日本映像学会第43回大会(神戸大学)のご案内【6月3・4日】

来る6月3日(土)、4日(日)の両日、第43回大会が神戸大学にて開催されます。52件の研究発表・作品発表と、「宇宙×映像」というテーマでの講演とシンポジウム、夜の懇親会と、刺激的な2日間になることを願っております。
皆様のご参加を是非お待ちしております。

日本映像学会第43回大会実行委員会 
委員長 前川修
副委員長 板倉史明

大会テーマ:宇宙×映像
会場:神戸大学(六甲台第二キャンパス)農学部
会期:2017年6月3日(土)・4日(日)
後援:科学研究費補助金基盤研究(B)「アウタースペース/インナースペース/インタースペース・アートの美学」(課題番号17H02286:研究代表者 前川修)
協賛:神戸大学大学院国際文化学研究科国際文化学研究推進センター(Promis)


日本映像学会第43回大会第3通信(プログラム)

pdfPDFファイル

日本映像学会第43回大会第3通信1/3画像

 

日本映像学会第43回大会第3通信2/3画像

 

日本映像学会第43回大会第3通信3/3画像

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【追加情報】ランチマップ、各種会場の位置関係をグーグルで作成しました。期間中、以下をご参照ください。
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1V9iI1eWze3pu2_yTL36lHhKacXo&ll=34.720858407760176%2C135.23417659999996&z=18

 

 


日本映像学会第43回大会第2通信(会報第177号版テキスト、実行委員会連絡先情報一部変更2017年5月9日)
大会実行委員会

Ⅰ . 大会概要
1. 大会テーマ:宇宙×映像
2. 会場:神戸大学(六甲台第二キャンパス)農学部
3. 会期:2017年6月3日(土)・4日(日)
4. プログラム(予定)
第1日:6月3日(土)12:30 〜19:30
基調講演・シンポジウム(内容・登壇者未定)
懇親会(神戸大学瀧川記念会館)
第2日:6月4日(日)10:00 〜18:00
研究発表・作品発表
理事会・第44回通常総会
5. 大会参加費(2日間通し)
会員 3,000円、一般 2,000円、大学生・大学院生 1,000円
懇親会費:5,000円(予定)
2 日目の 昼食券:500円
(※予定:事前申し込み制)
※プログラムの詳細は、大会ホームページおよび「第3通信」(5月初旬)にてお知らせいたします。

Ⅱ . 大会研究発表・作品発表申込要領
①各発表の申込資格は、2016年度在籍会員に限らせていただきます。
なお、年会費の未納・滞納のなきようお願い致します。
②各発表は学会の趣旨にそぐわない場合、あるいは技術的な理由などで対応しかねる場合にはお断りすることがあります。
③各発表は日本映像学会理事会(2017年3月18日(土)開催予定)において承認の上、大会実行委員会として正式に受理致します。
④発表を希望される方は、所定の申込書を郵送・ファックス・メールのいずれかで日本映像学会第43 回大会実行委員会までお送りください。
⑤必要事項に不備のある場合や申込資格のない場合は無効になります。
⑥各発表の申込期日は、理事会開催の都合上、2017年2月24日(金)必着と致します。
⑦理事会承認後に正式受理の可否についてご連絡致します。
⑧正式受理の場合、発表概要原稿(2000字、MS-Wordファイル)を2017年4月21 日(金)までにご提出ください。正式受理者には発表概要書式をお送りします。

Ⅲ . 大会への出欠はがきの送付
参加のみの出席なのか、研究・作品発表もおこなうのか、1月中旬発送予定のペーパー版第2通信に同封のはがきに必要事項を記入し、切手を貼らずに投函してください。必着日厳守でお願いいたします。

Ⅳ . 大会研究発表・作品発表申込方法
①1月中旬発送予定のペーパー版第2通信に同封の申込用紙に手書きで記入し郵送する場合の送り先(封筒・郵送料はご自身でご負担願います。)
〒657-0013兵庫県神戸市灘区六甲台町1-1
神戸大学人文学研究科
日本映像学会第43回大会実行委員会行
②1月中旬発送予定のペーパー版第2通信に同封の申込用紙をFAXで送る場合の送り先
FAX:078-803-7453
③申込用紙を大会HP からダウンロードし、メール添付で送る場合
大会HP:https://jasias.jp/2017main
大会実行委員会メールアドレス:jasias2017@harbor.kobe-u.ac.jp
※1週間以内に受領のメールを差し上げます。受領の連絡がない場合は、上記のFAX(078-803-7453)にてお問い合わせください。
④直接メールで送る場合は、申込用紙の項目に従って必要事項を記入し、大会実行委員会メールアドレスにお送りください。

