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会報第163号を発行しました。

会報第163号(2013年7月1日)を発行しました。
以下のPDFよりお読みください。

JASIAS_NewsLetter163
会報第163号

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関西支部第69回研究会【6月29日】

日本映像学会関西支部第69回研究会(6月29日)開催のお知らせ

下記の通り日本映像学会関西支部第69回研究会を開催いたします。

日時:平成25年6月29日(土) 午後2時より
会場:京都工芸繊維大学 60周年記念館1階記念ホール(中央東門を入ってすぐ)

研究発表1:飯村隆彦の自己言及的作品について
発表者:京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科 博士後期課程 望月由衣
要旨:飯村隆彦(1937-)は、1960年代から個人で映像作品を制作し、さらにパフォーマンスやインスタレーションも制作している。飯村の作品の多くは、映写機、スクリーン、観客など、カメラ、モニター、撮影者、被写体、視聴者全てをひとつのシステムとして捉え、映像の基本的な構成要素である構造を提示し明らかにするような作品を制作している。本発表では、飯村のヴィデオ作品、パフォーマンス、インスタレーションに見られる自己言及性を考察する。

研究発表2:「口パク」と「アゴパク」――庵野秀明総監督『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012)にみる作画表現
発表者:関西学院大学 松野敬文
要旨:本発表は、庵野秀明のアニメーション作品における作画表現のあり方を、特に「口パク」ならびに「アゴパク」と称される、セル・アニメーション特有のキャラクターの口もとの動きに焦点を絞って考察するものである。その題材として取り上げるのが庵野が総監督をつとめたアニメーション映画シリーズ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の第3作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012年11月17日公開)である。
 伝統的なセル・アニメーションと、その技法を引き継いだ現代日本の商業デジタル・アニメーションでは、キャラクターが発話するさいの口の動きは、一般的に「とじ口」「中あき口」「あき口」の3枚の「口セル」を用いた「口パク」と呼ばれる手法によって表現される。加えて、頭部のセルと口のセルとを別個に描く「口パク」の手法とともに、口の動きに合わせて下顎の輪郭線を動かす「アゴパク」の手法もまた、独自の発展を遂げてきた(「アゴパク」の名称は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 全記録全集』319頁における摩砂雪の記述に基づく)。
 本発表では、『Q』の登場人物の口の動きに対する考察を通じて、セル・アニメーションの技法的な限界ないしは様式的な特徴としてこれまで看過されてきた「口パク」ならびに「アゴパク」の手法の具体例を提示するとともに、それらを自在に駆使する庵野秀明のアニメ作家としての独自性について、実例を参照しながら検討したい。

京都工芸繊維大学 〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
             tel.075-724-7633(造形工学専攻 三木順子研究室 直通)
アクセス:京都市営地下鉄烏丸線 「松ヶ崎」駅 下車 徒歩10分
「松ヶ崎」駅からの地図 http://www.kit.ac.jp/02/matugasaki.html
キャンパスマップ http://www.kit.ac.jp/01/gakunaimap/matugasaki.html

以上

日本映像学会関西支部事務局
〒585-8555大阪府南河内郡河南町東山469
大阪芸術大学映像学科内
Tel: 0721-93-3781(内線3327)


報告:会報第164号(2013年10月1日)45頁-46頁

第32回映画文献資料研究会【7月6日】

第32回映画文献資料研究会のお知らせ

日本映像学会映画文献資料研究会では下記の如く研究例会を開催いたします。会員の皆様のご参加をお待ちしています。

日 時:2013年7月6日(土) 15時~17時
場 所:日本大学芸術学部江古田校舎東棟2階E204教室
     西武池袋線江古田駅下車 徒歩5分。

発表者:入江良郎会員(東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員)
テーマ:「吉澤商店主・河浦謙一の足跡をたどる」
 明治期最大の映画商社・吉澤商店はどこから現れ、どこへ消えたのか。現存する資料を紹介しながら、謎に包まれた商店の沿革や店主・河浦謙一の足跡を探ります。

問合せ先:〒176-8525東京都練馬区旭丘2-42-1
日本大学芸術学部映画学科内 
日本映像学会映画文献資料研究会代表 田島良一
TEL 03‐5995‐8220・8944

