第36回映画文献資料研究会【2月21日】

第36回映画文献資料研究会(2月21日)開催のお知らせ

日本映像学会映画文献資料研究会では下記の如く研究例会を開催いたします。
会員の皆様のご参加をお待ちしています。

日 時:2015年2月21日(土) 15時~17時

場 所:日本大学芸術学部江古田校舎東棟2階E204教室
     西武池袋線江古田駅下車 徒歩5分
     アクセスマップ http://www.art.nihon-u.ac.jp/information/access.html

発表者:牧野 守会員(映画史家)

テーマ:『映画文献学の成立とその諸問題』

「今回は当研究会の前代表であった牧野守会員が、研究会発足の経緯から現在までの研究活動を振り返りつつ、映画文献学の成立と現状の問題点について発表します」

問合せ先:日本映像学会映画文献資料研究会代表 田島良一
       日本大学芸術学部映画学科内
       TEL 03−5995−8220


報告:会報第171号(2015年7月1日)9頁

第11回ヴィデオアート研究会【1月30日】

ヴィデオアート研究会 第11回研究会(1月30日)開催のお知らせ

日時:2015年1月30日(金)19:00-21:00
会場:co-lab渋谷アトリエ2F 会議室3 (東京都渋谷区宇田川町42-6)
http://co-lab.jp/locations/shibuya-atelier/access_shibuya-atelier
(当日は入り口の鍵が施錠されております。お手数ですが遅れていらっしゃる方は下記瀧にご連絡ください)

内 容:David Joselit “TALE of Tape: Radical Software” 講読
    ゲリラテレビジョンなどの動向について

本研究会は、ヴィデオアートのアカデミックな研究と、制作や展示現場のフィールドワークを交互に行なう方針で発足されました。今回は未訳の文献から研究を進めてゆきたいと考えております。
(*会場座席数20席となります。参加希望の方は、事前資料なども御座いますの で下記連絡先、瀧までご連絡頂ければ幸いです。)

予定パネリスト
齋藤理恵会員(早稲田大学大学院文学研究科博士課程)

進行:瀧健太郎会員(ビデオアートセンター東京代表)

お問合せ:
日本映像学会ヴィデオアート研究会
代表 瀧健太郎
e-mail:taki.kentarou@ebony.plala.or.jp
ビデオアートセンター東京
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町42-6 co-lab 渋谷アトリエ内
tel:○8○- 4355-1721


報告:会報第170号(2015年4月1日)7頁

会報第169号を発行しました。

会報第169号(2015年1月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter169
会報第169号

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学会機関誌の改革について:お知らせとお願い

日本映像学会会員各位

学会機関誌の改革について:お知らせとお願い

 第21期機関誌編集委員会は、学会機関誌の改革について前期委員会からの課題を引き継いで検討を重ね、下記の方針で作業を進めることを理事会(10月4日開催)に提案して了承されました。ここにその概要をご報告すると共に、幾つかの検討課題について会員の皆様のご意見を賜りたいと存じます。

改革の骨子
 『映像学』に国際版『ICONICS』の機能を統合することで誌面を拡充し冊子版と電子版を刊行する
 機能の統合とは、従来は日本語論文に限定していた『映像学』に外国語論文の投稿を受け付け、『ICONICS』で行なっていた日本語優秀論文の英訳掲載は『映像学』で継続することを意味します。新『映像学』への移行の時期は、改変に伴う諸課題の解決や必要な体制の整備に目途がつきしだい決定します。

経緯の説明
 周知のとおり、国際版『ICONICS』電子版の発刊が第19期機関誌編集委員会(2010~2012)によって決定されました。単にメディア環境の変化に適応するためだけでなく、「会員の論文を海外に発信することで国際交流を促進する[1]」という国際化の新たな理念を実現するための方策です。従来の『ICONICS』の主な柱であった「招待論文」と「海外委員」を廃止するという重要な変更が同時になされたのもこの理念にもとづくものですが、その結果、『ICONICS』の学術誌としての性格は著しく変化することになりました[2]。また、『ICONICS』の電子版発刊が決定した一方で、かねてより課題だった『映像学』のウェブ公開は諸般の事情で捗々しい進展を見せていません。こうした事情に鑑み、当期編集委員会は、『映像学』に国際的発信の機能を統合し、併せて新しい『映像学』をウェブで公開することが「会員の論文を海外に発信することで国際交流を促進する」という改革の理念に照らして合理的な方策であると判断した次第です[3]。ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

