アジア映画研究会(10月例会)開催のお知らせ【10月16日】

日本映像学会アジア映画研究会は10月例会として、
下記の神奈川大学主催国際交流イベント「物語る環境」を共催し、
諏訪敦彦氏、山城知佳子氏、章夢奇(ジャン・モンチー)氏をゲストにお迎えした
映画上映会+ディスカッションを開催します。(参加費無料・事前申込制)

開催日時:2022 年 10 月 16 日(日)10:00-18:00

会場:神奈川大学みなとみらいキャンパス 1F 米田吉盛記念ホール
(ディスカッションのみオ ンライン配信有)

プログラム(予定):
9:30 開場
10:00-12:30 開会の言葉、Screening 1
諏訪敦彦『風の電話』
13:20-14:20 Screening 2
山城知佳子『創造の発端 ―アブダクション/子供―』
山城知佳子『チンビン・ウェスタン「家族の表象」』
14:30-16:30 Screening 3
章夢奇(ジャン・モンチー)『自画像:47KM のおとぎ話』
16:40-18:00 Discussion「物語・環境・創作をめぐって」
登壇者:諏訪敦彦(映画監督/東京藝術大学大学院 )
山城知佳子(映像作家/東京藝術大学)
章夢奇(映画監督/振付家)[online participation オンライン参加]
司会:秋山珠子(神奈川大学外国語学部中国語学 科 准教授)
コメンテーター:村井まや子(神奈川大学外国語 学部英語英文学科 教授)
閉会の言葉

お申込み:
参加費は無料でどなたでもご参加いただけます。
参加には事前申し込みが必要です。
詳しくは下記の申込フォームをご参照ください。
https://storiedenvironmentsday2screening.peatix.com/

主催:神奈川大学国際交流事業

共催:日本映像学会アジア映画研究会、JSPS基盤研究(C)
19K00259「カルチュラル・アサイラム―中国インディペンデント・ドキュメンタリーの位相空間」(研究代表者
秋山珠子)、神奈川大学外国語学部

イベント詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kanagawa-u.ac.jp/event/details_25824.html

映像人類学研究会第3回研究会【11月12日】のお知らせ

日本映像学会映像人類学研究会第3回研究会(2022年11月12日)のお知らせ

下記の通り日本映像学会映像人類学研究会第3回研究会をオンライン(Zoom)にて開催いたします。会員に限らず多くの方の参加をお待ちしております。
「世界遺産」 『ニンガルー・コースト〜 300kmのサンゴ礁(オーストラリア)』(実尺およそ24分,2021,TBS)を題材に、「ウィズコロナ時代の海外取材の現況とこれから」を考える

概要:参加者の皆さんにはゲストスピーカー(杉井真一氏)が制作した上記の作品を事前に鑑賞して頂き、当日はこの作品における講演を杉井氏から頂き、その後、参加者で活発な意見交換、ディスカッションを行いたいと思います。

日時:2022年11月12日(土)14時00分〜16時00分
形式:Zoomを使ったオンライン開催(当該番組の映像を事前にご覧になってご参加下さい)
参加費:無料
どなたでも参加できます。学生さんも歓迎です。
出入り自由ですので、お気軽にお申し込みください。若手制作者、若手研究者の方で興味がある方も是非ご参加ください。

参加申し込み方法:下記 Googleフォームや映像人類学研究会宛のメールでお申し込みください。参加者リスト作成などの準備のため、締め切りは11月7日(月)0:00厳守とさせていただきます。
お申し込みを頂いた方には、「世界遺産」 『ニンガルー・コースト〜 300kmのサンゴ礁(オーストラリア)』を事前視聴して頂けるように順次、映像共有のURLをご指定のメール宛に送付させて頂きます。
Googleフォーム:https://forms.gle/VbvWC6cVTVPsorXu5
メールでのお申し込み、お問い合わせ: visualanthropology2021gmail.com