以上


報告:会報第164号(2013年10月1日)45頁

会報第162号を発行しました。

会報第162号(2013年4月1日)を発行しました。
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JASIAS_NewsLetter162
会報第162号

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関西支部第68回研究会【3月23日】

日本映像学会関西支部第68回研究会(3月23日)開催のお知らせ

下記の通り日本映像学会関西支部第68回研究会を開催いたします。
会員の皆様には奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。

日時:平成25年3月23日(土) 午後2時より
会場:花園大学 拈花館(ねんげかん)202教室

研究発表1:「広告マーケティングの変化による映画コンテンツの広告変化」
発表者:大阪芸術大学大学院 芸術研究科 芸術制作専攻 荒木慎太郎
要旨:現在、日本の映画製作方式の主流である製作委員会方式の成立により、映画というコンテンツは広告的要素を大きく含んでいる。広告においても近年のインターネットの普及によりマスマーケティング主体のAIDMAに加えAISASという消費行動モデルが電通から提唱されたように、マーケティングにもおいても大きな変化が見られる。この日本の映画製作方式の変化とマーケティングの変化を調査し、映画の広告としての要素と広告方法の変化を考える。

研究発表2:「植田正治の初期作品における空間構成」
発表者:武庫川女子大学 荒川美世子
要旨:植田正治(1913-2000)は独特の色調と空間構成で知られる日本の写真作家である。彼の作品は演出写真を主とし、その作風は彼の名前から「植田調(UEDA-CHO)」と呼ばれている。
本発表では彼の原点ともいえる初期(主に1930~40年代)の作品に焦点をあて、それらの空間構成を分析する。具体的には、初期の植田作品にみられる構図、形態、そして絵画作品から影響を受けたとされる作画、また彼が使用していた機材、時代背景の観点から考察し、「植田調」を構成する空間要素の解明を試みる。

花園大学 創造表現学科 075-811-5181(代表)
〒604-8456 京都市中京区西ノ京壺ノ内町8-1
アクセス:JR京都駅より、JR嵯峨野線「円町駅」下車 徒歩8分または市バス26・205「太子道」下車 徒歩5分
京阪三条駅より、京都バス61・62・63・64・65「西ノ京馬代町(花園大学前)」下車 徒歩2分
阪急西院駅より、市バス26・27・91・202・203・205「太子道」下車 徒歩5分
四条烏丸・四条大宮より、市バス26・91・203「太子道」下車 徒歩5分
詳しくは http://www.hanazono.ac.jp/access
キャンパスマップ http://www.hanazono.ac.jp/about/facility

以上

日本映像学会関西支部事務局
〒585-8555大阪府南河内郡河南町東山469
大阪芸術大学映像学科内
Tel: 0721-93-3781(内線3327)

機関誌国際版『ICONICS』第11号論文募集・投稿規定【締切6月30日】

『ICONICS』第11号論文募集のお知らせ
 
 日本映像学会では本学会の機関誌国際版『ICONICS』第11号に掲載する論文を募集いたします。本誌は学会員の研究 成果を世界へ発信するための場として、1987年に第1号が刊行されてから2010年までに10号が刊行されており、計80本近い論文が掲載されました。発行誌は国外の主要な大学・研究機関・研究者に配布されております。
 すでに『映像学』第88号における「『ICONICS』電子版の発刊について」でお伝えしましたとおり、2014年3月発行予定の次号から、インターネット上での発行のみとなり、紙媒体での刊行は行いません。また次号から招待論文を廃止し、それにと もない編集委員会における海外委員の枠をなくしました。さらに過去の『映像学』に掲載された優秀な論文を国外へ積極的に発信するため、翻訳論文を毎号1本掲載しておりましたが、次号より翻訳論文の数を3本に増やします(次号の翻訳論文 の選定は、『映像学』81号から88号までに掲載された論文のなかから、ICONICS編集委員による厳正な投票によって行わ れます)。選定された翻訳論文のネイティヴチェックについても、学会が必要に応じて経済的な助成を行うことができるようにいたしました。
 投稿方法につきましても改訂いたしました。電子メールで原稿ファイルをお送りいただくと同時に、プリントアウトしたものを4部郵送していただくという方法を新たに採用いたします。
 なお次号の『ICONICS』は、学会ホームページでの掲載のみならず、独立行政法人科学技術振興機構が構築した「科学技術情報発信・流通総合システム」(J-STAGE)への登録・公開なども検討しております。J-STAGEは、国内の電子版ジャー ナルが数多く公開されており、検索されるチャンスが増えるほか、海外の様々な電子ジャーナルサイトとの相互リンクも可能になります。
 電子化によって『ICONICS』はいままで以上に国際的な発信力を増します。学会員の皆様におかれましては、この機会に積極的なご投稿をお願いする次第です。

