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第11回ドキュメンタリードラマ研究会【2月15日】

日本映像学会 会員の皆様

下記の通り、第11回ドキュメンタリードラマ研究会を開催いたします。
詳細は添付のチラシをご覧ください。

どなたでも参加無料です。学生歓迎です。
奮ってご参加ください。

第11回ドキュメンタリードラマ研究会
テーマ:史実と創作のはざまを、ドラマ「アナウンサーたちの戦争」を例に問う
日時: 2025年2月15日(土)13:00〜17:45
会場:専修大学 神田校舎 10号館 8階 10082教室

13:00 『アナウンサーたちの戦争』鑑賞
15:00 講演  一木正恵氏(演出)
16:15 ディスカッション
コメンテーター 藤田真文氏(法政大学)
司会  丸山友美会員(静岡大学)

17:45 終了予定(18時まで延長の可能性あり)

長時間になりますので、途中入退室可能です。
会場にて飲食可能です。

問い合わせ:docudoraeizogmail.com (杉田)

チラシは、こちら

映像人類学研究会第9回研究会【3月15日】のお知らせ

日本映像学会映像人類学研究会第9回研究会(2025年3月15日)のお知らせ

下記の通り日本映像学会映像人類学研究会第9回研究会を、対面とZoomでのオンラインの同時ハイブリッドで開催いたします。
今回は、現在全国の劇場で公開中のドキュメンタリー映画『小学校〜それは小さな社会〜』の監督である山崎エマ氏をお招きします。山崎氏は19歳で渡米し、ニューヨーク大学映画制作学部を卒業後、巨匠サム・ポラードの編集助手としてキャリアを開始しました。単身でアメリカに渡って映像を学ぼうと思ったきっかけは何だったのか。そしてそのパワーの源はどこにあるのか。日本と海外のドキュメンタリーの考え方や作り方の「違い」などについてもお話を伺ってみたいと考えています。
山崎氏には、大変ご多忙のなか対面での講演をご快諾いただきました。とても貴重で刺激的な研究会になると思います。多くの方の参加をお待ちしています。特にこれから映像業界や映画監督、編集などの技師を目指す学生さんも積極的に参加してください。

概要:参加を希望される方は、ゲストスピーカー(山崎エマ氏)が制作し、現在公開中の最新作『小学校~それは小さな社会』https://shogakko-film.com/ をご覧いただきご参加ください。参加申し込みをされた方は、研究会の1週間前から当日まで山崎エマ監督作品『甲子園:フィールド・オブ・ドリームス』https://koshien-movie.com/ を事前視聴できるURLをお送りします。当日は、これら2つの作品を中心に制作秘話や苦労話を伺いながら、山崎氏と主催者とでトークセッションを繰り広げたいと思います。そしてその後、参加者との質疑応答、意見交換をおこないます。現役のクリエイターから直接、お話を伺い、意見交換をする場は貴重な機会です。多くの皆様の参加をお待ちしています。

日時:2025年3月15日(土)14時00分〜16時00分(予定)
形式: 対面とZoomによるオンラインの同時ハイブリッドで開催
場所:桜美林大学東京ひなたやまキャンパス(東京都町田市本町田2600-4)
https://www.obirin.ac.jp/access/tokyohinatayama/
*オンラインでの参加を希望される方には、研究会前日の18時までにZoomの招待を送らせていただきます。
参加費:無料
どなたでも参加できます。学生さんも歓迎です。
お気軽にお申し込みください。若手制作者、若手研究者の方で興味がある方も是非ご参加ください。
参加申し込み方法:下記 Googleフォームからお申し込みください。ご質問、ご不明点がございましたら、以下のメールでお問い合わせください。参加者リスト作成などの準備のため、締め切りは一週間前の2025年3月8日(土)18:00厳守とさせていただきます。
Googleフォーム:https://forms.gle/CqvYg9pUcqLBB8g1A
メールでお問い合わせ:visualanthropology2021gmail.com