申込締切 2月24日(金)必着厳守

Ⅴ . 発表時間・使用機材
①〔発表時間〕:研究発表・作品発表の時間は25 分、質疑応答を5 分とします。
②〔使用機材〕:研究発表・作品発表には、DVD、ブルーレイ、VHS、OHP などが使用可能です。ご持参されるパソコンを接続するVGA接続端子は教卓に設置されていますが、接続用アダプタは発表者ご自身でご用意ください。またフィルム(8㎜、16㎜)やDVテープの上映に関することなど、詳細はメールにて事前にご相談ください。
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日本映像学会第43回大会実行委員会
実行委員長:前川修(神戸大学)
副実行委員長:板倉史明(神戸大学)
実行委員(50音順):
遠藤賢治(大阪芸術大学)
大橋勝 (大阪芸術大学)
加藤哲弘(関西学院大学)
桑原圭裕(関西学院大学)
豊原正智(大阪芸術大学)
中村聡史(関西学院大学)
橋本英治(神戸芸術工科大学)
実行委員会事務局 〒657-0013 兵庫県神戸市灘区六甲台町1-1
神戸大学人文学研究科
日本映像学会第43回大会実行委員会
※不在のことが多いですのでFAXかメールでご連絡いただくと確実です。
〔℡〕078-803-7453
〔FAX〕078-803-7453
〔E-MAIL〕jasias2017@harbor.kobe-u.ac.jp
〔大会HP〕https://jasias.jp/2017main
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●交通案内 空港/新幹線の駅から最寄り駅まで
・大阪空港から:大阪モノレール「大阪空港」→(約3分)→「蛍池」【阪急宝塚線に乗換】「蛍池」→(約15分)→「十三」【阪急神戸線に乗換】「十三」→(約25分)→「六甲」
・関西国際空港から:JR「関西空港」→(約1時間)→「大阪」【JR神戸線に乗換】「大阪」→(約25分)→「六甲道」
・神戸空港から:神戸新交通ポートアイランド線「神戸空港」→(約17分)→「三宮」【阪急神戸線に乗換】「神戸三宮」→(約6分)→「六甲」
・新大阪駅から:JR「新大阪」→(約26分)→神戸線「六甲道」
・新神戸駅から:神戸市営地下鉄西神・山手線「新神戸」→(約2分)→「三宮」【阪急神戸線に乗換】「神戸三宮」→(約6分)→「六甲」
●最寄り駅からキャンパスまで
会場:神戸大学(六甲台第二キャンパス)農学部
(〒657-0013神戸市灘区六甲台町1-1)
・JR「六甲道」駅下車、神戸市バス36系統「鶴甲団地」行き 約10分
「神大文理農学部前」(5つめ)下車すぐ
・阪急「六甲」駅下車、神戸市バス36系統「鶴甲団地」行き 約7分
「神大文理農学部前」(3つめ)下車すぐ
※委細は神戸大学 HP「交通アクセス」をご覧ください。
http://www.ans.kobe-u.ac.jp/nougakubu/access.html
※駐車場はありませんので、公共の交通機関をご利用ください。

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日本映像学会第43回大会研究発表・作品発表申込用紙

pdfMS-Word[docx]版

2017年度第1回(第16回)映像テクスト分析研究会【6月24日】

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日本映像学会 映像テクスト分析研究会
2017年度第1回(通算第16回)研究発表会 開催のお知らせ
******************************
  
日本映像学会会員各位
   
映像テクスト分析研究会の研究発表会を下記のとおり開催します。
なお、公開時に成人指定を受けた作品がテーマであることをあらかじめご了承ください。
みなさまのご来場をお待ちしています。
  
日本映像学会映像テクスト分析研究会
代表 藤井仁子
  
■日時===========================
2017年6月24日(土曜日)16時開始~18時終了予定
発表後に休憩をはさんで質疑応答あり
※発表に先だち、14時45分より参考上映を行ないます(成人作品)
   