ICONICS編集委員会
(委員長)板倉史明
(委員)飯岡詩朗、加藤哲弘、兼子正勝、木村建哉、串山久美子、鈴木孝史、冨田美香、中村秀之、堀潤之、前川修
(オブザーバー)藤井仁子

投稿規定
1. 資格:日本映像学会会員
2. 内容:映像の理論・歴史・技術・応用に関する欧文で未発表の研究
3. 使用言語:英語・仏語・独語のいずれかとし、使用言語を母国語とする人に閲読してもらうことを原則とする。希望があれば編集委員会の方で閲読者を紹介することも可能(ただし、翻訳料等は投稿者負担)、希望者は映像学会事務局まで連絡されたい。
4. 分量:1万語(10,000 words)以内、すなわち誌面版組(70ストローク×42行)に換算して20枚以内。注・書誌等すべてを 含む。なお、2千字程度の日本語レジュメを添付すること。
5. 体裁:完成原稿であること。また、注は文末脚注とすること。なお、ICONICS編集委員会所定のスタイル・シートを用意し ているので、事前に学会事務局より取り寄せ、所定の体裁に沿って完成原稿を作成されたい(スタイル・シートは、学会のホ ームページhttps://jasias.jp/journal/iconics/instructions_iconicsからもダウンロード可能)。
6. 提出方法:電子メールでのデータ入稿と同時に、原稿のハードコピーを下記送付先に4部郵送することする。原稿データは、テキスト形式とワープロソフト形式(ワード、一太郎等が望ましい)で作成し、両ファイルをjasias@nihon-u.ac.jp宛てに添付ファイルにて送信すること。送信から1週間しても受領確認のメールが届かない場合は、映像学会事務局まで必ず連絡す ること)。原稿の表紙とレジュメには題名と総ワード数のみ記すこと。さらにメールの本文中に題名、執筆者名、住所、所属、 電話番号、Eメールアドレスを明記すること。電子メールもハードコピーも、締切日までに、ICONICS編集委員会に到着しなければならない。
7. 締切:2013年6月30日(必着)
8. 刊行:2014年3月31日
9. 採否:ICONICS編集委員会が査読の上で決定する。
10. 校正:著者校正は初校のみとし、以後は編集委員会がおこなう。
11. 著作権:本誌に発表された論文等の著作権は日本映像学会に帰属する。したがって他の著作に転載する場合には、事務的な手続きのため、事前に文書等で学会に連絡すること。
12. 原稿送付先:データ: jasias@nihon-u.ac.jp (日本映像学会事務局ICONICS編集委員会宛)
ハードコピー: 〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1 日本大学芸術学部映画学科内 日本映像学会ICONICS編集委員会宛
13. その他:インターネットでの公開に際して、掲載が決まった執筆者に対して、和文や英文のアブストラクト等の提出協力を求める場合がある。

以上
日本映像学会ICONICS編集委員会
〒〒176-8525
東京都練馬区旭丘2-42-1
日本大学芸術学部映画学科内

デジタルメディア研究会(2012年度第1回)【1月28日】

デジタルメディア研究会(2012年度第1回)
『デジタル映像の可能性』開催のおしらせ

謹啓
ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、日本映像学会デジタルメディア研究会では、
下記『デジタル映像の可能性』を開催いたします。