作品概要:
『甲子園:フィールド・オブ・ドリームス』(2020年)
山崎氏が監督を務め、米・撮影クルーとともに「夏の甲子園」第100回記念大会へ挑む激戦区神奈川県の雄・横浜隼人高校と、大谷翔平や菊池雄星を輩出した岩手県・花巻東高校の球児とその指導者へ1年間に渡る⻑期取材を敢行したドキュメンタリー映画。物語は、30年近いキャリアの中でも特別な想いで記念すべき年に挑む横浜隼人高校の水谷哲也監督、そして水谷の愛弟子である花巻東高校の佐々木洋監督。第100回の夏へ挑むふたりの監督を追いながら、純粋に青春の全てをぶつける高校球児と、教育の最前線にたつ指導者の葛藤、喜びを見つめていく。大谷翔平選手も出演した本作は、2019年11月アメリカ最高峰のドキュメンタリー映画祭「DOC NYC」でワールドプレミア上映、さらに 2020年6月アメリカ最大級のスポーツ専門チャンネル「ESPN」にて全米放送され、⽇本人メジャーリーガーたちの“原点”を描いた作品として、また⾼校野球を“⽇本社会の縮図”と位置づけ変わりゆく時代の空気をも切り取る山崎エマ監督ならではの視点とその⼿腕に、野球⼤国であるアメリカ全⼟で⾼い関心と⼤きな話題を集めた。
『小学校~それは小さな社会』(2024年)
日本の公立小学校に通う1年生と6年生の学校生活を春夏秋冬にわたって描いたドキュメンタリー映画。4月、入学したばかりの1年生は挙手のしかたや廊下の歩きかた、掃除や給食当番など、集団生活の一員としての規律と秩序について初めて学ぶ。そんな1年生の手助けをするのは6年生で、子どもたちはわずか6年の間に自分が何者であるかという自覚を持ち、6年生にふさわしい行動をとるようになる。コロナ禍で学校行事実施の有無に悩み議論を重ねる教師たち、社会生活のマナーを学ぶ1年生、経験を重ねて次章への準備を始める6年生。3学期になると、もうすぐ2年生になる1年生は新入生のために音楽演奏をすることになる。山崎氏が公立小学校で150日、のべ4000時間にわたる長期取材を実施。掃除や給食の配膳などを子どもたち自身がおこなう日本式教育「TOKKATSU(特活=特別活動)」の様子もふんだんに収めながら、さまざまな役割を担うことで集団生活における協調性を身につけていく子どもたちの姿を映しだす。教育大国フィンランドでは4カ月のロングランヒットを記録するなど、海外からも注目を集めた。

ねらい:
山崎エマ氏は、日本で公立小学校、中・高はインターナショナルスクールに学び、その後、アメリカで映像制作を学んだ、そのユニークな背景からも日本社会を国際的な視点で捉える知見を活かし、日本の子どもたちを主たる題材としてとりあげ、ドキュメンタリー映画に仕立て上げている。それぞれが葛藤したり、成功に喜んだりする姿を親密な距離で活き活きと描いている点に特色がある。山崎氏の創作の動機はどこにあるのだろうか。編集から始まり、監督やプロデューサーなどのさまざまな顔を持つ、そのパワーの源はどこにあるのだろうか。編集と監督、その2つの職種の違いや共通点をも探る。さらに、日本と海外におけるドキュメンタリーを取り巻く環境の違いにも目を向けたい。日本では、現在、「コンプライアンス」や「プライバシー」の観点が重視される傾向にある。一方、海外のドキュメンタリー、とりわけアメリカでは、「作家性」や「公益性」、「芸術性」が尊重されると言われている。「公共⇔個人」をめぐる比重が異なるともみなされている日米のドキュメンタリー事情についても展望してみたい。

