映像表現研究会講演会【11月12日】

映像表現研究会<講演会>のご案内映像表現研究会12NOV2011_PDFチラシ

以下の日程で映像表現研究会が主催する「講演会(+参考作品上映+ディスカッション)」を京都で開催致します。研究会のメンバーはもちろん、会員の皆様の参加をお待ちしております。
映像表現研究会代表 伊奈新祐

■日時: 11月12日(土曜)14:00~16:30 (開場13:30)
■会場: 京都国立近代美術館1階講堂 (先着100席)
〒606-8344京都市左京区岡崎円勝寺町
[交通アクセス http://www.momak.go.jp/Japanese/access.html]
■講演者:イヴォンヌ・シュピールマン氏 (Prof. Yvonne Spielmann)
    (イギリス、西スコットランド大学 (new media担当) 教授)
■演 題:「ヴィデオ美学:テクノロジーからメディアへ」(通訳付)

今回はYvonne Spielmann 教授の著書『Video: The Reflexive Medium』(英訳:2008)の日本語版・出版記念(三元社)を兼ねた講演会です。本書の中心的な内容( 演題)と研究対象となったヴィデオ作品の上映を交えながらのレクチャーとなります(以下に英文要約)。

■ディスカッション・パネラー
伊奈新祐(京都精華大学芸術学部教授、映像表現研究会代表)
海老根剛氏(大阪市立大学大学院文学研究科准教授)
森下明彦氏(国立国際美術館客員研究員)

■主催:日本映像学会映像表現研究会
共催:京都国立近代美術館
協力:京都精華大学芸術学部映像コース
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< Video Aesthetics: from Technology to Medium >
I propose to discuss video in two ways. First, I will examine video as an electronic technology of signal processing and transmission that shares these properties with other electronic media, notably television. Second, I understand video as a medium in its own right that – like any other medium – develops step by step from the emergence of a novel technology and through the articulation of a specific media language and semiotic system to successfully establish an aesthetic vocabulary and a design of its own. I will show experts from the early phase of video that demonstrate the tools and the concepts to develop video aesthetics in the Western cultural context.
In this respect, we will investigate the question in how far the preconditions of a technology and a medium preshape and prefigure the design of its appearance, in video art but also in television. Another interesting aspect of discussion is around the question how designers, artists and device developers can influence and control the effects of machine processes that are relevant to most of our media. In this respect, it will be interesting to view artists’ practices of early video that deliberately force the medium to appear in graphic-abstract forms instead of using video like film for recording of events.
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以上

日本映像学会映像表現研究会
代表 伊奈新祐
〒176-8525
東京都練馬区旭丘2-42-1
日本大学藝術学部内


報告:会報第157号(2012年1月1日)4頁-5頁

会報第156号PDF公開版を掲載しました。

会報第156号(2011年10月1日発行)PDF公開版を掲載しました。
以下のPDFよりお読みください。[ペーパーによる完全版は会員配布]

JASIAS_NewsLetter156
会報第156号PDF公開版


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東部支部第3回講演会【11月26日】

日本映像学会東部支部第3回講演会のお知らせ

日本映像学会東部支部では下記の通り支部所属の研究会合同による第3回支部講演会を開催いたします。皆様には奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。
東部支部担当常任理事 田島良一

■日時
平成23年11月26日(土) 午後3時~5時

■会場
日本大学芸術学部江古田校舎東棟3階E-301教室
(西武池袋線・江古田駅下車 徒歩5分)

■講演者
波多野哲朗氏(東京造形大学名誉教授、映像批評家、映像作家、会員)

■テーマ 「映画批評は可能か?」
 この20年ほどの間に、映画批評誌はつぎつぎと姿を消し、映画批評はいま未曾有の危機を迎えている。かつてこの国にも、多くの人びとが映画をめぐって議論し、他者の批評に関心を払っていた時代があった。それからほぼ40年、映画批評の状況は大きく変化した。その間に一体なにが起こったのだろうか。日本における映画批評の質的な変化を検証しながら、映画批評の意味を問い直す。

■参加申込
どなたでも参加できますが、会場の都合で事前申し込みとなっております。
参加を希望される方は11月25日までに下記にお申し込み下さい。なお、申込無しでのご参加の場合、配布資料をご用意できない場合がございますので予めご了承下さい。入場無料。

■参加申込・問合せ先 日本大学芸術学部映画学科 石井陽之
〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1
E-mail:ishii.haruyuki@nihon-u.ac.jp
Tel:03-5995-8947  Fax:03-5995-8229

■東部支部所属研究会代表・第3回東部支部講演会実行委員
河口洋一郎(デジタルメディア研究会)
田島良一(映画文献資料研究会)
横田正夫(アニメーション・映像心理学研究会)
李容旭(クロスメディア研究会)
石井陽之(日本大学芸術学部映画学科)

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日本映像学会東部支部
代表 田島良一
〒176-8525東京都練馬区旭丘2-42-1
日本大学芸術学部映画学科内


