実験映画を観る会VOL.17
帯谷有理『台湾少年』8ミリフィルム上映会
『台湾少年』は、帯谷有理が1994年に発表した8ミリフィルムの長編映画である。作者が演じる主人公のユーリと彼とつきあう女性たちをめぐる悲哀の物語を、8ミリフィルムという表現媒体と重ね合わせていた。サウンドトラックに関する実験をおこなっており、作品の約半分が生フィルムをそのままつないだ黒味の画面である。黒味でも音声は続いていて、観客は音の存在を強く意識せざるをえない。1992年の『毛髪歌劇』がたいへん評判になった帯谷が、満を持して発表した自信作が『台湾少年』だった。前作ほどの派手さはないが、完成度は『台湾少年』のほうが高い。
日時:2026年1月10日(土曜日) 14時から上映
場所:小金井市中町天神前集会所
(〒184-0012東京都小金井市中町1丁目7-7) [https://www.mapion.co.jp/phonebook/M13007/13210/21331137107/]
武蔵小金井駅南口から徒歩約14分
参加資料代:1000円(当日現金でお支払い下さい)
参加は予約制です。予約フォームにご記入ください。
https://forms.gle/c1WYYFoKjd7Nyqyo8
【上映作品】
帯谷有理『台湾少年』8ミリフィルム、80分、ステレオ、カラー、1994年
【スケジュール】
13:45 開場
14:00~15:50 上映、解説
16:00~16:30 休憩
16:30 対談&質疑応答「『台湾少年』をめぐって」 (帯谷有理✕西村智弘)
17:00 終了予定
主催:日本映像学会 アナログメディア研究会
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8ミリフィルム小金井街道プロジェクト
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