日本映像学会第50回全国大会(九州産業大学)大会参加申込ページのお知らせ【5月24日〆切】

日本映像学会会員各位

日本映像学会第50回大会(於:九州産業大学、2024年6月1日、2日)の参加申し込みのページがアップされました。
参加申し込み締め切りは、2024年5月24日となっております。
今大会は、5年ぶりの対面での懇親会も予定しております。

大会参加・懇親会参加の申し込みのURLは下記の通りです。
https://jasias.jp/eizo2024/apply

参加申し込みに際して幾つかの留意点があります。
・参加区分で「正会員」「正会員(学生の資格を持つ方)」のチェックボックスがありますので、忘れずにチェックしてください。
 正会員で学生の資格を持つ方は、大会当日窓口で必ず「学生証」を提示してください。

多くの会員の皆様の参加をお待ちしております。

日本映像学会第50回大会実行委員会
kyusan-conventionjasias.jp

アナログメディア研究会主催:実験映画を観る会 vol.8【3月31日】

実験映画を観る会 VOL-8
伊藤隆介特集上映
●2024年3月31日(日)14:00~
●場所:小金井市中町天神前集会所   
〒184-0012 東京都小金井市中町1丁目7-7
https://www.mapion.co.jp/phonebook/M13007/13210/21331137107/
(武蔵小金井駅南口から徒歩約14分)
●参加資料代1,000円(当日現金でお支払い下さい)
●参加は予約制です。
予約フォームにご記入ください。
https://forms.gle/MrgZurWShAyf5sQVA
上映作品の詳細なども研究会face book twitter にアップ予定
●スケジュール
13:45 開場
14:00~16:45 上映&解説
16:15~16:45 休憩
16:45~17:30 トーク&質疑応答 伊藤隆介 水由章
実験映画を観る会は、フィルムで制作された実験映画をフィルムで上映することをコンセプトに、これまで7回行ってきた。第8回目は、実験映画作家、美術家、伊藤隆介作品の上映。全て16mmフィルムで作られた作品で、16ミリフィルム映写機で上映。上映と作家伊藤隆介による解説、水由章とのトーク&質疑応答が予定されている。
●上映プログラム (全89分)
『版 #2, #1 及び#3』(1999/4分)
『版 #9, #6, #7, #11, #5 及び#8』(1999/8分)
『版 #13, #14, #12, #5 及び#10』(2000/7分)
『版 #15-18』(2001/7分)
『版 #19-22』(2003/3分)
『Songs (版 #23)』(2003/3分)
『版 #24 (回転体)』(2004/3分)
『Household Movie』(2005/4分)
『版 #26-29』(2007/8分)
『Flat, Split Reel』(2008/9分)
『版 #43-44(二枚舌)』(2009/9分)
『当映画館にて上映されます(V NASICH KINECH UVIDITE)』(2010/4分)
『悪魔との契約(Zmluva s diablom)』(2014/5分)
『私がスパイだったら(Breakdown; If I Were a Spy)』(2014/7分)
☆ 新作 『段差と性欲(仮題)』(2024/8分予定)
●プロフィール
伊藤 隆介(いとう りゅうすけ)
実験映画作家、美術家。北海道出身。東京造形大学で映像作家かわなかのぶひろに師事、その後、シカゴ美術館附属美術大学大学院修了(MFA)。映像と支持体等の物質性を主題に、『版シリーズ』などコラージュ手法の実験映画、ミニチュア等をライブビデオで投影するインスタレーション『Realistic Virtuality』などを制作発表。1980年代より「村雨ケンジ」名義でマンガ評論なども多数。
●主催:
日本映像学会 アナログメディア研究会
https://www.facebook.com/analogmedia/
https://x.com/analogmedia2022?t=dxNTS46fhNqdPnVCES_Jig&s=06
8ミリフィルム小金井街道プロジェクト
http://shink-tank.cocolog-nifty.com/perforation/
https://twitter.com/8mmfkkp

2024年度 研究会活動費助成の公募について(応募締切:2024年4月30日12:00)

日本映像学会 会員各位

 平素より日本映像学会にご参加およびご協力いただきありがとうございます。映像にかんする研究・活動の活性化を図るために、研究会が企画・運営する本年度の研究活動に対して研究会活動費助成の公募をおこないます。有意義と期待される研究活動や、継続的な研究活動を続けている研究会、および新規発足の研究会による研究活動の奨励を目的とします。「2024年度研究会活動費助成申請書」に必要事項を記入の上、応募期限までにご提出ください。
応募された「研究会活動費助成申請書」については審査委員会による研究・活動計画内容、実施の実現性などについて厳正な審査のうえ、助成対象となる研究・活動計画を決定します。

〆切は2024年【4月30日(月)12:00まで(厳守)】となっております。
みなさまのご応募お待ちしております。

日本映像学会 研究企画委員会

詳細のご案内や本年度の申請フォーマットは、以下よりダウンロードしてご使用ください。
2024年度研究企画委員会による研究活動助成について」.pdf
2024年度研究会活動費助成申請書」.xlsx
日本映像学会 研究会活動費助成 予算書」.docx
[参考]「日本映像学会 研究会活動費助成 決算報告書」.docx *研究会活動費の運用についての報告書式