ゲストスピーカー略歴:
山崎エマ/Ema Ryan Yamazaki ドキュメンタリー監督・編集者
神戸生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持つ。大阪の公立小学校を卒業後、中・高は神戸のインターナショナルスクールに通った。青春時代にはモダンダンスに没頭し、自己表現の面白さと難しさを学ぶ。中学生の授業でビデオカメラを使って「何か」を伝える機会をもらった時に映像制作に興味を持ち、自らが「ストーリーテラー」になることに魅力を感じた。19歳で渡米しニューヨーク大学映画制作学部を卒業後、巨匠サム・ポラードの編集助手としてキャリアを開始。携わったドキュメンタリー作品がサンダンス映画祭や米放送局PBS、HBOなどで上映・放送される。編集とプロデューサー補を担当した長編ドキュメンタリー『CLASS DIVIDE』が2015年、アメリカ最大のドキュメンタリー映画祭 DOC NYCでグランプリを受賞。主な作品は、『モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険』(2018)、『甲子園:フィールド・オブ・ドリームス』(2020)。3本目の長編監督作品となる『小学校〜それは小さな社会〜』が2023年東京国際映画祭でワールドプレミアとして上映された後、海外の様々な国の映画祭で上映され好評を得る。同作から生まれた短編『INSTRUMENTS OF A BEATING HEART』は、米アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門のショートリストに選出されている。伊藤詩織監督の『BLACK BOX DIARIES』の編集と共同プロデュースも務めている。
司会:本研究会メンバー(田淵俊彦、西野毅史)
式次第(予定)
14時00分〜 開会の挨拶、映像研究会のこれまで(第1回~第8回)の活動報告
14時15分〜 ゲストスピーカー・山崎氏とのトークセッション(対面)
15時15分〜 参加者との意見交換
16時00分頃 終了予定

映像人類学研究会代表:田淵俊彦

大会発表申込みページ公開のお知らせ<日本映像学会第51回全国大会(神戸大学)>

日本映像学会会員各位

日本映像学会第51回全国大会の大会申込ページを公開いたしました。

〇発表の申込期限は、2025年2⽉13⽇(木)です。
〇発表の申込は第51回大会発表申込ページよりフォーム入力でお願いいたします。
第51回大会発表申込ファイル(Microsoft Word形式)←ここからダウンロードできます。
(上記からダウンロードした指定のフォーム以外の申し込みは受け付けません)

日本映像学会第51回全国大会実行委員会
委員長 板倉史明(神戸大学)
大会ウエブサイト:https://jasias.jp/eizo2025
大会メールアドレス:kobe-convention51jasias.jp

日本映像学会第51回全国大会(神戸大学)<2025年5月31日・6月1日>について

日本映像学会第51回大会のウエブサイトを開設いたしました。
https://jasias.jp/eizo2025
大会発表申し込みは、2月13日(木)締め切りです。
(尚、⼤会ホームページからダウンロードした指定のWordファイル以外の申し込みは受け付けません)。
<大会第二通信>は、後日、公開予定です。
少々お待ちくださいませ。

日本映像学会第51回全国大会実行委員会
委員長 板倉史明(神戸大学)
大会ウエブサイト:https://jasias.jp/eizo2025
メールアドレス:kobe-convention51jasias.jp

映像玩具の科学研究会第四回【2月9日・3月29日】のお知らせ

映像玩具の科学研究会第四回を、2月9日(日)と3月29日(土)の2日間に渡り、横浜市民ギャラリーあざみ野で開催します。

「フレンチティシュー型のステレオカードを作ってみよう!」
*フレンチティシュー型ステレオカードとは、下記のようなステレオカードです。
https://toyfilm-museum.jp/exhibition/card/320.html

参加を希望される方は、下記フォームからお早めに申し込みください。
https://forms.gle/XLh5XFMftf1GPuQw5

「あざみ野フォト・アニュアル2025 横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 眼の技法 色・空間・動きのイメージ」2025年1月25日(土)~2月23日(日・祝) https://artazamino.jp/event/photoannual2025-collectionに合わせての開催です。
アトリエを提供していただくことができました。

進行(予定)
1回目 2月9日(日) 13時〜
横浜市民ギャラリーあざみ野日比谷学芸員による展覧会解説、展覧会見学、早稲田大学細馬宏道先生によるステレオ写真についてのレクチャー、次回までに撮影しておく宿題解説、懇親会
2回目 3月29日(土) 11時or13時集合(検討中) 撮影したステレオ写真のデータを持参して、制作、鑑賞会、懇親会

定員になり次第募集を終了、こちらから発送するメールを持って参加決定とさせていただきます。

研究会のfacebookページです。イベントやワークショップ、展示などの告知にお使いください。
https://www.facebook.com/groups/srgvt

映像玩具の科学研究会
橋本典久

「インターリンク:学生映像作品展[ISMIE]2024」オンライン開催のお知らせ

日本映像学会会員 各位

今年で第18回となる「インターリンク:学生映像作品展[ISMIE]2024」を映像表現研究会主催にて開催いたします。
11月30日(土)、12月1日(日)に対面で実施した名古屋会場に引き続き、オンラインでの開催となります。
特設サイト(https://sites.google.com/view/ismie2024)にて参加校教員による推薦作品を共有し、Zoomにて情報交換を行うオンラインでの研究会を行います。

