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中部支部第3回研究会【3月5日】

中部支部2010年度第3回研究会(3月5日)のお知らせ

日時:2011年3月5日(土)午後2時~5時40分頃まで
会場:中京大学 八事キャンパス センタービル(0号館)0705教室

○第一部 研究発表(午後2時~3時20分頃)

・楊 紅雲 会員(名古屋外国語大学 非常勤講師)
【題名】中国映画流通市場における目下の急務
―配給体制の市場化と海賊版の撲滅
【要旨】目下の中国映画産業は流通面において、その発展を大きく阻害している主な要素として、まず考えられるのは政府による配給市場の独占と海賊版DVDの続出である。
前者は配給市場のアンバランスを招き、後者は製作コストの回収に大きな影響をもたらした。製作体制の改革を行うと同時に、配給体制の市場化と海賊版の撲滅は、健全な映画流通システムを構築する上で最も重要な課題であり、政府にとって目下の急務でもあると言える。

・幸村 真佐男 会員(中京大学情報理工学部)
【題目】素数映画その1 n進法による素数分布の可視化
【要旨】
ウラムの螺旋の事を素数な年の2011年の新年に知った。それで以前から気になっていた素数進数で素数分布を表現するとどうなるかを確かめてみた。特に1471進数で表現された素数分布に合成数と素数バンドともいうべき45度の角度の縞模様が現れた。

○第二部 学生作品プレゼンテーション(午後3時30分~5時40分頃)
参加予定校
・中京大学
・名古屋市立大学
・名古屋学芸大学
・名古屋大学
・静岡産業大学
・IAMAS
・愛知県立芸術大学

○会場へのアクセス
会場へは公共交通機関でお越し下さい
[交通アクセス]中京大学八事(やごと)キャンパス
名古屋市営地下鉄 八事(やごと)駅5番出口 徒歩0分
(アクセスマップ)
http://www.chukyo-u.ac.jp/information/access/index.html
[会場の教室]センタービル(0号館) 0705教室
八事駅5番出口直結のビルで7階へお越し下さい
(キャンパスマップ)
http://www.chukyo-u.ac.jp/information/facility/g1.html
———————-
日本映像学会中部支部
http://jasias-chubu.org/
担当 池側隆之
〒464-8601 
名古屋市千種区不老町
名古屋大学大学院国際言語文化研究科
メディアプロフェッショナル論講座内
tel/fax:052-789-4348(研究室)


報告:会報第154号(2011年4月1日)4頁-5頁

第50回デジタルメディア研究会/映像教育研究会【1月26日】

 

第50回デジタルメディア研究会/映像教育研究会(報告会)
『SIGGRAPH Asia2010および伯日デジタル放送推進シンポジウムに関する報告』開催のおしらせ

謹啓
新春の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、日本映像学会デジタルメディア研究会/映像教育研究会では、2010年12月に行われたSIGGRAPH ASIA 2010 (ソウル、韓国)およびThe 1st Brazil Japan Symposium on Advances in Digital Television (サンパウロ、ブラジル)に関する報告会を開催いたします。
ご多忙かと存じますが、是非ご参加頂けましたら幸いです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

テーマ:2010年12月開催の国際学会・シンポジウムの内容を交えた、コンピュータ・グラフィックスおよび高精細映像に関する最新事情
スピーカー:為ヶ谷秀一(女子美術大学教授)
コーディネーター:河口洋一郎(東京大学教授)

内容:
1.SIGGRAPH ASIA’10 in Seoulに関する報告
会期:2010年12月15日~18日
会場:Coex Convention&  Exhibition Cente、ソウル、韓国
2.The 1st Brazil Japan Symposium on Advances in Digital Television に関する報告
会期:2010年12月6日~8日
会場:Butanta Campus of the University of Sao Paulo、サンパウロ、ブラジル

日時:2011年1月26日(水) 18:00 – 19:30
会場:東京大学大学院情報学環 暫定アネックス 1F
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_14_02_j.html
定員:40名
主催:日本映像学会デジタルメディア研究会/映像教育研究会

○新年懇親会
なお報告会終了後、新年会を兼ねたささやかな懇親会の開催を予定しております。(実費)

担当連絡先 東京大学大学院情報学環河口洋一郎研究室
特任助教 堀
TEL&FAX:03-5841-2867
E-mail:hori@iii.u-tokyo.ac.jp
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日本映像学会デジタルメディア研究会
代表 河口洋一郎
〒113-0033東京都文京区本郷7-3-1
東京大学大学院情報学環