アンケートへの回答のお願い(下記の別紙でご回答ください)
 大小幾つかの課題の中で、特に会員の皆様のニーズに関わる下記の事項についてご意見を賜りたいと存じます。1.外国語論文の使用言語。『ICONICS』と同様、専門領域やアカデミック・コミュニティとの関係で独語と仏語も受け入れるべきである、というご意見や、国際交流の現状を鑑みて英語だけでよい、とするご見解もあると想定されます。2.ウェブ公開のタイミング。インターネットの利点を活かして言語を問わず即公開すべきであるというご意見や、外国語論文は即公開すべきだが日本語論文については冊子版の意義を尊重して一定期間を置いて公開する方がよい等のご要望もあるかと存じます。3.冊子版の判型。現行の『映像学』はA5判ですが、他学会の機関誌にはA4判も少なくないようです。この機会にご意見をお聞かせいただければ幸いです。なお、今回のアンケートは機関誌編集委員会内で今後行われる課題解決の作業にのみ利用させていただくもので、個人を特定できる情報(お名前、所属支部など)を委員会外にて開示することはございません。また本アンケートは、多数決で決定するための投票ではございません。この点はご了承ください。

日本映像学会 第21期機関誌編集委員会
委員長 中村秀之

(2014年12月13日)


[1]
「機関誌編集委員会報告 「ICONICS」電子版のお知らせ」(『会報』156号、2012年4月1日、3頁)、「『ICONICS』電子版の発刊について」(『映像学』88号、2012年5月25日、103頁)。
[2] 例えば、10号までの掲載論文数が平均8本弱であったのに対して、第19期の決定を受けて第20期委員会(2012~2014)が担当した『ICONICS』11号の「投稿論文」は1本(不採択)でした。
[3] 新しい『映像学』の電子版発刊は、科学技術振興機構(JST)が提供する電子ジャーナル発行用のプラットフォーム「J-STAGE Lite(仮称)」(2016年上期運用開始予定)を利用する予定で、鋭意準備を進めているところです。

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学会機関誌の改革について:お知らせとお願い学会機関誌の改革について:お知らせとお願い
別紙:アンケート回答フォーム別紙:アンケート回答フォーム(WORD版)
別紙:アンケート回答フォーム別紙:アンケート回答フォーム(PDF版)

2014年度西部支部研究例会・総会【1月24日】

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2014年度西部支部研究例会・総会のお知らせ
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西部支部では、下記のとおり、研究例会を開催します。
なお、例会の後に、総会を予定しています。

日時:2015年1月24日(土)15時〜18時
場所:九州大学 大橋キャンパス(芸術工学部)5号館531教室
         (福岡県福岡市南区塩原4-9-1)

研究例会
1)伊原久裕(九州大学芸術工学研究院)
「視線の劇場:ノーマン・ベル・ゲデスのバトルラマ写真(戦場模型写真)をめぐって」
1939年開催のニューヨーク万博のGM館において展示されたディオラマ〈フューチャラマ〉の作者として著名なアメリカ人工業デザイナーのノーマン・ベル・ゲデスは、それと平行して、軍事シミュレーション用の精密な戦場模型〈バトルラマ〉を制作しており、戦争が始まると、数多くの戦場模型を撮影し、〈ライフ〉誌に掲載した。制作された写真には、地図としての役割を担う航空写真風の形式から、航空機の窓越しに眺めたかのような臨場感のある演出で撮影されたもの、さらには架空の戦場シミュレーション写真など、さまざまな形式が入り交じって含まれており、写真として特異な表現形式となっている。本発表は、地図デザインや航空写真における同時代の傾向、〈ライフ〉誌の紙面構成の分析などから、ゲデスの戦場模型写真の特性とその社会的意味機能について論じる

2)黒岩俊哉(九州産業大学芸術学部)
「舞踏・音響・映像パフォーマンスの可能性—「響存人間展」から「映像音響詩《KYOZON 2014》までの足跡—」
2014年5月に開催された、舞踏・音響・映像によるパフォーマンス「響存—光と闇の音—」を総括し、その後の「映像音響詩《KYOZON 2014》」にいたるまでの報告と、今後の映像表現の可能性を検討する。

3)【学生発表】イヤード・アルサ・ブーニー(九州大学芸術工学府)
対称イメージの視覚的解釈に基づいたキャラクターデザイン方法」
通常、アニメーションやゲームのキャラクターのデザインを発想するにはスケッチなどを用いて描くが、描画のスキルと発想能力の低い初心者にとって容易な作業ではない。本発表では、そうした初心者も含め、発想と描写に関する制約から比較的解放された状態でキャラクターが創作できる方法として、インクブロットなど、自由連想を触発する対称イメージを用いたキャラクターのデザイン方法について報告する。

以上

日本映像学会西部支部
〒815-8540
福岡県福岡市南区塩原4-9-1
九州大学芸術工学府内


報告:会報第170号(2015年4月1日)13頁-15頁