2020年度 新規研究会登録申請について(応募締切:2020年8月26日12:00)

日本映像学会 会員各位

平素より日本映像学会の活動にご参加・ご協力いただき、ありがとうございます。
日本映像学会では会員のみなさまに活発な学会活動をおこなっていただくため、2020年度の新規研究会を募集します。
従来の研究会にない枠組みでのご活動を検討されている方、映像学への新たな視点をお持ちの方、是非ご申請ください。

なお本年度の新規研究会登録申請は、通年分の1回となります。新規研究会をご検討の方は、今回ご申請下さい。
同時に「研究会活動費助成」の申請をご検討の方は、こちらをご覧ください。

〆切は2020年【8月26日(水)12:00まで(厳守)】となっております。
みなさまのご応募お待ちしております。

日本映像学会 研究企画委員会

詳細のご案内や申請フォーマットは、以下よりダウンロードしてご使用ください。

2020年度_新規研究会登録申請について.pdf
新規研究会登録申請書.xlsx

2020年度 研究会活動費助成の公募について(応募締切:2020年8月26日12:00)

日本映像学会 会員各位

平素より日本映像学会にご参加およびご協力いただきありがとうございます。映像にかんする研究・活動の活性化を図るために、研究会が企画・運営する研究活動に対して研究会活動費助成の公募をおこないます。有意義と期待される研究活動や、継続的な研究活動を続けている研究会、および新規発足の研究会による研究活動の奨励を目的とします。「2020年度研究会活動費助成申請書」に必要事項を記入の上、応募期限までにご提出ください。
応募された「研究会活動費助成申請書」については審査委員会による研究・活動計画内容、実施の実現性などについて厳正な審査のうえ、助成対象となる研究・活動計画を決定します。

〆切は2020年【8月26日(水)12:00まで(厳守)】となっております。
みなさまのご応募お待ちしております。

日本映像学会 研究企画委員会

詳細のご案内や申請フォーマットは、以下よりダウンロードしてご使用ください。
2020年度研究企画委員会による研究活動助成について」.pdf
2020年度研究会活動費助成申請書」.xlsx
日本映像学会 研究会活動費助成 予算書」.docx
[参考]「日本映像学会 研究会活動費助成 決算報告書」.docx *研究会活動費の運用についての報告書式

日本映像学会第46回大会オンライン開催について(9/26-27)

2020年7月26日

日本映像学会第46回大会オンライン開催について(9/26-27)

日本映像学会
会長 斉藤綾子
第46回大会実行委員長 門林岳史

 7月2日付けの第47回通常総会報告で武田潔前会長からご報告がありました通り、延期された日程での第46回大会開催の可否につきまして、7月25日に開催された新理事会にて、大会実行委員会の提案を受けて慎重に検討いたしました。簡単ではございますが結果をご報告いたします。

1) キャンパス開催は中止
現在新型コロナウィルス感染が再び全国に広がっている状況に鑑みて、多くの会員の全国規模での移動をともなう催しの開催は学会の社会的責任の観点から許容できないだろうと判断し、キャンパスでの開催は断念いたしました。
2) オンライン開催の実施
会員にとって年に一回の大会が有する意義の大きさから、また技術的にも何とか実施可能であると考え、キャンパス開催の代わりに、オンライン開催で実施することに決定いたしました。
なお、通例、大会会期中に開催される通常総会はすでに郵送で行っているので、プログラムには含まれません。

開催日程は9月26日(土)、27日(日)を予定しております。具体的な実施形態については、会員ML、大会HPなどを通じて、大会実行委員会より会員の皆さまに通知いたします。オンライン開催という学会史上でも特例的な形態での大会になりますが、理事会・大会実行委員会としましては、できるかぎり会員の皆さまにとって有意義な大会となるよう努める所存です。何とぞご理解を賜りますようにお願い申し上げます。

