日本映像学会西部支部主催シンポジウムのご案内
シンポジウム・テーマ:
「ドキュメンタリー映像—語られること語るべきこと」
映像はあたかもそこに事実があるように私たちに語りかける。しかしながらそこにある事実は、過去のとある現象を限られた視点から記録したものであることも、また事実である。ドキュメンタリー映像は、これらの過去のイマージュの集合体を編集し構成することで、監督や作家のメッセージを形成する。それが監督や作家の本意であろうとなかろうと、ドキュメンタリー映像の重層的な意味と風景は、現実のメタファーとして観客に語られる。
今回のシンポジウムでは、福岡県八女市で活動を続けるドキュメンタリー映画監督の伊藤有紀氏と、映画プロデューサーの川井田博幸氏をパネリストに迎え、ドキュメンタリー映像の可能性と限界をそれぞれの立場からお話しいただきます。またそれらを起点として、映像と人、ひいては映像とこの世界との関係性を本質的に考察します。なお、伊藤有紀監督の「人情噺の福団治」が、シンポジウム翌日よりKBCシネマにて公開予定です。
パネリスト:
伊藤有紀氏(ドキュメンタリー映画監督)
川井田博幸氏(グループ現代・プロデューサー)
司会:黒岩俊哉会員(日本映像学会西部支部理事)
日時:2016年11月4日(金) 16:00〜18:00
会場:九州産業大学17号館6階 601教室(〒813-8503 福岡県福岡市東区松香台2丁目3−1)
対象:日本映像学会会員、学生、一般
入場料:無料
●九州産業大学では、11/3-11/6の期間、学園祭が開催されています。そのため人混みが予想されますが、下記の会場アクセスをご参照いただきご来場いただければ幸いです。
問い合わせ:
黒岩俊哉(092-673-5732)
kuroiwa@ip.kyusan-u.ac.jp
会場アクセス:http://www.kyusan-u.ac.jp/guide/map/access.html
会場は国道3号線の正門よりも、JR九産大前駅側の北門が近くなります。
https://jasias.jp/wp-content/uploads/2016/11/Bldg17_Kyusan-u.png
(1)天神からバス
「天神中央郵便局前」から、番号[21A]雁の巣レクリエーションセンター行き、または [26A] 赤間営業所行きバスにご乗車ください。都市高速を経由した後、3つめの停留所「唐の原(とうのはる)」で下車ください。
・北門は「JR九産大前駅」の側になります。
・乗車時間は19分。
・バス番号 [21] [26] の[A]の標記のないバスは、都市高速を経由しませんので余分に時間がかかります(23分)。
・(注意)福岡県筑紫野市に「塔の原(とうのはる)」という同じ読みの停留所があるため検索する際にはご注意下さい。
(2)博多からJR
「JR博多駅」より、鹿児島本線(門司港行き)普通列車に乗車。「九産大前駅」で下車。
・乗車時間は14分。
・急行は停車しませんのでご注意下さい。
以上
日本映像学会西部支部
〒815-8540
福岡市南区塩原4-9-1
九州大学芸術工学府内