報告:会報第158号(2012年4月1日)4頁

2011年度第2回アニメーション研究会【11月12日】

日本映像学会アニメーション研究会
研究発表会開催のご案内

 秋涼の候、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
 さて、日本映像学会アニメーション研究会の研究発表会を下記の如く開催いたします。是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。 
    
アニメーション研究会代表 横田正夫

■日時=======================================================
平成23年(2011年)11月12日(土曜日)14:30~17:15

■会場=======================================================
日本大学文理学部3408教室(3号館4階)
〒156-8550 東京都世田谷区桜上水3-25-40
交通案内 http://www.chs.nihon-u.ac.jp/access_map.html
キャンパスマップ http://www.chs.nihon-u.ac.jp/about_chs/swf/map.html

■プログラム==================================================

表題:川本喜八郎先生と人形たち――『死者の書』の日々を振り返って
(14:30~15:30 質疑応答時間を含む)

ゲスト発表者:奥津広美氏(人形アニメーター)

要旨:
 日本を代表する人形美術家・人形アニメーション作家で、昨年惜しくも他界された、川本喜八郎先生の目指した「人形アニメーション」とは、どのようなものだったのか。集大成となった、長編人形アニメーション映画『死者の書』の制作エピソードを振り返りながら、考えてみたい。
 「人形とは何か」、川本先生が、当時アニメーション助手であった私に発した、この問いの答えを私は今でも探し続けている。先生のアトリエで、人形作りを習っていたとき、先生は手にした一塊の粘土から、ヘラを使って、人形の首(かしら)を作って見せてくれた。まさに人形が生まれる、神秘的な瞬間だった。人形は、一つの役を演じるためだけに生まれ、精一杯生きて、死んでいくという宿命を背負っている。それゆえ、先生が目指した「執心」と「解脱」という、人形でしか表現できない世界があるのだと思った。
 川本先生の人形たちと出会えたことは、私のアニメーション人生において本当に幸せなことだったと思う。人形と対話をしながら「魂」を吹き込むという、川本先生の教えを忘れずに、これからもアニメーションをしていきたいと思う。

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表題:Annecy 2011参加報告
(15:45~17:15 質疑応答時間を含む)

ゲスト発表者:権藤俊司氏(東京工芸大学アニメーション学科)

要旨:
 本年6月6日から6月11日に開催されたアヌシー国際アニメーションフェスティバルのレポートを行う。
 その中で近年のコンペティションにおける長編部門重視の傾向に注目し、長編部門のセレクションおよび受賞傾向を分析する。その結果を手がかりとして、フランスおよびヨーロッパにおける劇場長編アニメーションの動向を考察する。

参考映像(予定):
 Le Chat du Rabbin(2011)、Une vie de chat(2010)、他

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■参加申込
 どなたでも参加できますが、資料作成の都合上、11月5日までに下記までお申し込み頂けますと助かります。
 なお申込み無しでのご参加の場合、配布資料をご用意できない場合がございますので、予めご了承ください。

■参加申込・問合せ先:
日本映像学会アニメーション研究会
代表 横田正夫
〒156-8550 東京都世田谷区桜上水3-25-40
日本大学文理学部心理学研究室
E-mail: myokota@chs.nihon-u.ac.jp
Tel: 03-5317-9720 Fax: 03-5317-9427
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インターリンク:学生映像作品展「ISMIE2011」【京都上映会/2011年10月15・16日】

以下の日程で映像表現研究会が運営する「インターリンク学生映像作品展(ISMIE2011)」の京都上映会を「京都メディアアート週間2011」(10/14~16)のプログラムとして実施いたします。
同時に「ヨーロッパ・メディアアート・フェスティバル」からの選抜作品集(2009~2011)も上映致します。
詳しくは、以下のホームぺージ(URL)をご参照下さい。
多くの学会員および参加校の出品学生の参加をお待ちしております。
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「インターリンク学生映像作品展(ISMIE2011)」(京都上映会)
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日時:10月15日(土)14:00~18:00
10月16日(日)16:00~20:00
会場:「kara-S(カラス)」(cocon烏丸3階:京都四条烏丸)
主催: 日本映像学会映像表現研究会
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『京都メディアアート週間2011』
日時:10月14日(金)17:00~19:40
10月15日(土)14:00~19:40
10月16日(日)14:30~20:00

主催:KINO-VISION + Goethe-Institut Villa Kamogawa
協力:EMAF、日本映像学会映像表現研究会、京都精華大学芸術学部映像コース
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*詳しくは、以下のURLでご確認下さい。
http://www.kyoto-seika.ac.jp/kino/2011/index.html
http://www.goethe.de/ins/jp/kam/ver/jaindex.htm
http://www.kara-s.jp/
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日本映像学会映像表現研究会
代 表:伊奈新祐
連絡先:日本大学芸術学部映画学科(奥野)
〒176-8525東京都練馬区旭丘2-42-1
okuno.kunitoshi@nihon-u.ac.jp


報告:会報第157号(2012年1月1日)3頁-5頁