会員諸氏や作者のみならず、在学生の方にも是非ご覧頂きたいと思っております。
詳細は以下をご参照ください。

【参加校一覧】
愛知県立芸術大学
イメージフォーラム映像研究所
桜美林大学 芸術文化学群 ビジュアル・アーツ専修
大阪経済大学
大阪芸術大学
大阪電気通信大学
九州産業大学芸術学部芸術表現学科
京都芸術大学 大学院
京都精華大学
尚美学園大学
情報科学芸術大学院大学[IAMAS]
椙山女学園大学
成安造形大学 情報デザイン領域
玉川大学芸術学部
東京工芸大学芸術学部
名古屋学芸大学メディア造形学部 / 大学院メディア造形研究科【本年度幹事校】
日本大学芸術学部【本年度幹事校】
文教大学情報学部メディア表現学科
北海道教育大学 芸術・スポーツ文化学科

【推薦作品の視聴】
12月11日(水)から、ISMIE2024特設サイト(https://sites.google.com/view/ismie2024)にて各校推薦作品を公開します。
※公開は2025年1月31日(金)までです。

【研究会概要】
日時:2025年1月12日(日)10:00〜12:00
会場:Zoom
事前に、各校推薦作品をご覧になった上でご参加ください。
参加する推薦教員から自校と他校の作品について講評を行い、その後、意見交換を行います。
ISMIE2024特設サイト(https://sites.google.com/view/ismie2024)にて参加申込みを受け付けております。
研究会前日までに申込みいただいた方には、当日メールにてZoomへの参加リンクをお送りします。
また、研究会当日にISMIE2024特設サイトにもZoomへの参加リンクを設置します。

以上です。
みなさまのご参加をお待ちしております。

日本映像学会映像表現研究会
ISMIE 2024 事務局
〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1
日本大学芸術学部映画学科(研究室A)
担当:奥野邦利/芦谷耕平/柳澤奏海

アジア映画研究会(第3期第26回)開催のお知らせ【12月21日】

アジア映画研究会会員/日本映像学会会員各位
「日本映像学会アジア映画研究会(第3期第26回)開催のお知らせ」
アジア映画研究会(第3期第26回)を下記のとおり開催致します。
日時:2024年12月21日(土)14:00~16:00  ZOOMによるオンライン開催

下記URLより事前登録してください。会議前日にミーティング参加に関する情報の確認メールをお届けします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSddSCwrpPrxkzM3JT1aXDqnbX33dlHX9kZx5EIjniu_dqLW3w/viewform?usp=pp_url

タイムテーブル
14:00~14:30
■報告:松岡 環(アジア映画研究者、字幕翻訳者)
 「日本におけるインド映画公開の現状と問題点」
■要旨
2022年10月に公開されたインド映画『RRR』(2019)は、本年7月で興行収入24億円というかつてない大ヒットとなり、その余波が現在も続いている。また、2024年のインド映画公開本数は19本で、過去最高を記録した。そこに見られるのは日本では従来なかった興行形態であり、その背景にはインド映画独特の事情があるが、そこには問題も潜んでいる。インド映画ブームの現状と問題点を報告する。

14:30~14:40 全体討論

14:40~15:40
■報告:森長 恵梨(インド映画研究者、WEB・動画制作者)
 「サタジット・レイの世界」
■要旨
20世紀インドを代表する映画監督として、世界的に広く知られるサタジット・レイ。グラフィックデザインを始め、小説、音楽なども幅広く手掛けた作家としての全体像を紹介し、国際的な評価の所以についても考察する。

15:40~16:00 全体討論

■座長よりひと言
サタジット・レイ(1921.5.2ー1992.4.23)は、日本で公開された作品数が最も多いインド人映画監督です。「オプー三部作」と呼ばれる『大地のうた』(55)、『大河のうた』(56)、『大樹のうた』(59)始め、『大都会(ビッグ・シティ)』(63)、『チャルラータ』(64)、『株式会社ザ・カンパニー』(71)、『遠い雷鳴』(73)、『ミドルマン』(75)、『チェスをする人』(77)、『ピクー』(80)、『遠い道』(81)、『家と世界』(84)、『見知らぬ人』(91)が、今はなき岩波ホールで劇場公開されたほか、『音楽ホール(音楽サロン)』(58)、『主人公』(66)、『グーピーとバーガの冒険』(69)が映画祭等で上映されています。また近年、デジタルリマスター版が次々と作られるようになり、サタジット・レイ作品の映画祭での上映やOTTでの配信が増えてきていることをご存じの方も多いと思います。森長惠梨さんは以前からサタジット・レイ研究を続けてきており、この機会に森長さんの研究発表を通して、彼の全体像を捉えていただければと思います。

