用落下傘、装甲機銃座急構築落下傘)を開発する。それらを日本軍が使って敵軍を倒す。

ショートフィルム研究会第27回活動【2/1】のお知らせ 

「アイドルMVのメディア論」

私たちがアイドル文化を享受する際の重要なメディアのひとつが、ミュージック・ビデオ(MV)であろう。アイドルMVは、プロモーション(販促)を目的とした、CDの付属品などではもはやない。AKB 48『恋するフォーチュンクッキー』(2014年)のMVのように、社会現象を引き起こしたり、乃木坂46や欅坂46のMVのように、才能ある映像クリエイターたちの格好の表現の場となってもいる。本イベントでは、このアイドルMVをメディア環境史の中に位置付け直すとともに、アイドルMVというメディアをめぐって生成されるコミュニケーションについて考察していく。また、女性アイドルのみならず、男性アイドルやK-POPにおけるMV状況との比較も試みたい。

■登壇者プロフィール
塚田 修一 | つかだ しゅういち
中央大学・法政大学兼任講師。主業績:『アイドル論の教科書』(共著・青弓社)、『国道16号線スタディーズ』(共編著・青弓社)など

張 瑋容 | ちょう いよう
台湾出身。名古屋大学男女共同参画センター研究員。主業績:『記号化される日本―台湾における哈日現象の系譜と現在―』(ゆまに書房、近刊)

日時 2020年2月1日(土) 14:00 開場/14:30 開演/17:30 終了予定
会場 名古屋市中村区則武1-13-9 チサンマンション第3名古屋ビル 1106号室
道順 名古屋駅JRコンコース太閤口より徒歩4分
予約 main@theatercafe.jp (要予約) 参加無料
協力 梶川瑛里(広報イラスト制作・運営)
主催 日本映像学会ショートフィルム研究会
日本映像学会研究活動助成金対象研究