関西支部第68回研究会【3月23日】

日本映像学会関西支部第68回研究会(3月23日)開催のお知らせ

下記の通り日本映像学会関西支部第68回研究会を開催いたします。
会員の皆様には奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。

日時:平成25年3月23日(土) 午後2時より
会場:花園大学 拈花館(ねんげかん)202教室

研究発表1:「広告マーケティングの変化による映画コンテンツの広告変化」
発表者:大阪芸術大学大学院 芸術研究科 芸術制作専攻 荒木慎太郎
要旨:現在、日本の映画製作方式の主流である製作委員会方式の成立により、映画というコンテンツは広告的要素を大きく含んでいる。広告においても近年のインターネットの普及によりマスマーケティング主体のAIDMAに加えAISASという消費行動モデルが電通から提唱されたように、マーケティングにもおいても大きな変化が見られる。この日本の映画製作方式の変化とマーケティングの変化を調査し、映画の広告としての要素と広告方法の変化を考える。

研究発表2:「植田正治の初期作品における空間構成」
発表者:武庫川女子大学 荒川美世子
要旨:植田正治(1913-2000)は独特の色調と空間構成で知られる日本の写真作家である。彼の作品は演出写真を主とし、その作風は彼の名前から「植田調(UEDA-CHO)」と呼ばれている。
本発表では彼の原点ともいえる初期(主に1930~40年代)の作品に焦点をあて、それらの空間構成を分析する。具体的には、初期の植田作品にみられる構図、形態、そして絵画作品から影響を受けたとされる作画、また彼が使用していた機材、時代背景の観点から考察し、「植田調」を構成する空間要素の解明を試みる。

花園大学 創造表現学科 075-811-5181(代表)
〒604-8456 京都市中京区西ノ京壺ノ内町8-1
アクセス:JR京都駅より、JR嵯峨野線「円町駅」下車 徒歩8分または市バス26・205「太子道」下車 徒歩5分
京阪三条駅より、京都バス61・62・63・64・65「西ノ京馬代町(花園大学前)」下車 徒歩2分
阪急西院駅より、市バス26・27・91・202・203・205「太子道」下車 徒歩5分
四条烏丸・四条大宮より、市バス26・91・203「太子道」下車 徒歩5分
詳しくは http://www.hanazono.ac.jp/access
キャンパスマップ http://www.hanazono.ac.jp/about/facility

以上

日本映像学会関西支部事務局
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