皆様のご参加をお待ちしております。
12月座長:松岡 環

第1回 「映像身体論」研究会【12月15日】

第1回 日本映像学会「映像身体論」研究会「導体になることーー情動、交感、ASMR」

本研究会は、近年興隆する映像身体論の潮流を検討し、従来の美学・芸術学が対象化してこなかった「brain tingles(脳のうずき)」や「head orgasm(頭のオーガズム)」等の映像がもたらす「快/不快」情動、あるいはインターフェイスの視/触覚的側面について理解を深めることを目的とし、多様な学術分野から代表的な論者をお招きして、意見交換を進めてまいります。

第1回のオンライン公開研究会では、「映像身体論」の系譜を確認すると共に、北海道大学の野澤俊介先生から「導体になることーー情動、交感、ASMR」と題して、ご講演をいただく予定です。ご関心のある方はどうぞ奮ってご参加ください。

【日時】2024年12月15日(日)14:00-16:00(日本時間)
【会場】オンライン(無料)
【参加方法】
参加を希望される方は、名前、所属を明記の上、下記アドレスまで問い合わせください。
head.orgasmgmail.com

【定員】
20名(※先にお申し込みの方を優先的にご案内いたします。)

【プログラム】
趣旨説明:難波阿丹(聖徳大学)
講演:野澤俊介(北海道大学)

14:00-14:30 趣旨説明:難波阿丹(「映像身体論」研究会代表、聖徳大学)
14:30-15:30 講演:野澤俊介(北海道大学)「導体になることーー情動、交感、ASMR」
15:30-16:00 質疑応答

【使用言語】日本語
【主催】日本映像学会「映像身体論」研究会
【助成】科研費「触覚的な「快」情動によるアテンション管理の研究:ASMR動画を題材として」(研究代表:難波阿丹、研究課題番号24K15927)


 

中部支部2024年度第2回研究会【12月15日】

中部支部では、下記の通り中部支部 第2回研究会をオンライン(Zoom)にて開催いたします。
中部支部会員に限らず多くの方の参加をお待ちしています。

中部支部会員以外の方は事前登録をお願いしております。
参加希望の方は下記リンク(Googleフォーム)にて事前申し込みをお願いします。
申し込み締め切りは12月12日(木)、研究会前日にZoomリンクをメールにてお知らせいたします。
https://forms.gle/jp1Bt4eS1w3nmQPb9

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2024年度 | 日本映像学会 中部支部 | 第2回研究会
日時:2024年12月15日(日)(13:30 開始)
会場:オンライン(Zoom)
担当校:静岡文化芸術大学

◎研究会スケジュール(予定)
 13:20 – 第2回研究会 受付開始
 13:30 – 開会あいさつ
 13:35 – 14:35 研究発表(2件)
 休憩
 14:50 – 15:50 招待講演(1件)
 15:50 – 16:20 ディスカッション
 16:20 – 閉会あいさつ

◎招待講演(トークイベント形式)

横断型アートアニメーション作家・榊原澄人

要旨:
榊原氏は1990年代後半から、ビデオ、インスタレーション、アニメーション作品などを幅広く制作してきた。彼の作品は具象的でありながらも、従来の意味での物語性は持たず、「時間の圧縮」「モーションの反復」「モチーフの変転」「原画と動画」といったアニメーションの特性を、媒体の命題として掲げている。また、その活動は短編映像作品にとどまらず、フリップブックとキネティック・アートを組み合わせた最新作では、彫刻的要素も取り入れられ、アートとアニメーションの境界を横断する新たな表現が試みられている。
本講演では、静岡文化芸術大学のブルベス・ジェローム氏を聞き手として、榊原氏のこれまでの作品とその創作過程、そしてアニメーションと現代美術の境界を行き来する創作活動についてお話しいただく。

