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会報第154号を発行しました。

会報第154号(2011年4月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter154
会報第154号


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関西支部第62回研究会【3月12日】

日本映像学会関西支部第62回研究会(3月12日)のお知らせ

下記の通り日本映像学会関西支部第62回研究会を開催いたします。
会員の皆様には奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。

日時:平成23年3月12日(土) 午後2時より
会場:神戸芸術工科大学 8号棟8216教室 
※大学正門のスロープを上り、右手にある白い2階建ての建物の2階です。

研究発表1:「『ザ・シンプソンズ』が映し出すアメリカ社会」
発表者;永田彰子(関西学院大学大学院、社会学研究科前期課程)
要旨:なぜ『ザ・シンプソンズ』は長期間放映されているのか。この作品はシンプソン一家の日常生活を通してアメリカ社会の抱える問題を一貫して描いている。このことが、視聴者の共感を得ているのではないかと考えられる。本発表では『ザ・シンプソンズ』の作品分析、つまりシンプソン一家の夫婦間、親子間、地域、社会とのかかわり方の分析をおこなう。そして、アメリカ社会を映し出すアニメーションの意義と意図について検討をおこない、『ザ・シンプソンズ』がアメリカ社会の抱える問題をどのように取り上げているかを明らかにすることが目的である。

研究発表2:「石ノ森章太郎『絵コンテ漫画』に見るまんがと映画の関係」
発表者:山本忠宏(神戸芸術工科大学、まんが表現学科)
要旨:「映画の絵コンテは即、ストーリー萬画になり得る」として描かれた、石ノ森章太郎の『仮面ライダー絵コンテ漫画』(1979年、講談社)を取り上げ、まんがと映画の関係について検証する。対照に浦沢直樹の作品を置き、「絵を描く」という点でまんがと映画の共通作業である「ネーム」と「絵コンテ」に着目し、制作のプロセスにおける両者の相違を考察する。

神戸芸術工科大学 まんが表現学科/映像表現学科
〒651-2196 神戸市西区学園西町8-1-1 Tel 078-794-2112
アクセス:JR、阪急、阪神の「三宮」駅より、神戸市営地下鉄(西神・山手線/西神中央行)に乗換え。「学園都市」駅下車。(三宮から約23分)
詳しくは http://www.kobe-du.ac.jp/about/access/
学内マップ http://www.kobe-du.ac.jp/about/campus_map/

日本映像学会関西支部事務局
〒585-8555大阪府南河内郡河南町東山469
大阪芸術大学映像学科内
Tel: 0721-93-3781(内線3327)


報告:会報第154号(2011年4月1日)3頁

2010年度第4回映像教育研究会【3月29日に変更】

日本映像学会映像教育研究会
“アニメーション制作”教育に向けた教科書について

「映像教育研究会」開催日程の変更について
先にお知らせいたしました映像教育研究会の日程を、3月29日(火)に変更いたします。
ご出席を検討して頂いておらえる方には、直前の日程変更で大変恐縮いたしますが、ご理解を頂ければ幸いです。
その他に付きましては、先にお知らせいたしました内容と変更はありません。

日本映像学会「映像教育研究会」開催のお知らせ

映像教育研究会29MAR2011_PDFチラシ日本映像学会「映像教育研究会」では、映像に関わる教育や人材育成をテーマに研究会を開催して来ておりますが、下記により今年度の研究会を開催いたします。学期末、また年度末でご多忙かと存じますが、学会員を始め映像教育に関心のある皆さまのご参加を頂けましたら幸いです。宜しくお願い申し上げます。

テーマ:「“アニメーション制作”教育に向けた教科書について」
コーディネーター:為ヶ谷秀一(映像教育研究会代表、女子美術大学大学院教授)
スピーカー:
佐久間義彦氏(全国放送関連派遣事業協会専務理事)
三上浩司氏(東京工科大学メディア学部講師)
かわなかのぶひろ氏(映像作家)