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アクセスマップ付PDF版は以下をクリックしてお読みください。
第50回デジタルメディア研究会_映像教育研究会のお知らせPDF版


報告:会報第154号(2011年4月1日)6頁-7頁

総務委員会報告

総務委員会の仕事と課題
岡島 尚志

日本映像学会には、研究企画委員会、機関誌編集委員会および総務委員会という三つの委員会が置かれています。二年に一度行われる選挙によって選ばれた理事(一部会長推薦)は、この委員会のいずれかに所属して、会長および執行部の指導のもと、会務を分掌し、全体として、当学会が掲げるさまざまな目標を実現し、会員の研究環境を向上させ、会員間また国際・学際間の交流を促進し、期待される社会的な使命を果たすように努力しています。実のところ、学会の本則たる会則には委員会を規定する条項はありませんが、理事にとってこうした委員会の仕事が、会員の負託を受けた大切な任務であることはいうまでもありません。
総務委員会は、学会の管理運営に関する基本的な実務を担っており、他の委員会のもつ研究的・学問的性格に比べると、事務的、経理的あるいは法務的な側面が強いのが特長です。いわば、学会の「決まりと金銭」とを所掌する当委員会にとって、選挙と会費をめぐる諸問題は常に最大の関心事としてあります。「決まりと金銭」のほかに、委員会が重点的に取り組むのは、広報と連絡調整です。とりわけ広報は、学会の将来にわたる伸張に深くかかわるものですから、積極的な展開が求められていますし、連絡調整については、学会の多様な研究会活動・支部活動また学会誌の出版にかかわる諸活動について、公平かつ合理的な視点で臨む必要があります。
今期の総務委員会(名簿は別頁参照)は、そうした委員会の基本理念を踏まえながら、下記の点について早急かつ具体的な方策を講じていくことで一致しています。

●   ウェブサイトの充実
ウェブサイトについては、会報の大幅な電磁化の実現を含む新たなホームページが開設されましたのでご覧ください(URL: https://jasias.jp)。当学会の「顔」であるこのウェブサイトが多くの会員に利用され、学会の存在を広く内外に知らしめ、さまざまな利用が可能となる親しみやすい情報プラットフォームとして成長していくことを期待しています。

● 会費未納者の極少化
会費の未納が、学会の経営的基盤を揺るがしかねない大きな問題であることはいうまでもありません。理事会では、来年度の会費納入時から銀行等による自動引き落としを全会員にお願いすることを決議しました。どうぞご理解のほどお願いします。また、累積未納会費のある方は、早急な支払いをお願いいたします。

●  投票率の底上げ
現在、約855名の会員を擁する当学会が、民主的かつ効率的に運営されるためには選挙における投票率の底上げがぜひ必要です(先回選挙では投票率が17.6%でした)。このためには会員間の啓発が有効ですが、委員会では、それ以外に何ができるのか検討中です。

日本映像学会をよりよいものにするために、皆様のご意見をお待ちしています。

(Hisashi Okajima/総務委員長)

December, 2010

会報第153号を発行しました。

会報第153号(2011年1月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter153
会報第153号

PDFがウィンドウに表示されない(画面が真っ白や真っ黒等)ときは、
ウィンドウ右下端のサイズ調節をマウスで動かして調節してみてください。
ウィンドウの幅のサイズが会報の幅のサイズより大きいときなどに、
PDF表示画面が出ずに真っ白や真っ黒の画面になることがあります。
また、文字が一部しか表示されないときは、URL表示のそばにあるリロードボタンを
クリックしてみてください。

第37回大会(2011年)について

第37回大会(2011年)は、北海道大学を主催校に「イメージの虚実」をテーマとして、5月28日(土)・29日(日)に開催されます。

会員発表申し込み方法や締切り等につきましては、2月中旬に実行委員会より会員宛に郵送される大会第二通信ならびに第37回大会ホームページ http://jasias37hokkaido.x0.com/ にてお知らせ申し上げます。

西部支部研究例会【12月11日】

下記の通り日本映像学会西部支部研究例会を開催いたします。
会員の皆様には奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。

日時:平成22年12月11日(土)15:00~18:00
会場:九州大学大橋キャンパス5号館531教室(3階)
交通アクセス:西鉄大牟田線、大橋駅から徒歩8分
会場ホームページ:http://www.design.kyushu-u.ac.jp/
問い合わせ先:092-553-4514(支部事務局/伊原まで)