「世界遺産」 『ニンガルー・コースト〜 300kmのサンゴ礁(オーストラリア)』(実尺およそ24分,2021,TBS)*著作権上の配慮により、エンドクレジットを削除してしますので、最後の部分の終わり方に唐突感があることはご了承願います。
作品概要:オーストラリア大陸の西の果て。海岸を縁どるように、約300kmもサンゴ礁が続いています。裾礁としては世界最大のニンガルー・コーストです。浅瀬に育つサンゴが、ここにしかない風景を生みました。毎年3〜6月になると世界最大の魚ジンベエザメが500匹も集まってきます。一体なぜなのでしょうか?その鍵を握っているのもサンゴでした。またこの地の年間降水量は300ミリ足らず。乾燥した大地が広がっていますが、その地下には巨大な地底湖が広がっていました。
ねらい:この作品は、コロナ禍という要因から、担当ディレクターが現地に出向かない「リモートロケ」の手法で制作されました。コロナを経て多くの海外ロケが中止となったり現地に行けなくなったりすることで、映像制作の機会が大きく損なわれ、制作現場から離れてゆく制作者も少なくない中で、今回のゲストスピーカーの杉井氏は日々、海外ロケの手段を模索し続けている現役のディレクターです。杉井氏が制作した実際の番組を皆で共有し、制作にあたっての問題点や工夫についてお話を伺いながら、ウィズコロナ時代における取材、番組制作、研究をめぐるフィールドワークの課題について検討し、これからの映像フィールドワークの可能性について展望してみたいと思います。

ゲストスピーカー略歴
杉井真一 / テレビディレクター /(株)メディア・ワン
1980年生まれ。41歳。大学卒業後、(株)メディア・ワンに入社。民放の報道番組・情報番組を経てディレクターになる。主に企画VTRを担当し、TBS「みのもんたの朝ズバッ!」では、イギリス最新鋭駆逐艦や海上自衛隊最新鋭潜水艦への搭乗取材などを行う。30代半ばからは長尺番組の制作を担当し、 TBS『世界遺産』やBS11「世界の国境を歩いてみたら…」などの海外紀行・ドキュメンタリー番組を制作している。

司会:本研究会メンバー(田淵俊彦、中垣恒太郎)

式次第(予定)
14時00分〜 開会の挨拶、映像研究会のこれまで(第1回、第2回)の活動についての報告
14時15分〜 ゲストスピーカー・杉井真一氏による講演「ウィズコロナ時代の海外取材
の現況とこれから」
15時15分〜 参加者との意見交換
16時00分頃 終了

映像人類学研究会代表:田淵俊彦

アナログメディア研究会主催:実験映画を観る会 vol.1【10月16日】

実験映画を観る会 vol.1

2022年10月16日 日曜日

開場 12時40分
プログラム1 アメリカの実験映画     13時〜15時
休憩 15時〜15時30分
プログラム2 日本の実験映画その1.  15時30分〜17時30分

於:1小金井市中町天神前集会所
〒184-0012 東京都小金井市中町1丁目7-7
武蔵小金井駅南口から徒歩約14分
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-Zs8NitBrVqI//?utm_source=dd_spot&sc_e=sydd_spt_slo_p_ttl&lsbe=1

 〈実験映画を観る会〉は、フィルム作品をフィルムで上映し、解説とともに鑑賞する実験映画(アンダーグラウンド映画)の入門的な上映会である。1960年頃から松本俊夫は、〈実験映画を見る会〉を主宰した。実験映画の輸入される機会が少なく、国内でもほとんど制作されなかった当時、貴重な機会をつくった。今日、実験映画を見る機会は増えたが、フィルムで鑑賞する機会はほとんど失われている。フィルム作品はフィルムで上映することを前提につくられており、フィルムで上映してこそ本来の姿を現す。DVDやインターネットでは作品を観たとはいえないのである。〈実験映画を観る会〉は、フィルム上映という貴重な機会を提供するものだ。フィルムで体験することで、実験映画の神髄に触れてほしい。(西村智弘)

無料上映

講師:太田曜、西村智弘 

略歴: 
太田曜:実験映画制作、研究。日本映像学会アナログメディア研究会代表。
西村智弘:映像評論家。著書『日本のアニメーションはいかにして成立したか』(日本アニメーション学会賞、森話社、2018)、共編著『アメリカン・アヴァンギャルド・ムービィ』(森話社、2016)

プログラム1 アメリカの実験映画
74分

『ラジオダイナミクス』 オスカー・フィッシンガー 1942年5分 カラー サイレント
“RADIO DYNAMICS” Oskar Fischinger 1942 5min color silent

『ア・ムービー』 ブルース・コナー 1958年 12分 モノクロ サウンド
“A MOVIE” Bruce Conner 1958 12 min

『ラピス』 ジェームス・ホイットニー 1963〜66年 10分 カラー サウンド
“LAPIS” James Whitney 1963~66 10 min color