内容:
日本動画協会が編集・発行している「アニメの教科書」を参考資料として、学校教育現場におけるアニメーション制作の指導に資するカリキュラム作成や指導の内容・方法等について、広く映像に関する専門的知見から映像教育に向けた議論を行い、映像の教科書に求められる要件等を抽出し、今後の“アニメーション制作”のための教科書を考える場とする。
(「アニメの教科書」:日本動画協会発行アニメ産業界の視点で作り上げたアニメ制作入門書)

日時:2011年3月29日(火) 14:00 – 17:30 ←日程がこちらに変更になりました。
会場:女子美術大学杉並キャンパス 6号館4階
14:00~15:00 学生を対象にした模擬講座(2つのセッション)
15:30~17:00 研究会ディスカッション
定員:30名

主催:日本映像学会映像教育研究会
【参加申し込み】下記まで (氏名、所属、E-mail)
女子美術大学大学院 為ヶ谷秀一研究室 宛
E-mail:tamegaya01013@venus.joshibi.jp


報告:会報第156号(2011年10月1日)38頁-39頁

中部支部第3回研究会【3月5日】

中部支部2010年度第3回研究会(3月5日)のお知らせ

日時:2011年3月5日(土)午後2時~5時40分頃まで
会場:中京大学 八事キャンパス センタービル(0号館)0705教室

○第一部 研究発表(午後2時~3時20分頃)

・楊 紅雲 会員(名古屋外国語大学 非常勤講師)
【題名】中国映画流通市場における目下の急務
―配給体制の市場化と海賊版の撲滅
【要旨】目下の中国映画産業は流通面において、その発展を大きく阻害している主な要素として、まず考えられるのは政府による配給市場の独占と海賊版DVDの続出である。
前者は配給市場のアンバランスを招き、後者は製作コストの回収に大きな影響をもたらした。製作体制の改革を行うと同時に、配給体制の市場化と海賊版の撲滅は、健全な映画流通システムを構築する上で最も重要な課題であり、政府にとって目下の急務でもあると言える。

・幸村 真佐男 会員(中京大学情報理工学部)
【題目】素数映画その1 n進法による素数分布の可視化
【要旨】
ウラムの螺旋の事を素数な年の2011年の新年に知った。それで以前から気になっていた素数進数で素数分布を表現するとどうなるかを確かめてみた。特に1471進数で表現された素数分布に合成数と素数バンドともいうべき45度の角度の縞模様が現れた。

○第二部 学生作品プレゼンテーション(午後3時30分~5時40分頃)
参加予定校
・中京大学
・名古屋市立大学
・名古屋学芸大学
・名古屋大学
・静岡産業大学
・IAMAS
・愛知県立芸術大学

○会場へのアクセス
会場へは公共交通機関でお越し下さい
[交通アクセス]中京大学八事(やごと)キャンパス
名古屋市営地下鉄 八事(やごと)駅5番出口 徒歩0分
(アクセスマップ)
http://www.chukyo-u.ac.jp/information/access/index.html
[会場の教室]センタービル(0号館) 0705教室
八事駅5番出口直結のビルで7階へお越し下さい
(キャンパスマップ)
http://www.chukyo-u.ac.jp/information/facility/g1.html
———————-
日本映像学会中部支部
http://jasias-chubu.org/
担当 池側隆之
〒464-8601 
名古屋市千種区不老町
名古屋大学大学院国際言語文化研究科
メディアプロフェッショナル論講座内
tel/fax:052-789-4348(研究室)