■会場===========================
早稲田大学 戸山キャンパス 36号館2階演劇映像実習室(283教室/定員60人)
〒162-8644 東京都新宿区戸山1-24-1
最寄り駅:地下鉄東京メトロ東西線「早稲田駅」、副都心線「西早稲田駅」
交通アクセス
https://www.waseda.jp/top/access/toyama-campus
キャンパス案内図
http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2016/10/20161020toyama_campus_map.pdf
*スロープは上らず、スロープと工事フェンスの間の狭い通路を抜けて31号館に
突きあたったところで右折し、正面の階段を上っていただくのが近道です。
(あるいはスロープを上がり、31号館と33号館の間を通って中庭を抜けてください。)
   
■発表者==========================
鳩飼未緒(早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程)
 
■表題・概要===============================
「SMの女王」の誕生――『花と蛇』と『生贄夫人』による谷ナオミのスター・イメージの構築

 縄がくいこむ白い柔肌、苦痛と恥辱に歪む表情――谷ナオミは『花と蛇』(1974)で日活ロマンポルノのスクリーンに主演女優として登場すると、1979年の引退までその圧倒的な肉体を武器に「SMの女王」として君臨しつづけ、今日でもロマンポルノのスターとして記憶されている。本発表では『花と蛇』、そして続けて谷の主演で製作・公開された『生贄夫人』(1974)に着目し、両作品が谷のスター・イメージを確固たるものにしたことを明らかにする。
 『花と蛇』は日活だけでなく、ピンク映画を除けば日本映画全体にとっても史上初の本格的なSM映画であった。先例が無いなか、SM小説の第一人者である団鬼六の原作を下敷きにしていながらも、脚本田中陽造、監督小沼勝が映画版を原作とは全く異なるコメディーとして仕上げたことは注目に値する。この戦略が幸いして本作は大ヒットを記録し、「SMもの」は愛好家以外の一般観客も取り込んで、1988年のロマンポルノ終焉に至るまで存続することとなった。しかし、このコメディー色の強さは他方で、『花と蛇』をSM映画としては「失敗作」にしてしまっていることは否定できず、また、谷のスター・イメージの形成を遅滞させたのだ。
 つづく『生贄夫人』は、団が離脱したものの、引き続き田中・小沼の布陣で製作された。ロマンポルノの「SMもの」の中でもとりわけ評価の高い本作が、谷をロマンポルノのスターとして確立させたのは必然であったことが、本発表を通じて明らかになるはずである。映画中、特に鮮烈な印象を与える二つのシーンの仔細な分析を通じて、鞭を打ち鳴らす支配的な「女王様」ではなく、被虐を堪え忍ぶヒロインを演じつづけた谷がなぜ「SMの女王」と呼ばれるに至ったのかを検討していきたい。この問いへの答えを得たとき、同時代的にロマンポルノを享受していたほとんどの男性観客は気付きえなかった女優谷ナオミの恐ろしさもまた、明らかになるだろう。

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お問合せ先:
日本映像学会東部支部 映像テクスト分析研究会
代表 藤井仁子
〒162-8644 新宿区戸山1-24-1
早稲田大学文学学術院
e-mail: jinfujii(a)waseda.jp

第18回ヴィデオアート研究会【5月27日】

ヴィデオアート研究会 第18回研究会(5月27日)開催のお知らせ

日時:2017年5月27日(土)15:00-17:00
会場:梅屋敷スタジオ
東京都大田区大森西7-7-27第二宝荘1F北側
(イワサキ印刷右、設備屋の左)
京急本線梅屋敷駅10分、JR/東急蒲田駅東口より13分
https://goo.gl/maps/zAS65zsbrCu

内容:ハルーン・ファロッキとドイツのメディア論
2014年7月にこの世を去ったアーティスト、ハルーン・ファロッキは、ドクメンタ12(2007)での”Deep Play”をはじめ、技術と視覚、イデオロギーとの関係を主眼に多くの映画作品やインスタレーションを手掛けた。また理論家としても活動したファロッキは多くのテクストや対話を残している。今回は、ファロッキと同時代のヴィレム・フルッサーやノルベルト・ボルツなどドイツ系のメディア論者の言説と比較しながら、これまで模索されてこなかったファロッキの新たな位置づけを行なうべく研究を進める。今回を皮切りに、ファロッキをめぐる研究会を数回にわたって行なうことを予定している。

予定パネリスト:
河合政之(東京造形大学・東北芸術工科大学非常勤講師/学会員)
小倉裕介(現代企画室)

進行:
瀧健太郎(ビデオアートセンター東京/武蔵野美術大学非常勤講師/学会員)