以上

アジア映画研究会(第3期 第1回)開催のお知らせ【8月4日】

日本映像学会会員/アジア映画研究会会員 各位
「日本映像学会アジア映画研究会(第3期第1回)開催のお知らせ」

アジア映画研究会(第3期第1回/通算第34回)を下記のとおり、Zoomによるオンラインで開催します。

日時:2020年8月4日(火)18時~20時
(Zoomによるオンライン開催:事前申込制)
申込:7月30日(木)締切
下記URLより所定のフォームにご記入の上,お申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfdlAN3wFZCo3coXHJ6fMRhQ8Z1HZfpzV9sv3tOThCcX3UqSA/viewform?usp=pp_url
内容:
発表1:雑賀広海(SAIKA Hiromi/本学会員)
「シネマ・シティとツイ・ハーク――集団創作における監督」(40分+討議)

要旨:シネマ・シティは1980年に設立されると、またたく間に香港の映画市場を席捲した。それと同時期の1970年代末からは、香港ニューウェーブと呼ばれる運動が起きている。ニューウェーブ監督の多くは、配給網を持たない独立系の会社において映画製作を開始した。既存の映画産業の外部で製作をはじめた彼らには、反商業主義的な作家性と保守的な産業の変革が期待された。しかし、彼らが台頭しはじめた矢先に、シネマ・シティが劇場のスクリーンを支配し、独立系の会社が作品を公開する機会はきわめて限定されてしまう。こうして、1980年代に入ると、ニューウェーブは映画産業の内部に吸収されていく。その典型的な例が、ツイ・ハークのシネマ・シティへの加入である。
 以上のことから、シネマ・シティは1970年代末に期待された多様な映画製作の種を摘み取った会社として、否定的な評価を与えられることがしばしばある。また、作品の内容についても、物語やギャグが形式的で画一的であると批判される。その一方で、それまでの興行収入の記録を大幅に更新し、1980年代の香港映画産業を牽引した存在であることはまちがいない。本発表は、シネマ・シティの功罪について、ツイ・ハークを中心に再考する。とくに注目するのが、集団創作というシネマ・シティの製作スタイルであり、監督個人の判断で撮影することは厳しく禁じられていた。そのために、ツイ・ハークは数年で脱退することになるものの、集団創作の経験は有益だったとも述べている。それはどのような点で有益でありその後の製作でも参照されたのか。作家主義とは相反するようなシネマ・シティの集団創作が、ツイ・ハークや1980年代の香港映画産業に与えた影響を探る。

発表2:晏妮(YAN Ni/本学会員)
「映像空間はいかに歴史の時間と記憶を表象するのか――『ドキュメンタリー作家王兵 現代中国の叛史』を読む」(20分+討議)

要旨:王兵を論じる最初の日本語著書が刊行された。本発表は『映画芸術』に書いた拙文を基に、四部からなる本書の構成と書き手たちがどのように王兵を捉えているのかを簡単に紹介する。被写体から個人の記憶を最大限に引き出して映像によって歴史を記録してきた王兵。彼の歴史に向き合う姿勢、被写体との関係性を考えた上で到達した映像テクニックについても言及する。

8月座長:韓燕麗(HAN Yanli/本学会員)

アナログメディア研究会主催:リモート開催による研究会『コロナ状況下における実験映画活動〜東京/ニューヨーク』【7月12日】

リモート開催による研究会
『コロナ状況下における実験映画活動〜東京/ニューヨーク』
ゲスト: 西川智也氏(実験映画作家・ニューヨーク州立大学ビンガムトン校助教授、NY在住)
主催:アナログメディア研究会
日時:2020年7月12日(日)11:00〜12:30(予定)
場所:ZOOM開催、定員20名

ZOOMを使った遠隔での研究会を開催します。
参加希望の会員の方は、メールでお申込下さい。(定員20名)
内容は以下の通りです。
(1)日本以上に深刻なコロナ感染状況下にあるアメリカでの実験映画作家たちの活動についてのレポート。NYと東京などの制作/上映の様子について情報交換。
(2)映像教育において、主にフィルムでの実習などを行う西川氏や研究会メンバーが、コロナ状況下でどのように実習授業を展開しているか等、現状の情報交換。
(3)リモート開催イベントも含め、今後どのような活動が可能か等、自由に語り合う。

お申込先
distortedcinema-webyahoo.co.jp(太田曜)
折返し、ZOOMのアクセス先をご連絡いたします。
※当日は質疑応答時を除き、マイクおよびカメラをオフ(ミュート)の状態でご参加下さい。