報告:会報第154号(2011年4月1日)4頁-5頁

総務委員会報告

総務委員会の仕事と課題
岡島 尚志

日本映像学会には、研究企画委員会、機関誌編集委員会および総務委員会という三つの委員会が置かれています。二年に一度行われる選挙によって選ばれた理事(一部会長推薦)は、この委員会のいずれかに所属して、会長および執行部の指導のもと、会務を分掌し、全体として、当学会が掲げるさまざまな目標を実現し、会員の研究環境を向上させ、会員間また国際・学際間の交流を促進し、期待される社会的な使命を果たすように努力しています。実のところ、学会の本則たる会則には委員会を規定する条項はありませんが、理事にとってこうした委員会の仕事が、会員の負託を受けた大切な任務であることはいうまでもありません。
総務委員会は、学会の管理運営に関する基本的な実務を担っており、他の委員会のもつ研究的・学問的性格に比べると、事務的、経理的あるいは法務的な側面が強いのが特長です。いわば、学会の「決まりと金銭」とを所掌する当委員会にとって、選挙と会費をめぐる諸問題は常に最大の関心事としてあります。「決まりと金銭」のほかに、委員会が重点的に取り組むのは、広報と連絡調整です。とりわけ広報は、学会の将来にわたる伸張に深くかかわるものですから、積極的な展開が求められていますし、連絡調整については、学会の多様な研究会活動・支部活動また学会誌の出版にかかわる諸活動について、公平かつ合理的な視点で臨む必要があります。
今期の総務委員会(名簿は別頁参照)は、そうした委員会の基本理念を踏まえながら、下記の点について早急かつ具体的な方策を講じていくことで一致しています。

●   ウェブサイトの充実
ウェブサイトについては、会報の大幅な電磁化の実現を含む新たなホームページが開設されましたのでご覧ください(URL: https://jasias.jp)。当学会の「顔」であるこのウェブサイトが多くの会員に利用され、学会の存在を広く内外に知らしめ、さまざまな利用が可能となる親しみやすい情報プラットフォームとして成長していくことを期待しています。

● 会費未納者の極少化
会費の未納が、学会の経営的基盤を揺るがしかねない大きな問題であることはいうまでもありません。理事会では、来年度の会費納入時から銀行等による自動引き落としを全会員にお願いすることを決議しました。どうぞご理解のほどお願いします。また、累積未納会費のある方は、早急な支払いをお願いいたします。

●  投票率の底上げ
現在、約855名の会員を擁する当学会が、民主的かつ効率的に運営されるためには選挙における投票率の底上げがぜひ必要です(先回選挙では投票率が17.6%でした)。このためには会員間の啓発が有効ですが、委員会では、それ以外に何ができるのか検討中です。

日本映像学会をよりよいものにするために、皆様のご意見をお待ちしています。

(Hisashi Okajima/総務委員長)

December, 2010

会報第153号を発行しました。

会報第153号(2011年1月1日)を発行しました。
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JASIAS_NewsLetter153
会報第153号

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第37回大会(2011年)について

第37回大会(2011年)は、北海道大学を主催校に「イメージの虚実」をテーマとして、5月28日(土)・29日(日)に開催されます。

会員発表申し込み方法や締切り等につきましては、2月中旬に実行委員会より会員宛に郵送される大会第二通信ならびに第37回大会ホームページ http://jasias37hokkaido.x0.com/ にてお知らせ申し上げます。

西部支部研究例会【12月11日】

下記の通り日本映像学会西部支部研究例会を開催いたします。
会員の皆様には奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。

日時:平成22年12月11日(土)15:00~18:00
会場:九州大学大橋キャンパス5号館531教室(3階)
交通アクセス:西鉄大牟田線、大橋駅から徒歩8分
会場ホームページ:http://www.design.kyushu-u.ac.jp/
問い合わせ先:092-553-4514(支部事務局/伊原まで)

研究発表1:「独裁者(1940)におけるトーキー独自の表現手法の分析」
発表者:川尻大輔・中村滋延(九州大学大学院 芸術工学研究院)
要旨:チャップリン初の完全トーキー作品《独裁者》では、サイレント作品ではなし得なかったトーキー独自の表現手法が使われている。今回はその中から台詞と環境音に注目し、5つの場面の分析及び考察を行う。

研究発表2:「デジタルカメラを利用した映像制作について」
発表者:岩田 敦之(西日本工業大学 デザイン学部 情報デザイン学科)
要旨:デジタル一眼レフカメラに動画撮影機能が追加され、様々な場面で使用されようになっている。多様なレンズや浅い被写界深度等、デジタル一眼レフカメラならではの表現を活かした作品制作を通して、映像撮影機材としての効果の検証を行った。作成した映像作品の上映と解説を行う。