研究発表1:「独裁者(1940)におけるトーキー独自の表現手法の分析」
発表者:川尻大輔・中村滋延(九州大学大学院 芸術工学研究院)
要旨:チャップリン初の完全トーキー作品《独裁者》では、サイレント作品ではなし得なかったトーキー独自の表現手法が使われている。今回はその中から台詞と環境音に注目し、5つの場面の分析及び考察を行う。

研究発表2:「デジタルカメラを利用した映像制作について」
発表者:岩田 敦之(西日本工業大学 デザイン学部 情報デザイン学科)
要旨:デジタル一眼レフカメラに動画撮影機能が追加され、様々な場面で使用されようになっている。多様なレンズや浅い被写界深度等、デジタル一眼レフカメラならではの表現を活かした作品制作を通して、映像撮影機材としての効果の検証を行った。作成した映像作品の上映と解説を行う。

研究発表3:「多様な条件下での2眼式立体映像制作支援に関する研究」
発表者:石井達郎(九州大学大学院 芸術工学研究院)
要旨:デジタルアーカイブにおいて安全かつ臨場感のある立体映像を制作・呈示するための体系的な方法論を確立する。そしてエンターテイメントなど多様な条件においても立体映像制作を効率的に支援できるツールの開発を目指す。

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日本映像学会西部支部
代表 中村滋延
〒815-8540福岡市南区塩原4-9-1
九州大学芸術工学府内
TEL:092-553-4514(伊原)
e-mail:ihara@design.kyushu-u.ac.jp
URL:http://www5.atpages.jp/~jasiaswest/


報告:会報第153号(2011年1月1日)7頁

中部支部第2回研究会【12月10日】

下記の通り日本映像学会中部支部2010年度第2回研究会を開催いたします。
会員の皆様には奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。

●日本映像学会中部支部第2回研究会
日時:2010年12月10日(金)17時~19時半頃まで
会場:名古屋文化短期大学 A館3階アセンブリーホール

 

○第一部
17:00~17:45 研究発表とディスカッション

畑あゆみ会員(愛知県立大学他非常勤講師)
<非人称の空間>というユートピア:自主記録映画『沖縄エロス外伝・モトシンカカランヌー』(1971)における上映運動の試み
研究発表要旨
『圧殺の森―高崎経済大学闘争の記録』(1967)を皮切りに盛り上がりを見せた1960年代末から1970年代初頭にかけての独立プロによる自主記録映画運動は、小川紳介や土本典昭、東陽一ら岩波映画出身のいわば「プロ」の作家たちだけでなく、運動の大きなうねりに刺激を受け映画製作を始めた多くの「小川以降世代」の若手ドキュメンタリストたちによっても支えられた。本発表では、この新左翼運動と密接に連携した自主上映ブームのなかで、当時の若手製作者たちが自らの自主上映運動の「場」をどのように捉え、理想化し、そしてそこに集まる観客とどのように向き合おうとしていたのかという点を検証してみたい。

17:45~18:00 休憩

○第二部
18:00~19:30 講演とディスカッション
趣旨:映像作家で、研究者である講師を招き、ドキュメンタリー映画制作について話を聞くとともに、映画制作と国家(歴史・ネイション)の関わりについて考える。

講演者:慶応大学環境情報学部 専任講師 藤田修平氏
題名:「台湾でのドキュメンタリー制作~方法論、歴史・ネイションをめぐって~」
内容:
1)作品の紹介と内容、背景の説明
2)制作方法について(その問題点、課題など)
3)そこで考えたこと(国民国家、オーラルヒストリーなど)

藤田修平氏略歴(研究室HPより)
南カリフォルニア大学の大学院で映像制作を学んだ後、台湾で制作活動を始める。台湾での生活や体験を基にした長編映画「寧静夏日」はフィラデルフィア映画祭や釜山国際映画祭をはじめとして、世界各地の映画祭で上映された。その後、神奈川県に住まいを移し、第二次世界大戦中に日本で軍用機の生産に従事した約八千人の台湾の子供たちに関するドキュメンタリー「緑の海平線」をプロデューサーとして、郭亮吟監督と4年をかけて制作。2003年より慶應大学環境情報学部の専任講師を務める。

(アクセスについてのHPアドレス)
http://nfcc-nagoya.com/juken/gaiyo/access/index.html
地下鉄新栄駅から徒歩2分です。構内に駐車できるスペースがないので、できるだけ公共交通機関を使って来てください。(周辺にはコインパーキングが多数ありますので、お車でお越しの際はご利用ください。)
正面玄関から入りエレベーターに乗り、三階で降りてください。会場はエレベーター右手にある大講義室です。
*研究会終了後に懇親会を予定しています。
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日本映像学会中部支部
http://jasias-chubu.org/