ゲスト紹介:
榊原 澄人(さかきばら すみと)
1980年 北海道十勝生まれ。15歳で渡英後、2003年文化庁芸術家海外派遣生として英国王立美術大学院(Royal College of Art)アニメーション科修士課程を修了。 長野県北信山麓在住。国内では、文化庁メディア芸術祭大賞受賞作品「浮楼」、DOMANI展(2015)にて注目を浴びた「É IN MOTION No.2」、スパイラル30周年記念展「スペクトラム」で発表された「Solitarium」をはじめとするアニメーション映像作品で知られ、美術館やギャラリー展示など現代美術の文脈でも活動を広げる作家。2021年長野県立美術館改装後初のこけらおとしの展覧会として発表された作品『飯縄縁日』は26mのパノラマ投影インスタレーションとして現在も常設展示されている。

◎研究発表(2件)

「当事者」から考えるクィア映画上映空間
和田 栄美 (名古屋大学大学院人文学研究科映像学分野・専門 |博士前期課程1年)
要旨:
クィア理論とアイデンティティポリティクスの間に存在する「クィアジレンマ」や、英語圏のクィア理論をどの程度まで日本社会のクィア的実践を考える上で参照すべきかに関しては、様々な議論が展開されてきた。本発表では、日本語特有の「当事者」という言葉をキーワードに、「セクシャルマイノリティ当事者」を脱構築に解釈する場としてクィア映画上映空間を捉え直し、その空間から派生するネットワークや親密圏の形成について考察する。

『コンフィデンスマンJP』に見るポストフェミニズム:新自由主義経済とフロネシス
渡邉 ゆき(オタゴ大学人文学部 メディア・フィルム・コミュニケーション学科|講師)
要旨:
本発表は、ポストフェミニズムの見地から最近の映画三部作『コンフィデンスマンJP』(2018年、2020年、2022年)の女性主人公像を検証する。詐欺師3人組のリーダーであるダー子(長澤まさみ)は、「フロネシス」(Kupfer, 2023)の概念を体現する実践的な知恵を駆使し、国内外の悪徳詐欺師やマフィアから大金を奪いながら、バブル時代のような派手な生活を楽しむ。戦中戦後の男性中心社会が築いた日本の国際的地位が衰退する中、この女性像を通して、新自由主義経済とその歪みの中で生まれた女性への期待と不安を考察する。

◎補足情報
日本映像学会中部支部 幹事会
※幹事メンバーのみ
会場:オンライン(Zoom)
時間:12:30 – 13:00

2024年度 | 日本映像学会 中部支部 | 第2回研究会

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研究会は学会員でない方も聴講可能です。
興味がありそうな方に、お知らせいただければ幸いです。

ただし、今回はオンライン開催のため、中部支部会員以外の方は事前登録をお願いしております。下記より事前に登録いただくようにご案内ください。
https://forms.gle/jp1Bt4eS1w3nmQPb9

以上、よろしくお願いします。

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日本映像学会 中部支部事務局
email: msaitonuas.ac.jp (齋藤)

第3回東部支部研究発表会開催のお知らせ【12月21日】

日本映像学会東部支部では、下記のように、研究発表会を開催いたします。会員の皆様のご参加をお待ちいたします。

第3回日本映像学会東部支部研究発表会

日時:2024年12月21日(土)13時~
会場:東京工芸大学芸術学部1号館2階、1204教室
(東京都中野区本町2-9-5)
主催:日本映像学会東部支部
お問い合わせ:西村安弘(東部支部代表理事・東京工芸大学)
nishimurimg.t-kougei.ac.jp

プログラム
①13:10 発表者:WU YINGWEI(日本大学大学院芸術学研究科芸術専攻博士後期課程)
「田中登『実録阿部定』考察〜「純真な女」から「妖女」へ流動するファムファタール〜」
②14:00 発表者:白嗣民(東京工芸大学大学院研究生)
「篠田正浩の『美しさと哀しみと』におけるレズビアン表象 語りの手法とジェンダー・パフォーマティヴィティについての考察」
③14:50 発表者:・氏名:GONG ZHU(東京工芸大学大学院芸術学研究科博士後期課程)
「誰がスオミの話をするのか 『スオミの話をしよう』の精神分析的考察」

※発表時間30分:質疑応答10分