研究発表3:「多様な条件下での2眼式立体映像制作支援に関する研究」
発表者:石井達郎(九州大学大学院 芸術工学研究院)
要旨:デジタルアーカイブにおいて安全かつ臨場感のある立体映像を制作・呈示するための体系的な方法論を確立する。そしてエンターテイメントなど多様な条件においても立体映像制作を効率的に支援できるツールの開発を目指す。

——————————-
日本映像学会西部支部
代表 中村滋延
〒815-8540福岡市南区塩原4-9-1
九州大学芸術工学府内
TEL:092-553-4514(伊原)
e-mail:ihara@design.kyushu-u.ac.jp
URL:http://www5.atpages.jp/~jasiaswest/


報告:会報第153号(2011年1月1日)7頁

中部支部第2回研究会【12月10日】

下記の通り日本映像学会中部支部2010年度第2回研究会を開催いたします。
会員の皆様には奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。

●日本映像学会中部支部第2回研究会
日時:2010年12月10日(金)17時~19時半頃まで
会場:名古屋文化短期大学 A館3階アセンブリーホール

 

○第一部
17:00~17:45 研究発表とディスカッション

畑あゆみ会員(愛知県立大学他非常勤講師)
<非人称の空間>というユートピア:自主記録映画『沖縄エロス外伝・モトシンカカランヌー』(1971)における上映運動の試み
研究発表要旨
『圧殺の森―高崎経済大学闘争の記録』(1967)を皮切りに盛り上がりを見せた1960年代末から1970年代初頭にかけての独立プロによる自主記録映画運動は、小川紳介や土本典昭、東陽一ら岩波映画出身のいわば「プロ」の作家たちだけでなく、運動の大きなうねりに刺激を受け映画製作を始めた多くの「小川以降世代」の若手ドキュメンタリストたちによっても支えられた。本発表では、この新左翼運動と密接に連携した自主上映ブームのなかで、当時の若手製作者たちが自らの自主上映運動の「場」をどのように捉え、理想化し、そしてそこに集まる観客とどのように向き合おうとしていたのかという点を検証してみたい。

17:45~18:00 休憩

○第二部
18:00~19:30 講演とディスカッション
趣旨:映像作家で、研究者である講師を招き、ドキュメンタリー映画制作について話を聞くとともに、映画制作と国家(歴史・ネイション)の関わりについて考える。

講演者:慶応大学環境情報学部 専任講師 藤田修平氏
題名:「台湾でのドキュメンタリー制作~方法論、歴史・ネイションをめぐって~」
内容:
1)作品の紹介と内容、背景の説明
2)制作方法について(その問題点、課題など)
3)そこで考えたこと(国民国家、オーラルヒストリーなど)

藤田修平氏略歴(研究室HPより)
南カリフォルニア大学の大学院で映像制作を学んだ後、台湾で制作活動を始める。台湾での生活や体験を基にした長編映画「寧静夏日」はフィラデルフィア映画祭や釜山国際映画祭をはじめとして、世界各地の映画祭で上映された。その後、神奈川県に住まいを移し、第二次世界大戦中に日本で軍用機の生産に従事した約八千人の台湾の子供たちに関するドキュメンタリー「緑の海平線」をプロデューサーとして、郭亮吟監督と4年をかけて制作。2003年より慶應大学環境情報学部の専任講師を務める。

(アクセスについてのHPアドレス)
http://nfcc-nagoya.com/juken/gaiyo/access/index.html
地下鉄新栄駅から徒歩2分です。構内に駐車できるスペースがないので、できるだけ公共交通機関を使って来てください。(周辺にはコインパーキングが多数ありますので、お車でお越しの際はご利用ください。)
正面玄関から入りエレベーターに乗り、三階で降りてください。会場はエレベーター右手にある大講義室です。
*研究会終了後に懇親会を予定しています。
———————-
日本映像学会中部支部
http://jasias-chubu.org/

担当 池側隆之
〒464-8601 名古屋市千種区不老町
名古屋大学大学院国際言語文化研究科
メディアプロフェッショナル論講座内
tel/fax:052-789-4348(研究室)