『オールマイライフ』 ブルース・ベイリー 1966年 3分 カラー サウンド
“ALL MY LIFE” Bruce Baillie 1966 3min color

『カストロ・ストリート』 ブルース・ベイリー 1966年 10分 カラー サウンド
“CASTRO STREET” Bruce Baillie 1966 10min color

『ごみ、エッジレター、スプロケットホールなどが現れる映画』
オーエン・ランド s/k/a ジョージ・ランドウ 1965〜66年 4分 カラー サイレント
“FILM IN WHICH THERE APPEAR SPROCKET HOLES , EDGE LETTERING , DIRT PARTICLES , ETC .”
Owen Land a/k/a George Landow 1965~66 4min color silent

『フリッカー』 トニー・コンラッド 1966年 30分 モノクロ サウンド
“THE FLICKER” TONY CONRAD 1966 30min

74 min

プログラム2 日本の実験映画
59分

『やまかがし』相原信洋 1972年 7分 モノクロ サウンド
『アートマン』松本俊夫 1975年 11分 カラー サウンド
『日没の印象』鈴木志郎康 1975年 24分 モノクロ サウンド
『LE CINÉMA・映画』奥山順市 1975年 4分 モノクロ サウンド
『休憩』谷川俊太郎 1977年 3分 カラー サウンド
『SPACY』伊藤高志 1980年 10分 モノクロ サウンド

59分

問い合わせ先
日本映像学会アナログメディア研究会 analogmediazoomgmail.com

主催:日本映像学会アナログメディア研究会
https://www.facebook.com/analogmedia
:8ミリフィルム小金井街道プロジェクト
http://shink-tank.cocolog-nifty.com/perforation/
協力:東京造形大学、阿佐ヶ谷美術専門学校

会報第195号PDF公開版を掲載しました。

会報第195号(2022年10月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。[ペーパーによる完全版は会員配布]

JASIAS_NewsLetter195

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会報への会員による投稿につきましては以下の投稿規定をお読みのうえ、末尾の連絡フォームによりご連絡ください。のちほど担当よりご連絡申し上げます。

日本映像学会 会報 投稿規定(2017年10月 理事会決定)

1.投稿資格

(1) 投稿の時点で正会員の資格を有していること。

(2) 投稿者本人が執筆者であること。共著の場合は、投稿者が筆頭執筆者であり、必ず他の共著者全員の承認を得た上で投稿しなければならない。

2.投稿内容

(1) 映像に関する研究を推進し、広く映像文化の向上に寄与するもの(「日本映像学会会則」第2章第4条にもとづく)。

(2) 未発表のもの。二重投稿は認めない。投稿者自身の既発表論文や口頭発表と関連がある場合には、そのことを必ず明記すること。

(3) 投稿者は、自らが著作権を有しない著作物や図版などを引用するに際しては、著作権法(第32 条第1項)が定める引用の条件に則って行なうものとし、必要な場合はその著作権所有者の許諾を得なければならない。

3.字数

(1) 字数は自由(1ページは2,400字程度・複数ページも可)

(2) 図版を添付する場合には、図版の大きさを文字数に換算し、全体の文字数に含める。

4.体裁

(1) 完成原稿であること。

(2) メール本文に、題名、執筆者名、住所、電話番号、Eメールアドレス、所属等を記すこと。なお、総務委員会が原稿を確認し、事務局からEメールで「原稿受付」の通知をする。

5.提出方法

(1) 電子データをメール添付で事務局に送信すること。

(2) メール本文にOSの種類とソフト名(Wordもしくはテキスト)を明記すること。

6.投稿先

E-mail: officejasias.jp

7.校正

著者校正は初校のみとし、以後は総務委員会が行なう。

8.著作権

会報に発表された研究報告等の著作権は日本映像学会に帰属する。他の著作に転載する場合には、事務的な手続きのため、事前に文書等で学会に連絡し、転載する際に、会報への掲載に関する基本的な書誌情報を明記すること。

9.締切

投稿は随時受け付ける。

10.その他

(1) 掲載の可否については、総務委員会が決定する(一部改稿を求めることもある)。また、「採否の通知」は事務局からEメールで送信する。

(2) 投稿原稿掲載部分はPDF電子版会報の内としてホームページ上で一般公開

以上