ご多忙かと存じますが、是非ご参加頂けましたら幸いです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

テーマ:デジタル映像の可能性
研究発表(ゲスト発表):
 松尾真由氏(東京大学・大学院情報学環)
 小倉愛未氏(東京大学・大学院情報学環)
 長谷川紫穂氏(埼玉大学・大学院文化科学研究科)
 磯部俊行氏(東京大学・工学部システム創成学科)
対談:井口壽乃会員(埼玉大学) + 河口洋一郎会員(東京大学、デジタルメディア研究会代表)

日時:2013年1月28日(月) 17:30~19:00
場所:東京大学本郷キャンパス 工学部2号館9階92B
〒113-8654 東京都文京区本郷7-3-1
キャンパスマップ http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_03_j.html
交通アクセスマップ http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html
お誘いあわせの上、ぜひお気軽にご参加ください

問い合わせ:
日本映像学会デジタルメディア研究会
〒113-0033東京都文京区本郷7-3-1
東京大学大学院情報学環 河口研究室
TEL:03-5841-2866
FAX:03-5841-2867

以上


報告:会報第162号(2013年4月1日)6頁-7頁

第6回クロスメディア研究会【1月26日】

第6回(2012年度第1回)クロスメディア研究会開催のご案内

第6回クロスメディア研究会を下記のごとく開催します。
会員の皆さんのご参加をお待ちしております。

講演者:曽我傑 氏(サウンドアーティスト)
開催日時 2013年1月26日(土)15:00-16:30
開催場所 東京工芸大学芸術学部 中野キャンパス 1102教室
www.t-kougei.ac.jp/guide/campus/access/#nakano
講演タイトル:『環境とカルティベイション』
講演内容
  1)作品概念の解体と新たな方向の模索
  2)モダニズムへの懐疑-自由体へのプロセスあるいはステップについて
  3)ムーヴメント創出-カルティベイション
  4)器官なき身体の理性
  5)前衛の触角でのみ真に物の平等を保障しうる
  6)環境認識の幅
  7)口語体芸術への指向
  8)即興芸術について
  9)時間の身体化と前衛の時間
10)芸術における動産、不動産の区別
11)ミニマリズムとモノ派
12)現代をネオ・マニエリスムとして眺める
13)質疑応答の時間-教育について

曽我傑 氏プロフィール
 15歳頃まで音楽の基礎を祖父と父から学ぶ。またピアノ奏法を佐々木房江氏に師事。後に作曲法(主に作曲一般論)を佐野清彦(作曲家)に、和声・対位法(主に中世における)を近藤譲(作曲家)に、ギター演奏法を小原安正、小原聖子、ナルシソ・イエペスに、リュート演奏を荒川孝一に師事。音楽表現を松本浩(元NHK交響楽団ホルン奏者)に師事。皆川達夫に中世音楽史(主にバロック、ルネサンス期のヨーロッパ音楽)を学ぶ。
 1971年~1975年の間、東京アメリカンセンターにてテリー・ライリー、NYにてジョン・ケージに「現代の作曲と可能性について」を学ぶ。
 1971年より2年間、北村実(早稲田大学文学部哲学科)の私塾にて、「唯物弁証法、弁証的唯物論、科学的社会主義論、ヘーゲルからマルクスへ、マルクス・エンゲルス全著作比較試論」などを学ぶ。
 1973年頃より佐野清彦、多田正美らと共に現代音楽作曲、演奏グループ「GAP」の活動を開始し様々な音楽の試みを行う。
 後に準法人活動体として「GAP WORKS」となり、オルタナティヴ・レーベルの活動を続ける。
 自身の音楽活動と並行して70年代より広く演劇、舞踏、ダンス、諸イベント、各地の芸術祭などに多角的に関与し今日に至る。
 特に70年代後半より劇場公演に活動をフォーカスし、同時にNYラ・ママ劇場、ロンドンICAスペース、シドニー・オペラ・ハウス等において劇場技術(音響、照明を中心に)を習得する。

 [問い合せ先]
日本映像学会クロスメディア研究会
代表 李 容旭      
〒164-8678東京都中野区本町2-9-5
東京工芸大学芸術学部映像学科  
lee@img.t-kougei.ac.jp
Tel&Fax 03-5371-2717  

以上

会報第161号を発行しました。

会報第161号(2013年1月1日)を発行しました。
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JASIAS_NewsLetter161
会報第161号

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