担当 池側隆之
〒464-8601 名古屋市千種区不老町
名古屋大学大学院国際言語文化研究科
メディアプロフェッショナル論講座内
tel/fax:052-789-4348(研究室)

関西支部第61回研究会【12月11日】

下記の通り日本映像学会関西支部第61回研究会を開催いたします。
会員の皆様には奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。

日時:平成22年12月11日(土) 午後2時より
会場:神戸大学 人文学研究科B棟132教室

研究発表1:「デジタル映像表現におけるレイヤーに関する研究――2Dと3Dをリンクするイメージ」
発表者:孟祥宇氏(京都精華大学・大学院芸術研究科・博士後期課)
要旨:コンピュータで映像を編集する時、単にカットの順番を並び替えたりするのは、当たり前だ。グラフィックデザイン・ソフトウェアが2Dイメージをレイヤーに分け、そして、映像合成ソフトウェアを使い、テキスト、グラフィックス、アニメーション、実写など、様々な素材をレイヤーの形式で読込んで、各レイヤーに時間軸を持たせることにより、新たな映像表現が可能になった。
また3Dソフトウェアが登場することにより、バーチャルリアリティ的な表現方法も注目が集まっている。リアル世界のモチーフを描いたり、写真を撮ったり、ビデオカメラで、撮影したりするのは、現実の立体空間を平面空間(2Dデータ)に変換するプロセスである。2Dデータをさらに、3Dバーチャル空間の中で再構成されることができる。
現在のデジタル映像表現におけるレイヤーは過去の視覚文化とアナログ時代の制作方法を継承している。「レイヤー構造」に関する理論的背景(歴史)、及び実践的な映像制作プロセスの特性を明確にすることが本論の目的である。

研究発表2:「瞬間、身体、連続ーアルベール・ロンドの写真実践について」
発表者:増田展大氏(日本学術振興会特別研究員、神戸大学博士課程後期課程)
要旨:19世紀末、「瞬間写真」など最新の技術開発を担ったアマチュア写真家、サルペトリエール施療院の患者を写真で「診断」する撮影技師、さらに、植民地の人々を写真によって計測した人類学写真家、これらの説明は、本発表が取り上げるフランス人写真家、アルベール・ロンドに与えられてきたものである。しかし、彼の存在はしばしば、ジャン=マルタン・シャルコーやエティエンヌ=ジュール・マレーといった世紀末の科学者たちの影に隠れ、等閑視されている。
本発表では、彼が写真の「科学性」を称揚するきっかけとなった連続写真の開発過程と、それによる身体の表象に着目したい。昨今のマレーや初期映画研究を比較参照しつつも、映画史やイメージ受容の議論に収斂するそれらとは異なる立場から、世紀転換期の写真と映画、瞬間と連続のあいだに位置する写真家ロンドの独自性、イメージと身体の関係性の析出を試みる。

支部総会 午後4時45分より
懇親会 午後6時頃より8時過ぎまで 会費:5000円程度  会場は当日案内いたします。

神戸大学 人文学研究科
〒657-8501 神戸市灘区六甲台1-1  Tel: 078-803-5507
アクセス:
阪急電鉄「六甲」駅、JR「六甲道」駅、阪神電車「御影」駅から
神戸市バス36系統「鶴甲団地」に乗車、「神大文理農学部前」で下車
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
http://www.lit.kobe-u.ac.jp/access.html
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日本映像学会関西支部事務局
〒585-8555大阪府南河内郡河南町東山469
大阪芸術大学映像学科内
Tel: 0721-93-3781(内線3327)


報告:会報第153号(2011年1月1日)6頁

第27回映画文献資料研究会【12月11日】

日本映像学会映画文献資料研究会では下記日程で研究会を開催します。ふるってご参加下さい。

発表者:アルタ・タバカ氏(文部科学省国費留学研究生)
テーマ:「映画の中の子供たちー羽仁進、大島渚、F・トリュフォーの場合」
ラトビア出身のアルタ・タバカ氏が、それぞれの子供の表現の比較考察を行います。
日 時:12月11日(土) 午後3時~5時
場 所:日本大学芸術学部 東棟2階E204教室
西武池袋線江古田駅下車徒歩5分
※問合先TEL. 03-5995-8944  田島良一

日本映像学会映画文献資料研究会
代表 田島良一
〒176-8525東京都練馬区旭丘2-42-1
日本大学芸術学部映画学科内
TEL. 03-5995-8944


報告:会報第153号(2011年1月1日)6頁