会場定員:10名

*本研究会は、ヴィデオアートのアカデミックな研究と、制作や展示現場のフィールドワークを交互に行なう方針で発足されました。今回はヴィデオアートに関する文献研究に関する研究会となります。

お問合せ:日本映像学会ヴィデオアート研究会
代表 瀧健太郎
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町42-6
co-lab 渋谷アトリエ内

アナログメディア研究会「渡辺哲也作品研究会/フィルム作品の検証」【5月13日】

アナログメディア研究会開催のお知らせ
「渡辺哲也作品研究会/フィルム作品の検証」

日時:5月13日 土曜日 10時~16時。
場所:阿佐ヶ谷美術専門学校映像工房
   東京都杉並区梅里1-3-3
   https://www.asabi.ac.jp/access/

「渡辺哲也作品研究会/フィルム作品の検証」検証予定作品 『コーヒーを飲む』、『ウォールシー』、『エマルジョンシー』、ほか。上映会ではありません。作品検証の一環として試写も行います。2007年に亡くなった実験映画作家、美術家、渡辺哲也の作品をご家族から借り受けて研究会では上映会などを行うために整理、検証を行っています。その一環でのフィルム作品の検証です。1960年代から70年代にかけて活躍した渡辺哲也の作品検証。場所は阿佐ヶ谷美術専門学校映像工房を予定。

おいでの際は研究会担当太田までご一報ください。当日の作業(作品フィルムと試写、関連する資料やメモ等をまとめる)工程についてご説明します。
E-MAIL:otayomaltasecross@yahoo.co.jp
TEL:080-1276-8478

日本映像学会アナログメディア研究会
https://www.facebook.com/analogmedia/
代表 西村智弘
〒166-0011 東京都杉並区梅里1-3-3
阿佐ヶ谷美術専門学校(末岡一郎)

アナログメディア研究会協力「阿佐ヶ谷アートストリート2017」16mmフィルム実験映画上映【5月11日】

アナログメディア研究会協力事業
「阿佐ヶ谷アートストリート2017」16mmフィルムでの実験映画上映@スペース煌翔
開催のお知らせ

日時:5月11日木曜日 19時~上映 18時30分開場
会場:スペース煌翔(こうしょう)
杉並区阿佐谷南3-2-29  TEL:03-3393-6337
http://www.kohsho.co.jp/Access.html
丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅から徒歩2分  JR 中央線阿佐ヶ谷駅から徒歩5分

プログラム・料金
■Aプロ19時~20時 徳永彩加『光る女』他 川口肇 『AQUARIUM』他
■Bプロ20時~21時 水由章『IN FOG』他 狩野志歩 『揺れる椅子』他
料金:1プログラム1000円、2プログラム1500円

プログラム詳細
★プログラム―A:2作家6作品 38分プラス5分
●徳永彩加3作品15分
『玻璃の少女』 2010年/10分/モノクロ/サウンド別出し
『光る女』2015年/3分/カラー/サウンド別出し
『余燼』 2016年/2分/カラー/サウンド別出し
●川口肇3作品23分
『AQUARIUM』1991年/6分/カラー/ステレオサウンド・別出し
『formosa-blue』2015年/8分/カラー/ステレオサウンド・別出し
『wired-glass』2016年/9分/カラー/ステレオサウンド・別出し
●太田曜 1作品5分
『BLANK SPACE』2016年/5分/パートカラー/サウンド・別出し を追加上映

★プログラム―B:2作家7作品48分プラス6分
●水由章5作品29分
『押し続けた時間』1989年/7分/ カラー/サイレント
『或る情景・都市河川 』1993年/6分/モノクロ/サイレント
『流れるように 紡ぐように』2009年/6分/カラー/サイレント
『IN FOG』2010年/5分/カラー/光学サウンド
『CROSSING IMAGE』2016年/5分/カラー/サイレント
●狩野志歩2作品19分
『揺れる椅子』2000年/13分/カラー/光学サウンド
『Lily in the Glass』2003年/6分/カラー/光学サウンド
●太田曜 1作品6分
『SPEED TRAP』2004年/カラー/光学サウンド/6分 を追加上映

■主催:阿佐ヶ谷アートストリート  
http://www.asagayaartstreet.com/act3

■協力:日本映像学会アナログメディア研究会
https://www.facebook.com/analogmedia/

以上
日本映像学会アナログメディア研究会
代表 西村智弘
〒166-0011 東京都杉並区梅里1-3-3
阿佐ヶ谷美術専門学校(末岡一郎)