2024年度 春期新規研究会登録申請について(応募締切:2024年4月30日12:00)

日本映像学会 会員各位

平素より日本映像学会の活動にご参加・ご協力いただき、ありがとうございます。
日本映像学会では会員のみなさまに活発な学会活動をおこなっていただくため、2024年度春期の新規研究会を募集します。
従来の研究会にない枠組みでのご活動を検討されている方、映像学への新たな視点をお持ちの方、是非ご申請ください。

〆切は2024年【4月30日(火)12:00まで(厳守)】となっております。
みなさまのご応募お待ちしております。

日本映像学会 研究企画委員会

詳細のご案内や申請フォーマットは、以下よりダウンロードしてご使用ください。
2024年度春期_新規研究会登録申請について.pdf
新規研究会登録申請書.xlsx

2023年度 西部支部研究例会・総会ご案内【3月13日】

【日本映像学会西部支部 2023年度 研究例会・総会ご案内(3月13日(水)開催)】

下記のとおり日本映像学会西部支部2023年度研究例会・総会・第50回大会委員会を開催いたします。
万障お繰り合わせの上ふるってご参加ください。

日時:2023年3月13日(水) 14:00~16:30
   (「研究例会」14:00~、「総会」16:00~)
場所:九州産業大学芸術学部17号館6階 デジタルラボ601
(九州産業大学アクセス https://www.kyusan-u.ac.jp/guide/summary/access.html

1)オキーフ グレッグ (福岡女学院大学 国際キャリア学科 准教授)

タイトル:Visual Sociology: Transforming the classroom through Project Based Learning

この論文では、プロジェクトベースラーニング(PBL)のフレームワーク内での視覚社会学の応用を明らかにしようとしています。
この1年間のコースの目的は、学生が自ら選んだ社会学的枠組みを用いて、簡潔なドキュメンタリー(6-7分)を制作することです。
コース全体を通して、学生はさまざまな学習レベルで取り組みます。最初に、彼らは社会学的概念を物語の構成に統合する能力を身につけます。
その後、ビデオ制作のスタイリッシュなアプローチを開発し、視覚的、質的、量的データを収集します。
このプロジェクトの長期間の実施は、多くの学生にとって以前に長期的な取り組みに参加したことがないため、著しい挑戦を提供します。
そのため、このコースはコミュニケーションや時間管理などの重要なスキルの紹介として機能します。
プロジェクトの協調的な性質を考慮すると、効果的なコミュニケーションスキルが最重要視されます。
さらに、複数の締切が存在するため、学生はプロジェクトのタイムリーな完了を確実にするために時間管理に対する高い意識が求められます。
この論文は、このコースに直接参加した26人の学生の発言をまとめており、人間関係スキルと計画能力の明確な向上を示しています。
多くの学生が、将来の取り組みにおける経験の知覚価値を強調しました。これらの感情は、彼らの記録された発言で裏付けられています。
映像:15:26

2)八尋義幸(映画研究者)

タイトル:アジアフォーカス・福岡国際映画祭の達成と残したもの

アジアフォーカス・福岡国際映画祭は1991年から2020年まで、30年間にわたって福岡市で開催された映画祭である。
主催者はアジアフォーカス・福岡国際映画祭実行委員会であり、福岡市長をはじめ福岡市の大企業が実行委員会構成メンバーとなった。
福岡市が財政的な保証を行うことで安定した運営が行われた映画祭だった。
この映画祭は1991年当時の映画祭では珍しくディレクター制を採用し、日本を代表する映画評論家の佐藤忠男が1991年から2006年までディレクターを務めた。
映画祭の上映作品は、東は日本から西はトルコまでの広範囲なアジア地域の作品を選定し、日本語字幕だけでなく英語字幕を付けて上映された。
ベトナム、モンゴル、スリランカ、バングラデシュ、インド、イランなどアジアフォ-カス・福岡国際映画祭で日本初公開された作品は多い。
日本国内だけでなく国際的にも高く評価された映画祭だった。
また福岡市民主催による関連映画祭の誕生を促した事、映画祭上映作品を福岡市総合図書館が収蔵したことなど、他の日本国内の映画祭では見られない特徴ある映画祭でもあった。
本稿の目的はまず30年におよぶ映画祭の実績と特徴をまとめることにある。
その上で映画祭が終了した後の福岡市において継続して開催されている福岡市民による小規模な映画祭や、多くのアジア映画を収蔵している福岡市総合図書館の映画祭後の活動を見ることで、アジアフォーカス・福岡国際映画祭が福岡市に残したものを検証するものである。

 西谷 郁(西部支部研究会代表)
 連絡先 日本映像学会西部支部
 住所 〒815-8503 福岡市東区松香台2-3-1
 九州産業大学芸術学部内(趙瑞)
 e-mail jasiaswestgmail.com